ホーム > 施設・キャンパス > 文化資料館 > 田中穂山氏陶磁器コレクション概要 > 田中穂山氏略年譜
1884年10月21日 |
京都東山で生まれる。
京都東山の五條坂において、陶芸家であった父、平安香山氏より、清水焼のうつわものづくりの手ほどきをうける。 |
1913年 |
三井合名会社に招かれてシンガポールに渡り、ゴムの木からゴム液を受ける陶製カップづくりに従事する。 |
1925年 |
帰朝後、東京蒲田の「矢口の渡し」近くにおいて、矢口窯を築陶。茶器づくりにうちこむ。東陶会会員となる。 |
1938年 |
中国に渡り、山東省と河南省において中国陶器の地味を学ぶ。 |
1944年 |
琵琶湖西岸の滋賀県高島町において穂山窯を築陶し、江戸時代に盛行した音羽焼の復興に努める。 |
1947年 |
大多喜天然ガス会社の久留島秀三郎社長に呼ばれ、千葉県茂原に居を移し、長生窯を築陶。天然ガスで焼成する茂原焼を興す。 |
1964年6月13日 |
茂原の工房にて逝去。享年79歳。 |