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国際

韓国・ソウル市立大学校での留学を終えて(在学生インタビュー 2)

小林奏音さん
国際学科3年生(取材時)
留学先:ソウル市立大学校(韓国)
留学期間:2021年9月より半年間

■韓国の魅力を教えてください
とにかく「食事が美味しい!」。そこが一番の魅力だと思います。日本でも韓国料理を食べられる場所は多いと思いますが、やはり本場は格別だなと改めて感じました。韓国人のお友達に教えてもらったお店に行ったり、アプリで評価の高いお店を調べて食べに行ったりして、食を楽しみました。そして、食事をしていると、韓国のお店の方から、親戚のおばさんみたいな感覚で「もっと食べな~!」とサービスをたくさんいただきました(笑)。韓国へ行く機会があったら、ぜひ、そのサービス精神たっぷりの接客も楽しんでほしいです!

■留学を決めたきっかけを教えてください
中学生の時から、韓国のファッションやドラマに魅了されていました。高校生になり、その熱が冷めず、「大学に入学したら絶対に留学する!」と思ったことがきっかけです。2年次の後期での留学を考えていましたが、新型コロナウイルス感染症の影響で、留学を断念。ですが、3年に進学する前に「留学に行けるかもしれない」と聞き、就活の時期と重なるため迷いましたが、やはり諦めきれず、3年次後期で留学することを決意しました。充実した留学生活を送ることができたので、あの時の自分に「良く決心した!」と言ってあげたいです。

■帰国前と帰国後の心境をお聞かせください
帰国前は、とにかく帰りたくない気持ちでいっぱいでした。半年の間に韓国語も段々と聞き取れ、話せるようになり、より韓国での生活の楽しさが増していたからです。そして、改めて「私は韓国という国が本当に好きなんだ!」と日々実感していました。帰国後は、余韻に浸っている暇もなく、すぐに就活の準備を始めたので忙しかったです。ですが、就活で、留学中にどんなことをしたかをしっかり自分の口で話せるように、学んだことや感じたことをまとめる作業を通じて、時々、余韻に浸りながら帰国後の日々を過ごしました。

■留学前後で、自分の中にどんな変化が生まれましたか?
留学を経験して、多様な価値観をしっかりと把握し、理解できるようになりました。留学前も、国籍や人種、文化の異なりがあることは理解していたつもりでしたが、やはり日本で生活する中だけでは、なかなか実際に感じることができていなかったと思います。ですが、留学を通して、国籍や文化、その特色を持つ人々と接することで、改めて、世界には様々な考え方があるということを理解することができました。常に自分を、そして日本を肯定化するのではなく、まずは相手の背景を知ることで、その人(国、文化など)の魅力を感じることができるのだなと思いました。今後も、多種多様な価値観を受け入れ、相手をまず第一に考えて行動していきたいです。



■大学での1日はどのようなスケジュールでしたか?
新型コロナウイルス感染防止対策のため、留学前半の授業はオンラインでした。そのため、授業はZoomで受け、その後、友達と合流して授業の復習を行ったりしていました。そして学食や大学近くのお店で食事をし、帰宅というスケジュールでした。ですが、後半の11月頃から対面での授業になり、友達やクラスメイトと頻繁に会えたことで、より充実した留学生活を送ることができました。また、大学の教授と学生とで、サムギョプサルを食べに行くなど、交流がより広がって、コロナ禍ではありましたが、感染防止対策に気をつけながら留学生活を楽しむことができました。

■休みの日はどのように過ごしていましたか?
休みの日は、ほとんど友達と一緒にいた気がします。せっかく留学に来ているのだから、家に一人でいるのではなく、とにかく外に出て生の韓国語を聴く努力をしました。基本的には、カフェで友達と勉強したり、買い物に行ったり。休講などで長い休みが取れたときには、ソウルから離れた地方にも旅行に行きました。

■ズバリ、韓国で一番好きなもの!
とにかく街の雰囲気が好きです!日本と似ているようで実は似ていないなと思いました。同じソウルでもその地域ごとに街の特色があり、カフェが賑わう場所、おしゃれな人たちが集う場所、市場での食べ物の屋台などが陳列している場所、それらの全ての雰囲気がとても好きです。

■韓国と日本の文化の違いや日常生活・考え方の違いで印象深いことは?
考え方の違いで、特に印象に残っていることがありました。日本人は思ったことを口にするのではなく「悟って欲しい」という感覚があるのかなと思います。ですが、韓国の学生や、様々な人々と接する中で、韓国では「口で言わなきゃわからない」という考え方があると感じました。「日本の『本音と建前』なんてもってのほか!」という感じでした。韓国ではとにかく自分の気持ちをまず相手に伝える、それが信頼関係を築く上で重要であると気づき、常に感情表現なども少し大げさにするようにしていた気がします。

■留学を考えている学生へメッセージ
とにかく、一歩踏み出してみて欲しいなと思います。私自身も、コロナ禍の留学、そして就活時期の3年次後期に留学する不安などから、行く決心をすることがなかなかできませんでした。ですが、「ずっと行きたいと言っていたのだから、応援するよ!」という両親からの言葉で決意することができました。今は一つも後悔していません。現地での言語の学び、そして世界中の人々との出会いは、留学だからこそ、できることだと思っています。留学に行く目的はなんだって良いと思います。そこで何がしたいか、何を得たいかを考え、「今いる場所より、もっと前に進みたい」と思ったら、ぜひチャレンジしてほしいです。

小林さんの留学レポートはこちらから

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