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2010/10/05

~『衣装雛形(ひいながた)』から知る江戸時代のおしゃれトレンド~

展示期間

7月1日(木)~8月31日(火)

解説

 「衣装雛形」とは、江戸時代の装飾の中心であった小袖(=今でいう着物)をはじめとした、着物の模様の見本帳(ファッションブック)のことで、当時の流行や、模様の加工法の変化をうかがい知ることができる貴重な資料である。

 衣装雛形の始まりは江戸時代、寛文六年頃までさかのぼる。その頃刊行された、「新撰御ひいなかた」が現存する最古の衣装雛形といわれる。当時、小袖の多くはオーダーメイドで、江戸の職人たちは、より華麗な衣装を求める身分の高い女性たちの注文を受け、腕を競い合っていた。そうした中、衣装のデザインを決めるための見本帳として登場したのが衣装雛形であった。元禄期には、小袖への更なる需要を受けて友禅染が生まれ、小袖文化の多様性が広がっていった。その中で多くの衣装雛形が次々に刊行される。この時代からの染めの技法、模様の意匠は徐々に進化を経るような形で、現代にも受け継がれている。

 今回は友禅染の始祖と伝えられる宮崎友禅の唯一の衣装雛形である「余情雛形(よせいひいなかた)」(貴重書)をはじめ、元禄期の流行を支えた菱川師宣の画であると伝えられる「小袖のすがたみ」などを展示し、江戸女性のおしゃれの真髄に迫る。

画像

余情雛形 『余情雛形(よせいひいなかた)/ 宮崎友禅画 [下]恋・雑・刊記』より 753.8:Mi88:3 貴重書


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