画像生成AIと3Dモデリングのワークショップを実施
和洋女子大学のAIライフデザイン学部 AIライフデザイン学科は、2026年4月より開設した新しい学科です。AIライフデザイン学科1期生の1年生たちを対象に、ワークショップ「動物の3Dキャラクターをつくってみよう」を実施しました。この取り組みでは、地域の生物や自然環境について深く知り、生成AIでどう表現するかを学びました。指導教員は早岡英介教授です。
【写真】1期生たちによるワークショップがスタート!
このワークショップは、「緑と水の森林ファンド」による支援事業「画像生成AIと3Dモデリングによる森林環境教育手法の開発」(代表:AIライフデザイン学部 早岡英介)事業の「2.調査研究」にあたる「森林環境教育に関する調査研究」の一環として実施されました。
【写真】学科専用の教室、AI Link-Cubeでのワークショップの様子
本研究では、学生たちに地域の環境や生物に興味、関心を持ってもらうために、紙に描いたデッサンや、タブレットで描いた動物キャラクターのモチーフを、画像生成AI(Gemini、ChatGPT、Adobe Firefly等)を用いてまずはイラスト化しました。
【写真】イラスト化とモーションキャプチャでイラストを動かしていく様子
その後、立体的な造形を作るために、3方向から見たイラストを作成し、3DAIサイト(Meshy、Tripo AI等)を使用して3Dモデル化へ。最後はBlenderというソフトで形を整え、Webcam Motion Captureといったアプリケーションを用いて動きを与えます。キャラクターの動きは、Webカメラとモーションキャプチャを組み合わせて作り出しています。
また参加したAIライフデザイン学科の1年生たちは、3D造形から一歩進んで、『市川市史 自然編(通巻六)』という郷土資料を読み込み、身近な地域で暮らしている生物の地域内での絶滅や、外来種の増加状況などについて自分たちが伝えたい要素を整理しました。この情報整理には生成AIのGoogle NotebookLMを用いました。
今後は郷土資料の情報をもとにシナリオ台本を作成し、3Dの動物キャラクターに市川市の自然環境の現状を語らせるアニメーションを制作していきます。市川市の地形や田畑、公園といった緑地の地理的な環境を映像取材し、最終的にはアニメーションと実写の合成映像を仕上げる予定です。
【写真】学科専用のスタジオ、AI Link-Studioでの編集の様子
また、AIライフデザイン学科1年生たちが制作したアニメ作品は、市川駅の「シャポー市川」のイベントスペースにて2026年8月中旬以降に上映する予定です。どうぞ、お楽しみに!
さらに、このプロセスから生まれた成果として、市川市の関連Webサイトや郷土資料や論文等を読み込ませたAIキャラクターが音声と文字で回答するWebチャット「キックくん」を開発しました。
※このWebチャットは生成AI「Claude Fable5」で制作。今後、URLは変更される可能性があります。
本事業は、令和7年度「緑と水の森林ファンド」(公益社団法人・国土緑化推進機構)の支援を受けて2026年5月15日、18日、25日、6月10日、12日、24日、28日に実施しました。うち3回はデザイナーの長澤愛美講師をお呼びして、Blenderの講義をしていただきました。長澤先生、ありがとうございました。
6月中旬には和洋九段女子高等学校1年生17名の体験授業「和洋女子大学の学びにふれる日」の中で「動物の3Dキャラクターをつくってみよう」ワークショップも行われました。
