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心理

学生同士で学びを高めあう -SA(Student Assistant)の活躍について-

心理学科では、大学としてSA(Student Assistant)を活用するということになった昨年度より、学部学生(心理学科の学生)をSAとして、授業の補助などの業務を依頼しています。今年で2年目となり、SAの活躍の範囲が広がってきています。心理学科としては、今年度、「基礎ゼミ」および「心理統計処理演習」の2科目で4年生10名のSAをお願いしました。

「基礎ゼミ」
市村美帆助教の指導の下、1年生の必修科目である「基礎ゼミ(1年次・必修科目)」では、履修する1年生たちにSAの学生たちが先輩としてコメントをしたり、1年生たちが大学での新しい講義に入っていきやすいように働きかけをしてくれました。受講した1年生たちの感想としては「優しく答えてくださったので嬉しかったです」、「SAの方に聞いてわからないことを解決できたり、なるほど! と思うことがあってとても助かりました」など、上級生からの声掛けに安心感を感じているようでした。一方、SAの学生たちからは、「1年生が答えやすいように優しく話しかけた」、「授業を受ける側ではなく、手伝う側という貴重な経験ができたことはとても良かったです」などの声があり、学年を越えて、学び合う経験がお互いのメリットになっていました。

【写真】「基礎ゼミ」での活躍の様子とSAたち

「心理統計処理演習」
髙梨一彦教授担当の「心理統計処理演習(2年次・選択科目)」では、SAたちは主に、PCの操作につまづいた学生への対応や機器の不具合等の対処、そしてテスト対策についての助言をしてくれました。受講した学生たちからは「SAの先輩方が親切に教えて下さり、理解が深まりました」、「SAの先輩が丁寧に教えてくださったので解決しました」などの感想がありました。SAの業務を行った4年生たちは「2年生たちから『理解が深まる』、『試験勉強を頑張りたい』などの色々な感想があって、良かったと思います」、「SAの経験を通して『授業内容を理解していても言葉で説明することの難しさ』を感じました」など、やりがいを感じている一方で、教える難しさにも直面したようです。

【写真】「心理統計処理演習」でのSAの活躍とSAたち

以上、今年度 前期のSAの活躍を報告しました。授業を履修する学生も、SAとして授業の補助業務に就く学生たちも、お互いに得がたい経験ができたこと、その経験がお互いの学びをさらに深めていったことがわかるかと思います。今後も心理学科では、SAとして学生たちが授業に参加することで、学びの環境をより有意義なものにしていきたいと考えています。

最後に「先生がとても親身になってサポートしてくださるので、少しでも興味のある方は在学中にSAをやってみることをお薦めします」というSAのメッセージで締めくくります。

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