和洋女子大学

企業の方からのメッセージ
京成バス株式会社
三船 敦志
企画部企画課長補佐
三船 敦志
杉山 春奈
企画部企画課
杉山 春菜
―AIやデータを使いこなして課題解決できる人に
当社は、運輸業である事から何よりも安全を大事にしています。安全対策として、事故が起こってしまった場合の場所や時間帯、状況、運転士の特徴等を分類、集計し、その後の対策に活用しています。
また、カメラやGセンサーといった計測装置を積載した安全運転訓練車を用いて運転士それぞれの癖を把握し運転技術向上に活用しています。その他にも、様々なデータを事業運営に活用しています。例えば、ダイヤ作成の際には乗降データや、バスロケーションシステムから取得した遅延実績データ等を活用しています。

将来的なAIの活用については、運転士の負担軽減での活用が第一に考えられます。運転士はバスを運転するだけでなく、車内外の様子に気を配りながら、運賃収受や、車いすのお客様の対応やお客様へのご案内等、お客様を安全に目的地にお送りするための全ての業務を1人で行っています。外国人のお客様の増加に伴う多言語対応も課題です。このような接客や案内の部分で運転士の補助になるようなものがAIで担えるようになることを期待しています。他にも業務の効率化や運行路線やダイヤ作成への活用も検討でき、AIの力が業務改善につながることは間違いありません。
インタビュー風景
AIライフデザイン学部は、情報技術を身に着ける力だけでなく、ライフデザインやビジネスに関する部分もカリキュラムに組み込まれていて、総合的に学べる点が魅力です。AIを活用した技術の発展は凄まじく、様々なことがAIでできるようになっています。一方で、データだけでは解決できないことや実際に目で見てやってみないと分からないこと、最終的には人の判断必要な業務も多くあり、AIやデータはあくまで課題解決のための一助であり、それら活用し課題を解決できる力が必要になります。
インタビュー風景
社会に出ると「何が最善なのか」「どうすれば物事が解決するのか」と悩み決断を迫られることが多々あります。また、予想以上に自分でものを書く機会も出てきます。学生時代に幅広く学んだこと、経験したことは物事を判断する上での物差しとなり自身を助けてくれます。たくさん興味を持って、たくさん経験して、たくさん学んで素敵な学生生活を送ってください。