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2018/08/04

2018年「ひらめき☆ときめきサイエンス」開催レポート

7月31日、小学5・6年生を対象とした科学実験講座「ひらめき☆ときめきサイエンス ~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」(市川市教育委員会後援)を和洋女子大学で開催しました。子どもを対象とした夏休みの科学実験講座は、今年で14年目。(独)日本学術振興会のプログラムのひとつとして開催している、ひらめき☆ときめきサイエンスへの採択も10回目を数えています。

毎年、人気のプログラムですが、今回も募集人数の36名を大きく超える71名の参加申し込みがありました。開催日当日は数名の欠席もありましたが、32名の方に参加していただきました。また、保護者の方にも多数、ご見学いただきました。

今回のテーマは「光のヒミツに迫ってみよう! ~光のフシギな世界~」です。本学の教員5名が企画・運営し、家政福祉学類(※)3年生8名と、大学院生2名がスタッフとして受講者を全面的にサポートしました。このプログラムのテーマと関係している科学研究費は、「近赤外線吸光法による食用油脂の過酸化物価の非破壊測定」(若手研究B、課題番号17700569、代表 家政学部 岡本由希)です。
(※2018年4月より、和洋女子大学は学群・学類から学部・学科に名称変更しました)

開会式に続いて、「光のヒミツ」を学ぶ講義と実験がスタートしました。



最初にモノの色が見えるしくみを考えよう! についての講義が行なわれました。続いて偏光シートを使った実験で、電卓の液晶表示を覗いてみました。回転させると、電卓の液晶表示が見えたり、見えなくなったりします。これは、一方向に振動する光だけを通すという偏光シートの特長を利用した実験です。光には波の性質があり、波長が短いほど、エネルギーが大きくなります(例:紫外線、ガンマ線・X線など)。また波長が長くて、エネルギーが小さい電磁波には、赤外線やラジオやテレビの電波などがあることを知りました。また、紫外線は波長が短く、エネルギーが大きい一方、赤外線は波長が長く、エネルギーが小さいといった説明を受けました。

その後、実験室から建物の外に出て、プリズムを使った実験にチャレンジしました。晴れて日差しが強く暑い日でしたが、太陽光をプリズムに通し、分光された光のカラフルで綺麗な色を観察することができました。



午前の実験・講義は、あっという間に終わり、楽しみにしていた昼食です。普段は大学生が利用している東館18階のラウンジむら竹で、シェフ特製のカレーライスを味わいました。ラウンジからは、青空と東京スカイツリーや筑波山を見ることができました。

昼食後は、ブラックライトを使った実験からスタートしました。
市販のビタミン入りゼリー飲料や栄養ドリンク、蛍光増白剤入りの洗剤などがブラックライトにより光って見えることを確認した後は、パイン飴や、バナナが、ブラックライトの光を当てることによって、光るかどうかのクイズを行いました。いろいろな食べ物がブラックライトの光で光ることを確認しました。その後は、ブラックライトの光を当てると、書いたものが見えるペンなどを使い、自分宛の暑中見舞いを書き上げました。続いてのミクロの世界クイズでは、スクリーンに映し出された電子顕微鏡によるミクロの世界の画像が何かをあてるクイズです。受講者から様々な意見が出され、正解が表示されると、歓声が上がるなどして、受講者の興味、関心を引き付けていました。



続いて、サーモグラフィで温度を可視化できることをクイズ形式で体験しました。また、赤外線カメラを使って暗くなった教室の様子を観察したり、普通は何も見えないリモコンの送信部ですが、赤外線カメラを通すと、光って見えることなどを確認し、目には見えない「光のヒミツ」を体験しました。音を光に変換する装置では、皆で、声を出したり、拍手をしたりして、音が光に変わる様子を見ることができました。また、曲がった光ケーブルの中を懐中電灯の光が通ることを確認し、さまざまな光に関する実験を行いました。
最後の実験では、光の三原色について学びました。赤、緑、青の蛍光液に酸化液を入れて、3色を発光させました。3色の容器を重ねて横から見るとどのような色が見えるかを確認しました。

これで、すべての実験が終了しました。



修了式では、和洋女子大学の岸田宏司学長から、受講者ひとりひとりに修了証書『未来博士号』が授与され、最後に、受講者、スタッフ全員で集合写真を撮りました。



普段、体験できないような「光のヒミツ」に触れて、科学の楽しさを知ってもらうことによって、これからも興味を持ち続けてくれることを願っています。多くの皆様にご参加いただきありがとうございました。






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