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こども 一般・地域

うらやす市民大学「地域の力を活かしてこどもを支える」を開催しました

11月15日、浦安市が主催する「うらやす市民大学」の秋期講座シリーズのうち、こども発達学科権泫珠教授による講座「地域の力を活かしてこどもを支える(1)(2)」が開催されました。シリーズ第5回・第6回にあたる今回は、さまざまな地域住民の力を活かした子育て環境づくりについて、「こども食堂」や「こどもと高齢者との交流事業」の取組等の事例をもとに、講義とワークショップを行いました。

うらやす市民大学:まちづくり活動を行うために必要な知識や技能を学び、市民自らが地域に貢献するまちづくりの担い手となり、活躍するための学びの場です。

【写真】権教授(左)を紹介する和洋女子大学の矢藤教授(右)

【写真】講師の権教授

講義では、全てのこどもの権利の尊重と実現が大人と社会全体の課題であり、様々な状況のこどもの存在を理解し、受け止め、支えることの大切さを学びました。こどもが安心して過ごせる居場所づくりを地域の力で進める活動として、「こども食堂」と「世代間交流」の事例を権教授が紹介。「世代間交流」とは、こども世代と高齢者世代が交流することであり、こども世代にとっては、親以外にも自分を受け入れて包み込んでくれる大人(祖父母や地域の高齢者など)の存在が大きな支えとなります。一方で、高齢者世代にとっても、こどもと触れ合うことで孤独感が和らぎ、脳の活性化にもつながるなど、双方の世代にとって良い影響が生まれるとのことでした。このような交流を、学生をはじめとした若い世代がつなぎ、さらに広げていく取組みが、今後ますます増えていくと良いとお話してくださいました。

後半は、前半の講義での学びを踏まえたワークショップが行われました。「こんな居場所、あったらいいね~ 創ってみたいね、わがまちに!」をテーマに、受講生が2つのグループに分かれてアイデアを出し合いながら話し合い、それぞれが考案した新しい居場所を発表しました。先生が講義でお話されていた「こどもをまんなかに」を軸に、「全世代型広場」や「校内カフェ」「公的スペースの活用」等の楽しいアイデアが出されました。

【写真】ワークショップの様子

【写真】付箋を使ったブレーンストーミング

【写真】受講生が発表する様子

【写真】受講生にお話しする権教授

こどもから高齢者までが心地よく過ごせる、新しい居場所のワクワクするイメージが生まれ、素晴らしい講座となりました。

講座の様子第1・2回目はこちらから

こども発達学科の学びについてはこちらから