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投稿者: kango
2018/10/30 14:36



 ■専門・研究分野

専門は精神看護学です。精神障がいをもちながら生活している人への支援はもちろんのこと、精神障がいの有無に関わらず、人のこころの健康問題全般がテーマです。対象となるのは、子どもから高齢者までと幅広く、すべてのライフステージにある人たちです。こころは一生を通じて成長・発達し続けることを踏まえたうえで、こころの健康を守るための具体的な支援について考えています。

私は精神看護専門看護師としても活動しています。専門看護師(CNS:Certified Nurse Specialist)は、複雑で解決困難な看護問題をもつ個人や家族、集団に対して水準の高い看護ケアを提供する役割をもっています。これまで、精神科病院では、重い精神障がいをもつ人への看護ケアや、自殺や暴力などの問題を抱える人への援助を実践し、また総合病院では、がんや難病、外傷など、さまざまな身体疾患をもつ人への精神的支援に取り組んできました。今は、地域精神保健に活動の場を広げ、精神科アウトリーチ支援(精神障がいをもつ人がその人らしく地域生活が送れるように支えること)に取り組んでいます。

このような看護実践を通して得た体験や学びを、精神看護学に関連する理論や技術と結びつけ、学生の皆さんにもどんどん伝えていきたいと考えています。

■現在の道に進もうと決めたきっかけ

幼少期より医療の道に進みたいと思っていましたが、理系科目が苦手でしたので、高校時代には社会福祉系大学への進学を考えていました。そのような中、近くの病院で開催された「1日看護体験」に参加しました。当時は、まだ男性看護師(看護士と表記されていました)はかなりの少数派で、男子高校生の「1日看護体験」への参加は目立っていたと思います。そのころ、看護の仕事は3K(「きつい」「きたない」「きけん」)だと言われていましたが、そのような大変な状況下で働く看護師のメンタルヘルスに関心をもつようになり、高校3年で進路変更を決断しました。看護師のメンタルヘルスへの関心が、後に精神看護CNSとなる際のモチベーションとなったように思います。

■学生たちへのメッセージ

人のこころは捉えようのないものだと言われます。自分自身のこころのあり様も分からないのに、人のこころを理解し、ケアしていくことはとても難しいことのように感じるかもしれません。精神看護学では、人のこころを理解するための諸理論を基盤に、自分自身のことを知っていくプロセスを大切にしたいと考えています。知りたくなかった自分に気づき、少し嫌になることもあるかもしれませんが、そういったプロセスを通して、それぞれの目標に向かって進んでいってほしいと願っています。

寺岡 征太郎准教授のプロフィールはこちらから
看護学科の学びについてはこちらから

 

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