和洋女子大学

企業の方からのメッセージ
富士フイルムビジネスイノベーションジャパン株式会社
清水 博志
千葉支社支社長
清水 博志
―AIの分野は進化し続ける 新しい知識や技術を学び続ける意欲が大切
富士フイルムビジネスイノベーションジャパンは、お客様のビジネスプロセスの効率化と最適化を支援するソリューションを提供しています。具体的には、大量の文書を迅速に分類、検索、分析するソリューションの提供、ビッグデータ解析による業務データの分析予測、チャットボットや音声アシスタントの導入によるカスタマーサポートの効率化、更にサイバーセキュリティ分野にも力を入れています。人が時間をかけて作業してきたものをAIが代ってできるようにしています。
インタビュー風景
AI技術のさらなる進化を見据えその活用を積極的に推進し、業務効率化と付加価値の向上も図っています。そのうちの1つに、「顧客の嗜好や行動パターンを深堀し、個別化されたサービスの提供」があります。例えば旅行会社であれば、お客様の過去の旅行履歴や好みを分析し、最適な旅行先やアクティビティを提案することできます。自然が好きな顧客にはハイキングやエコツアーを、都市観光が好きな顧客には歴史的な名所巡りを提案できます。このように、AIによりサービスの質は格段に高まるでしょう。
インタビュー風景
和洋女子大学のAIライフデザイン学部(仮称・設置構想中)は、次世代のAI人材を育成するために、理論と実践をバランスよく学ぶカリキュラムがあり、非常に高い魅力を感じています。社会問題を解決するための実践の学びもあり、卒業後に即戦力として活躍が期待できます。また、多様な分野で活躍できる女性リーダーを育成する教育環境は、社会全体のダイバーシティ&インクルージョンを推進する上でも大いに期待しています。当社では、多くの⼥性社員がライフイベントを超えて⻑く働き、キャリアを積むことができる環境を整えています。課題もありますが、企業として積極的に取り組んでいます。

AIの分野は日々進化しています。そのため新しい知識や技術を学び続ける意欲が大切です。大学在学中はもちろん、卒業後も自己研鑽を続けることで、常に最前線で活躍することができます。幅広い知識は、AI技術を実社会に応用する際に非常に役立ちます。多角的な視点を持つことで、より創造的で効果的な解決策を見つけ出すことができます。
インタビュー風景
先日、セミナーを企画しました。これまでの経験上、2日間で100名程度の来場者を見込んでいましたが、今年は「AI」という2文字が加わっただけで、なんと240名もの来場となりました。それだけ社会に「AI」が、注目されている分野ということです。
皆さんがAIライフデザイン学部(仮称・設置構想中)で学ぶことは、未来の社会にとって非常に価値ある選択になります。途中で困難に直面することもありますが、その時こそ粘り強く挑戦し続け、一歩ずつ前進してください。