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大学院

2021年度 繊維学会賞の授賞式で和洋女子大学大学院生の論文が論文賞を受賞しました

6月4日、一般社団法人繊維学会主催の「2021年度(令和3年度)繊維学会賞他各賞 授賞式」で、和洋女子大学大学院 総合生活研究科 総合生活専攻 博士後期課程の玉利舞花さんの論文が、論文賞を受賞しました。論文賞は、繊維科学および繊維技術に関し、優秀な研究を行い、その業績をその年の繊維学会会誌に発表した研究者に授与されます。

 
【写真左】授与式の様子 【写真右】繊維学会会長の荻野賢司先生

受賞した論文は、一般社団法人繊維学会の論文誌「Journal of Fiber Science and Technology」に投稿した「生地および糸の気化熱測定法の開発と評価」(2021年77巻1号掲載)。その内容は、効果的に体温を冷却する方法として衣素材の気化熱に着目し、生地単位と糸単位での気化熱測定方法を新たに提案。また実際にそれらの手法を用いて綿や和紙繊維、化学繊維など様々な素材の評価を行い、生地の組織構造から繊維内部まで分析した結果について報告しています。

玉利さんは和洋女子大学 服飾造形学科を卒業後、和洋女子大学大学院へ進学。博士前期課程を修了し、現在、服飾造形学科の助手として勤務しながら、博士後期課程で研究を続けています。

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<総合生活研究科について>
和洋女子大学大学院 総合生活研究科では各専門領域での研究を学ぶ他、研究・教育現場や企業で活躍している社会人の方のスキルを体系化するための研究の場としての役割を果たすこともめざしています。家庭科教諭として活躍されている方はスキルアップとして家庭科の専修免許状を取得することができます。管理栄養士の高度専門教育の場としては、現場での実践経験の豊富な医師や管理栄養士による研究と教育を充実させています。

<服飾造形学科について>
和洋女子大学 服飾造形学科では、和裁や洋裁をはじめとするものづくりから、企画・デザイン・素材・コーディネート・ファッションビジネスなどを様々な側面から多岐にわたって学び、社会で活躍する人材をめざします。快適で高機能な衣服の設計や、衣服の身体に与える影響などについても学ぶ事で、多角的な視点から「ファッション」を創造する力を身に付けていきます。

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