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トピックス

在学生の方

生成系AI(ChatGPT等)の利用について

現在、生成系AI(ChatGPT等)について、社会的に大きな関心が寄せられています。こうしたAIの技術革新は、教育や研究に留まらず、私たちの社会で広く活用されることが期待されています。ただ一方で、AI技術で生成された「製作物」については、課題も多く指摘されているのが現状です。例えば、生成された文章、翻訳、質問応答等には、精度が高い情報も含まれますが、「誤り」、「剽窃」等を含むものまであり、現段階では生成系AIツールには、多くの限界があるのが事実です。

学生の皆さんには、この新しい技術を「安易には」利用せず、大学での学びに悪影響を及ぼすような使い方をしないようにしていただきたいと思います。

具体的には、以下の01~04をよく確認し、各自で注意してください。

  1. 課題やレポートの作成などにおいて、生成系AIから出力された情報を、そのままレポートや課題等に使用(いわゆるコピー&ペースト)することは、著作権の侵害および剽窃にあたり、不正行為となります。
  2. 生成系AIから出力された情報には、しばしば誤りが含まれています。大学生である皆さんは、情報をそのまま鵜呑みにするのではなく、批判的に精査し、その信憑性をチェックすることが重要です。
  3. 皆さんが生成系AIに入力した情報は、そのシステムに蓄積されて活用される可能性があります。つまり、入力した情報は流出してしまうかもしれません。たとえば皆さんの個人情報や、他人に知られてはいけない情報の入力は危険ですので注意してください。
  4. 皆さんの学びのために、和洋女子大学では生成系AIを活用する授業等を行なうことがあります。この場合、担当教職員の指示に従い、上述した危険性に注意して取り組んでください。

※今後、社会情勢の変化や文部科学省からの情報提供等に伴い、今回お知らせした内容に修正が生じる可能性があります。この場合は、あらためて学生の皆さんへ周知を行います。

和洋女子大学
学長 岸田宏司