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宝石タイプ別インタビュー

Be a Shining Jewel

優しくあたたかい雰囲気の中で、文学と芸術のどちらも学べます!

アメジスト

前山 ゆり子さん

人文学部
日本文学文化学科 日本文学専攻 3年(※取材時)
出身高校:千葉県立検見川高等学校

Q1. 和洋女子大学に「入学した決め手」を教えてください!

もともと日本の文学や古典が好きで、将来は国語の先生になりたいと思っていました。そして、昔から絵を描くことも好きだったので、文学と芸術のどちらの進路を選ぶか迷っていました。様々な大学を調べていく中で、和洋女子大学の日本文学文化学科は、文学を学びながら文化芸術系の授業も受けられるところに惹かれました。
さらに、オープンキャンパスに参加した時に感じた大学の雰囲気も決め手になりました。和洋女子大学で出会った先生や先輩たちが、快く私の質問に答えてくださり、学校の話以外にも、趣味や出身校の話など個人的な話もできて、楽しかったことを覚えています。「優しくあたたかい雰囲気がある和洋女子大学なら、朗らかで楽しい大学生活が送れる!」と思えたんです。

Q2. 入学する前と後では、大学の印象は変わりましたか?

1~2年次はコロナ禍だったので、ずっとオンラインで授業を受けていましたが、どの先生も必ず「質問がある人は残ってね」と授業の終わりに質問の時間を設けてくれました。オンラインでも気軽に質問ができる環境で良かったと思っています。また、思っていた以上に先生方との距離感が近いことに少し驚きました。もともと優しそうな先生方だと感じていましたが、気軽に話しかけたり、趣味の話をしたりできるとは思ってもいませんでした。私が一番よく話している教授は、私の個人的な相談に乗ってくれるだけでなく、話も面白いので、特に距離感が近いと感じています。

Q3. 授業では、どのようなことを学んでいますか?

日本文学文化学科の日本文学専攻では、文学作品を精読する授業や、“変体仮名”という古い平仮名を学ぶ授業を受講しています。変体仮名は、現在の平仮名と同じく漢字を崩した文字が成り立ちですが、1つの音に対して複数の文字があるところが大きく異なります。例えば、「希」と書いて「け」と読んだり。この授業では、よく使われる変体仮名を覚えて、古い文献を読んだりしています。また、短歌の技法や歌の解釈を学び、創作する授業も好きでした。私は百人一首にある、天橋立の歌が好きです。特に逸話が面白くて。バカにされていた読み手が、天橋立でとっさに読んだ歌なのですが、掛詞が2つも使われていて、読み手の頭の回転がわかるところが気に入っています。
4年次からは、教職課程の授業を担当している先生のゼミに入って、古典文学を使った教育について学ぶつもりです。また、文学に関する授業以外にも、教員免許取得のために国語科の教職科目や、ピアヘルパーの資格取得のための科目も受講しています。

Q4. 大学生活の楽しみや、夢中になっていることはありますか?

入学した当初は、コロナ禍で学校に来られなかったので、TwitterなどのSNSを使って友達と繋がっていました。実際に学校に来られるようになった時に「この教室で待ち合わせね!」「このバッグを持ってたら私だよ」などと事前に連絡し合い、そこで初めて対面で会ったのを覚えています。Twitterは、今でもテストや授業の休講などの情報交換に使っています。今では、授業の空き時間にみんなでおしゃべりしたり、ゲームをしたりするのが楽しみの1つです。また、共通科目の授業は他の学科の学生とも会う機会があるので、他学科の子とも仲良くなるチャンスがあります。

Q5. 大学の自慢できるところ、お気に入りの場所はありますか?

私が特に気に入っているのは、西館にある教室「西1-4」。とても広い教室で、座席が階段状になっていて大学らしさを感じます。普段は授業や講義に使われていて、私も「古代学Ⅰ」という考古学などの歴史を学ぶ授業で使いました。
現在改装中ですが、東館18階の「ラウンジむら竹」は、景色の良い場所で食事ができるところが好きでした。学食のメニューはどれも美味しいですが、私はカレーうどんにハマっています。値段が380円と安いわりに、量があって食べ応え抜群! 少し辛いので、暑くてだるい日は辛くて熱々のカレーうどんを食べて元気を出しています。
また、大学構内のトイレはいつも綺麗で、「OiTr (オイテル)」が常備されているところが自慢です。

Q6. 最後に、今後の目標や将来の夢を教えてください!

将来は教員として、国語を教えながら生徒の悩みに寄り添う支援をしたいと考えています。私は中学生の頃から、国語科の教員になりたいと思っていました。きっかけは、中学生の時に転校したことがあって、その転校先で良い先生に出会えたことでした。中学校と高校のどちらの先生になりたいか、まだ明確には決まっていませんが、今は不登校支援に興味があり、一人ひとりの児童に適切な支援ができる学校に行きたいと考えています。最近は、教職課程の授業の一環で特別支援学校の先生の講演会を聞いて、特別支援にも興味が出てきました。どのような仕事があるのか勉強してから、最終的に、将来進む先を決めたいと考えています。
また、生徒たちを支援していきたいという思いから「ピアヘルパー」の資格を大学で取得しました。現在、塾講師のアルバイトをしていて、1対3で小・中学生を教えているのですが、そこで生徒たちから「勉強がわからない、友達関係で悩んでいる、学校に行きたくない」などの悩みを聞くことがあります。そのような子どもたちのサポートをする時にも、ピアヘルパーの資格を活かせていると感じます。

高校生のみなさんへメッセージをお願いします!

私の出身高校は共学だったので、女子大という“女子だけの環境”は初めてでした。女子大のメリットは、いい意味で男女の差別がないこと。普段は男性に振られがちな力仕事なども、全て女子だけで行い、様々な経験を積んで社会に出ることができます。また、女子同士なので上下関係もなく、オープンキャンパスのスタッフなどで一緒になると、先輩、後輩、関係なく仲良くなることができます
大学は、自分の興味のある分野を好きなだけ学ぶことができる場所。和洋女子大学には、その学びを後押ししてくださる先生や職員の方がたくさんいます。学生だけでなく教職員の方との距離も近いので、気軽に相談や雑談などをしながら、本当に安心して楽しい大学生活を送ることができます。
受験勉強は大変だと思いますが、頑張って、自分の学びの可能性を広げましょう! 応援しています!