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大学院

柳澤幸江教授と株式会社ロッテの共同研究に基づく、「咀嚼回数調査『ご当地噛む名産品』・全国『噛む力』調査」の調査結果が公表されました

和洋女子大学大学院 総合生活研究科 研究科長の柳澤幸江教授が、株式会社ロッテと共同で行った研究成果に基づく、全国47都道府県のご当地名産を対象とする咀嚼回数調査と、全国「噛む力(かむりょく)」調査の結果が発表されました。

①「ご当地噛む名産品」の咀嚼回数調査
本調査は、各都道府県のご当地名産品を10g(おおよそ一口量)ずつ食べてもらい、飲み込むまでの咀嚼回数を測定しました。
今回の調査で最も咀嚼回数が多かったのは、熊本県の「馬刺しステーキ」で、咀嚼回数は115回 。続いて、富山県の「しろえび(から揚げ)」で105回、岐阜県の「鶏ちゃん」で95回、和洋女子大学のある千葉県からは、「ピーナッツ味噌」が選出され、65回という結果になりました。

<柳澤幸江教授のコメント>
今回、調査した各県の名産品はごく一部で、噛む名産品ということで、噛みごえのある食品を念頭に対象食品を選びました。名産品の咀嚼回数は様々でしたが、ただ硬さだけが大きい食品より、肉や干し物のように、弾力性や凝集性(1回つぶしただけでは、崩れにくい性質)が大きい食べ物で、咀嚼回数が多い傾向にありました。ここで紹介した名産品も参考に、皆さんの故郷や旅先で噛みごたえがあり美味しい名産品を「よく噛むこと」を意識しながら味わっていただければと思います。

②全国「噛む力(かむりょく)」調査
本調査は、全国4,700人の「噛むこと」に対する実態・意識・理解度を調査したものです。
「噛む力」ランキング1位は、秋田県。性年代別では、60代女性が最も「噛む力」が高い、という結果となりました。千葉県は全体順位39位にとどまりましたが、「よく噛むことを意識している」上位5県の4位にランキングされました。

上記、2件の調査結果など詳細、柳澤先生のコメントは、株式会社ロッテのプレスリリースをご参照ください。

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