メニュー 閉じる

トピックス

大学院

総合生活研究科の大学院生が「ひらめき☆ときめきサイエンス」のサポートスタッフとして活躍しました!

2021年11月6日、小学校5・6年生を対象とした科学実験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス 身近な光のサイエンス ~光の不思議を学んでみよう!~」(令和3年度科学研究費助成事業、和洋女子大学主催、市川市教育委員会後援、講座代表 家政福祉学科 岡本由希准教授)を開催しました。

今回は、家庭科の教員免許状の取得をめざしている家政福祉学科4年生と、専修免許状取得をめざしている和洋女子大学大学院 総合生活研究科2年生がサポートスタッフとして参加してくれましたので、今回の科学実験講座の様子を報告します。

 
【写真】会場の学生実験室の様子

講座は、人文学部 心理学科の髙梨一彦教授の挨拶からスタートしました。
最初の講義では、光について学びました。モノが見える仕組み、偏光シートを使って光には波の性質があることを確認したり、分光シートを使って、光の色を分けてみたりしました。プリズムで太陽の光を分けた画像も確認しました.さらに、虹が見える仕組みなども学びました。

 
【写真】偏光シートで光の波の性質を観察している様子

続いて、ブラックライトを使って、様々な食品や紙幣の一部が光ることを確認したり、ブラックライトを当てることにより、郵便物やパスポートの写真面に見えないものが見えることなども確認しました。受講生が様々な食品にブラックライトを当てて確かめるといったことも行いました。


【写真】ビタミン入りゼリーなどがブラックライトで光る様子

サーモグラフィや赤外線カメラ、電子顕微鏡などの「光」を使ったいろいろな技術についても、クイズを交えながら楽しく学びました。受講生の皆さんは、積極的に手を挙げて、答えを発表してくれました。

実験のひとつ、光の三原色の混色実験では、手作りの教材「光の三原色混色キット」を使って、赤(R)・緑(G)・青(B)の3色のLED光の出力を調整して、いろいろな色の光を作り出しました。光の三原色について、詳細に学ぶことができました。

 
【写真左】「光の三原色混色キット」のLEDの出力を調節している様子
【写真右】観察できた光の色をオリジナルテキストの記入したページ

修了式では、岸田宏司学長より、受講生一人一人に修了証書「未来博士号」が授与されました。また、岸田学長より、これからも科学を楽しんでほしいといった温かいメッセージもいただきました。

 
【写真左】修了式の様子
【写真右】学長を囲んで集合写真を撮りました

本プログラムを通して、講座に参加した子どもたちが科学の楽しさや面白さ、身近な自然の不思議さの一端に触れ、これからも理科が好き!という気持ちを大切にしてくれることを願っています。

学生によるサポートスタッフは、当日の受講生のサポートに加え、教材作成や会場設営などの事前準備のサポートも担当しました。本講座にサポートスタッフとして参加した経験は、今後、いろいろな場面で活かすことができるでしょう!サポートスタッフとして活躍してくださった学生の皆さん、大変お疲れ様でした。

大学院 総合生活研究科では、中学校教諭専修免許状(家庭)、高等学校教諭専修免許状(家庭)を取得できるカリキュラムも充実しています。
大学院 総合生活研究科の学びはこちらから