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2010/04/13

和装本の装訂方法

展示期間

2009年12月1日(火)~2010年2月9日(火)

解説

 私たちが日ごろ手にしている日本語で書かれている本は「和書」というが、装訂上の区分では「洋装本」または「洋本」という。「洋装本」には何らかの背表紙があり、接着剤を用いて製本されている。それに対して日本古来の装訂方法でつくられた本のことは「和装本」または「和本」という。

 和装本の装訂の様式は中国に由来するものが多く日本独創のものはないが、料紙の質、厚さ、紙面の使用方法や美意識の差により中国のものとは異なった特徴を持っている。

 和装本の装訂の種類は大きく二つに分けることができる。巻子本や折本に代表される「糊」を使ったものと、「糸」や「紐」で綴じる方法の袋綴や大和綴がある。

 また装訂は、巻子本⇒折本⇒旋風葉⇒粘葉装⇒列帖装、袋綴、大和綴というように「糊」から「糸」へと移り変わっていったと考えられている。これはそれぞれの欠点を改良する形での変遷とみられる。

 今回の展示では、「糊」を使った装訂と「糸」を使った装訂に分けて、本学所蔵の貴重書『天神の本地』(四つ目綴)、『伊勢物語拾穂抄』(朝鮮綴)、準貴重書『寶積経要品』(折本)、『苔の衣』(列帖装)などを用いて8種類の装訂方法を展示紹介する。

画像

寶積経要品 『寶積経要品』より 080:So42:11 準貴重書

折本展示風景 折本展示風景


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