ジェンダー・ダイバーシティ研究所年報_創刊号
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参加者(申込者):59名222024年9月10日(火)18:00~19:30女子大学連携ネットワーク第8回ミーティング○女子大学連携ネットワークと和洋女子大学の役割について女子大学連携ネットワークは、2018年3月、京都光華女子大学、京都女子大学、同志社女子大学の3つの大学が中心となってキックオフしたゆるやかな女子大学の連携ネットワークである。女子大学連携ネットワークでは、これまでシンポジウムを2回、ミーティングを9回開催し、和洋女子大学は2019年から幹事校としてネットワークの運営に加わっている。2024年度は第8回、第9回のミーティングを実施し、和洋女子大学ジェンダー・ダイバーシティ研究所が幹事校として事務局を担当した。○女子大学連携ネットワーク第8回ミーティングフライヤーよりこれからの女子大学が取り組む課題などについて情報交換を行い、連携協力体制を構築していきます。日本の女子大学が果たす役割をともに考え、語り、発信し、学術的成果を提示するとともに、社会貢献の足がかりとします。幹 事 校:大妻女子大学、京都光華女子大学、京都女子大学、実践女子大学、同志社女子大学、     宮城学院女子大学、和洋女子大学(あいうえお順)テ ー マ:女子大学の未来をともに構築する女子大学の研究所と教育     ―研究を教育にどう活かすのか―日  時:2024年9月10日(火)18:00~19:30開催方法:オンライン(ZOOM)話題提供:武庫川女子大学(副学長/女性活躍総合研究所所長)高橋享子氏     実践女子大学(下田歌子記念女性総合研究所所長) 高橋桂子氏     京都女子大学(ジェンダー教育研究所副所長) 表真美氏事 務 局:和洋女子大学 ジェンダー・ダイバーシティ研究所 担当:野澤和世 武庫川女子大学の髙橋享子氏からは、未来教育プログラムSOARや女性リーダー育成プログラム、リカレント教育が、実践女子大学の髙橋桂子氏からは、韓国、日本、アメリカの女子大学でのリーダーシップの育成が、京都女子大学の表真美氏からは、ジェンダー教育研究所の目的と女性リーダー育成プログラムなどの具体的な取り組みが報告された。報告ののち、報告ごとに3つのブレイクアウトセッションに分かれて、質疑応答が深められた。内外の教育実践の報告とブレイクアウトセッションを通じて、女子大学でのリーダーシップの育成や自分らしい生き方を実現する教育の在り方についての理解が深まり、女子大学の存在意義や取り組むべき課題が明らかになった。

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