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ソーシャルワークにおける就労支援サービスと更生保護を理解する「就労支援と更生保護」(授業紹介 No.6)

家政福祉学科では、社会福祉士資格の取得をめざせます。今回は、社会福祉士資格をめざす学生には3年次の社会福祉士課程科目となる「就労支援と更生保護」を紹介します。指導教員は髙木憲司准教授です。


【写真】講義の様子

この授業では、ソーシャルワーカーである社会福祉士として、ソーシャルワークにおける就労支援サービスを理解するとともに、労働・雇用・福祉の連携の在り方、さらに、更生保護制度を理解し、更生保護に関わる連携の在り方を解説し、考察を促します。
障害者や低所得者の就労の実態や関係機関の連携、さらには、罪を犯した人の背景や更生保護の実際の様子、関係機関の連携など、学生にとってはなかなか現場を見てイメージする機会が少ないものばかりなので、授業内では、動画視聴も多く取り入れ、具体的なイメージを持ってもらうことを重視しています。
講義を受けた学生たちからは、「動画を見て具体的にイメージができた」「制度の内容にまだまだ課題があると思った」など、ソーシャルワーカーの働きを理解し、実態を踏まえた意見が寄せられました。

 
【写真】髙木准教授の講義を真剣に聞く学生たち

7月27日の講義では、最終回の講義として、まとめを行いました。4年次に受験することとなる社会福祉士国家試験を意識し、国家試験と同様の5肢選択問題の形式を踏まえた解答の仕方、考え方、解答テクニックなども解説。2021年度入学生からは、社会福祉士養成新カリキュラムとなっており、旧カリキュラムとしては最後の授業となりました。
次年度からは「就労支援」部分は、「障害者福祉」や「貧困に対する支援」などに溶け込む形となり、「更生保護」は、新たに「刑事司法と福祉」という科目が立てられ、内容もかなり厚いものとなります。実際、刑事司法分野のソーシャルワーカーが増えてきており、今後、さらに職域が拡大していく可能性のある、要注目の科目です。

<髙木准教授よりのメッセージ>
次年度以降も、「刑事司法と福祉」を私が担当することとなりますが、引き続き、動画を使ったわかりやすい授業の工夫をしていきますので、ソーシャルワーカーをめざす学生の皆さん、一緒にがんばりましょう!

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