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トピックス

在学生の方

2022年後期からの対面授業の全面再開について

和洋女子大学・和洋女子大学大学院の在校生の皆さんへ

COVID-19のパンデミックにより学内での対面授業の実施が制約されました。感染は一過性のものではなく、繰り返し、流行の波が襲ってきており、2022年度の前期においても完全な対面授業の実施までには至りませんでした。語学教育などの会話を中心とする授業は、遠隔の双方向授業で実施せざるを得ない状況でした。また、一部の受講者数の多い授業では、フィジカルディスタンスを維持するため教室での対面授業を見送り、配信型の遠隔授業(遠隔オンデマンド授業)で行うこととなりました。
COVID-19のパンデミックは、人流の増減により多少の感染者数の変化はありますが、2022年の8月時点においても全国の感染者数は高止まりの状況が続いています。今後もCOVID-19の感染は、当面続くことが十分に考えられます。
ただ、感染者数は増えていますが、緊急事態宣言は全ての都道府県で出ていません。また、現在、濃厚接触者の対応や感染者の把握方法の変更や見直しなどが政府では進められています。前期では8割程度の授業を対面で実施してきましたが、第7波に差し掛かった中でも学生の皆さんの協力や大学保健センター等の努力もあり、大学内でのクラスター感染は手指消毒、教室換気、食堂での黙食の励行などで予防することができました。

こうした状況から2022年度の後期の授業では、これまで通り必要な感染防止対策を継続しながら、2年間にわたり遠隔授業を実施してきた語学授業を含めて、授業および教育・研究活動の実施を本来の対面に戻すこととします。
一方で、遠隔オンデマンドの授業方式は、前期と同じく継続します。4月の履修計画を変更せず、できるだけ多くの学生が受講できるようにするためです。この2年間に整えた遠隔授業の蓄積については、これからも活用し、次年度以降も一部の授業では継続することとします。また、引き続き、COVID-19や濃厚接触による自宅待機に伴う欠席は、公欠・準公欠として扱います。授業によっては、遠隔リアルタイムでの中継等も行います。持病等で不安がある方は、いつでもご相談下さい。

後期の授業実施方法の詳細については、教務課から随時、学生・大学院生の皆さんに連絡いたします。引き続き、各自が感染対策を徹底し、自覚症状がある人が登校を控えることが大切です。特に、マスクを外した状態で会話しないこと(特に飲食時)、マスクをしていても長時間の会話を避けることを徹底して下さい。

和洋女子大学
学長 岸田宏司