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トピックス

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家庭科教育研究所主催「第2回 学生向け研修会」を実施しました

家庭科教員をめざす和洋女子大学の在学生2~4年生を対象に、「特別支援学校の教育現場で行われる家庭科の授業について実際に学ぶ研修会」を家庭科教育研究所が主催で開催されました。筑波大学附属聴覚特別支援学校の家庭科教員であり、和洋女子大学 家政福祉学科の卒業生でもある、奈良歩先生が講師として登壇。高等学校「家庭基礎」の高齢者領域の全4回の授業について、初回の授業の実演、そして残りの3回の授業について、高等学校での実際の授業の様子を映像で見せながら、特別支援学校ならではの授業方法について説明してくださいました。

家庭科教育研究所は、和洋女子大学の機関です。家庭科教育に関わる人たちが、その立場や分野を越えて協働する拠点として、家庭科教員の学び合いの場づくり、講演会・セミナー・研修会などの開催、情報交換・共有のネットワーク構築、教材の開発、ニューズレターの配信などに取り組んでいます。

【写真】講師の奈良先生

【写真】奈良先生の授業の様子

奈良先生は特別支援学校で教員になってから手話を覚えたそうで、手話を使いながら、少人数クラスでの生徒とのやりとりを大切にした授業をしてくださいました。学生の授業後のリアクションペーパーからは、授業の運営方法についての学びが得られたこと、特別支援学校で教員をするということについての興味関心の高まり等が見てとれました。
当日の参加学生は35名。参加できなかった学生からの要望で後日、当日の授業の動画配信も行いました。

和洋女子大学から巣立っていった家庭科教員は、奈良先生のように特別支援学校で家庭科教員をしている方もたくさんいます。また、普通科の家庭科教員だけでなく、専科の家庭科教員になる方もいます。家庭科教員といっても、様々あり、それぞれの特徴に合わせた家庭科の授業が行われているので、今後も家庭科教育研究所では定期的に学生向けの研修会を実施していく予定です。

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