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心理学科

05 28

投稿者: shinrigaku
2019/05/28 10:55



■専門・研究分野


専門分野は、社会心理学です。社会の中で、どんな形であっても、人は他者とかかわりをもって生きています。社会心理学は、そんな人の心理であれば、どんなことでも扱うことのできる分野だと思い、これまで取り組んできました。
最も長く研究しているテーマは、自尊感情の変動性に関する研究です。人が自分に対して行う評価(自尊感情)について学んだとき、その評価がいつも同じであるように記述されているものが多いことに、不思議だなと思ったことがきっかけです。日常生活の中で、自尊感情はいつも同じ評価ではなく、様々な出来事に伴って、時にはジェットコースターのように揺れ動いていると考え、その揺れ動きを測定する手法を開発したり、揺れ動く原因は何かという研究をしてきました。
ほかにも、ドクターヘリやドクターカーで病院前救急診療活動をする医師や看護師の心理に関する問題や、友だちと一緒に全身がおそろいのコーディネートを楽しむという双子コーデ現象の心理的要因など、様々な研究をしてきました。このように研究テーマは統一されていませんが、どの研究も人が他者とかかわることによって生じることです。また、「どうしてこんなことがおきるのだろう。不思議だな。」と思うことがいつも研究のスタートになっています。最近研究している双子コーデ現象は、街中で女の子2人が全く同じコーディネートをして歩いている光景をみて「不思議な流行だな」と思い、女子大学生に双子コーデをする理由について回答を集めてみたところから始まっています。
このように「不思議だな」と思うことが私の原動力になっています。また、そこからスタートした研究の知見を、社会に貢献するためにはどうするべきかと考えたりもしています。

■現在の道に進もうと決めたきっかけ

はじめて心理学に触れたのは、中学生の時に学内にスクールカウンセラーが入り、カウンセラーという仕事があることを知ったときだったと思います。その後、カウンセリングの勉強ができる大学に進学しました。ただ、勉強をはじめてみると、自分のイメージしていたものとは違っていて、自分には向いていないかもしれないと思うようになりました。同時期に、人のこころについて、ある仮説を検討するために、データを収集し平均値などの数値で示し、統計学の力を借りて、何らかの答えを導くという研究の体験をしました。今でも、統計ソフトで最後のクリックをしたときの感覚が忘れられないくらい、私には「これだ!」と思える体験でした。この研究をすることの面白さを体験させてくれた先生と、その後、研究することの意義を教えてくれた先生の2人の恩師のように、私も大学で教育・研究活動をしたいと思うようになりました。

■学生たちへのメッセージ

「心理学は人のこころを科学的に扱う学問である」というと、難しく感じてしまいますが、心理学が扱う現象は人のこころなので、ふだん、みなさんが経験するようなことが多く含まれています。心理学を学ぶ際に、自分の日常生活や、これまでの経験と照らし合わせながら、いろいろなことを吸収してもらえたらいいなと思います。

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