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心理学科

07 25

投稿者: shinrigaku
2017/07/25 10:26

「障害児心理学(履修時期:3年次 単位数:2単位)」では、障害とは何かについて、歴史・社会(制度)の変化から捉えたうえで、子ども・人間への理解を深め、障害のある子どもの発達を促す環境づくりについて洞察します。担当は田口久美子教授です。



7月15日の授業では、千葉保護観察所で保護観察官をされている阿部勇太先生を講師に招き、少年犯罪の実態や障害を持つ人の犯罪について、更生保護のしくみや目的、私たちにできることなど、広範囲にわたっての講義を伺いました。

  

講義の合間には、グループごとに問題点について話し合う時間も設けられました。受講後に提出されたレポートでは、「障害のある人もない人も、罪を犯した後にどのように社会復帰するのか悩んでいるということがよく分かりました」「講義を受けて、犯罪者が更生する支援をすることで社会を守っているのだということを知ることができました」など、社会での居場所づくりと防犯との関連についての学びが綴られました。
「自分がそのような人と関わりを持って過ごせる自信はありませんが、身近にいた場合は受け入れられるようになりたいと思いました」「阿部先生のお話の中で印象に残っているのは、つまずいた経験があるとして、『なぜ、できなかったの?』ではなく、『できたことは何だろう?』という肯定的な聴き方にしてみるとよいということです。こうした言葉選びには私たちが学んでいる心理学が活かされるのではないかと思いました」など、学びを実践につなげる前向きな気持ちも語られました。

<田口先生からのメッセージ>
障害者権利条約が2014年に批准され、障害者差別撤廃法が2016年4月から施行されましたが、障害者の生活を巡る実態はまだまだ厳しいものがあります。この授業では、障害を歴史・社会的に捉え、障害のある子どもや人々の困り感や生活に触れることで、インクルーシブな社会構築をめざし、障害の有無にかかわらず子どもたちが発達していくために、どのような支援が必要なのか、私たちに何ができるのか、考えていくことをめざしています。保護観察所の先生をお招きしての授業や、大学の近くに位置する特別支援学校への見学などを通じて、理論と実践の両面から学びを深めています。

 

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