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日本文学文化学科

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投稿者: nihonbungaku
2016/12/28 10:34

和洋女子大学では多くの学生が教員をめざして学んでいます。今年度より、教員をめざす学生をサポートするための教職教育支援センターが開設。前年度に比べて、現役での教員採用試験合格者は倍増以上。そのうちの1人、市川 奈々さんのインタビュー記事を紹介します。

「生徒に『書道って楽しい!』と言ってもらえるような授業を」

市川 奈々さん
人文学群 日本文学文化学類 書道専修4年生
就職先:芸術科 書道教員(高等学校)

■和洋女子大学の書道専修を選んだ理由と、教員を志したきっかけ
小学校の頃から習字を習っていましたが、高校で芸術として初めて書道を勉強した時に感動を覚えました。そこから高校では書道部に所属し、更に深く書というものを勉強したいと思うようになりました。書道を専門としている大学は少ないため、自然と和洋女子大学に辿り着いたのですが、先生方の指導方法や設備の良さ、卒業生や在校生の展覧会等での実績を観点として和洋女子大学を選択しました。狭き門のため、両親や高校の先生からは反対されましたが、反対を押し切って、書の道を決断しました。
教員を志したのは、高校時代の先生の影響が多分にあります。授業だけでなく、部活動でもお世話になった恩師が、書の世界の若い世代の中で活躍されているのを目の当たりにし、憧れると同時に、私自身も、日本の伝統文化である書道の醍醐味というものを生徒に伝えていきたいと思いました。中学校では書写の授業がほとんど行われず、書道の楽しさを知らない生徒が多いのが現状のため、私の授業をきっかけに書道を好きになってくれる生徒がいてくれたらと、高校2年生の12月頃には意識していました。

■和洋女子大学の学びで印象に残っていること
私が在学中に学んだことは、「新しいことに挑戦する」ということです。大学3年生の時に、高校の時から苦手で避けていた篆書に初めて挑戦したことが、特に強く印象に残っています。初めてでどのように書けばいいのかも分からないままに、とにかく夢中になって作品を書き、井上清徳先生には沢山のご指導をいただきました。今では得意な専門分野として卒論や卒展のメインとなっているので、不思議な縁だと思っています。苦手だと思って避けていたものが実は得意だったということもあるので、色々な事に挑戦することが大切であると学びました。

■先生方に支えて頂いた教員採用試験対策
教員採用試験の教職教養では、大学の講師の先生方が行ってくれる夏休みの教員採用試験対策講座や、春休みに外部の講師の先生方が行ってくれる集中対策講座がポイントを押さえた講座だったため、自分の中でも効率のよい勉強ができて、とても助かりました。専門教養では、書道の過去問が書店で出回っていないため、先輩方が受験し残してくれた過去問を何度も解き、分からないところは自分から書道の先生方に積極的にコンタクトを取り、対策しました。2次試験では個人面接・模擬授業・実技があるため、実技はどのような傾向にあるのかを含め、漢字は井上先生に、仮名は湯澤聡先生に集中的に1対1でご指導いただきました。個人面接や模擬授業は非常勤講師の逆井先生に、細かく丁寧にご指導いただきました。

■教員採用試験を受けてみて
難しいの一言です。教職教養も専門教養も幅広く出題されるため、過去問を何度も解いて挑んだ試験でしたが、筆記は手応えが全くありませんでした。2次試験の実技も、自分では「失敗してしまった」と思っていたため、正直だめかもしれないと感じていました。結果は合格だったので、嬉しい反面驚きも大きく、なかなか実感が沸きませんでした。その代わり、1次の集団討論や2次の個人面接では、自分の考えがどのように教育に反映されるのかをはっきり発言できていたと思っています。筆記がすべてではなく、寧ろ教員としての姿勢や資質というものを問われているのではないかと思うので、教員採用試験を受験する際には、自分の考えを明確にしておくことが大切だと思います。

■将来に向けて
将来は、生徒との信頼関係を築くことのできる教員を目指しています。ただ生徒と仲が良いというのではなく、教室に入ったとき、瞬時に教室の雰囲気や生徒の感情を読み取り、状況に合わせた指導をしたいと思っています。指導には信頼関係が必要不可欠なため、積極的に生徒と関わっていきたいです。授業では一方的な教え方をせず、生徒との会話のキャッチボールを大切にし、各クラスの生徒観や生徒の意見を交えた授業展開をしていきたいと思っています。そして最終的には生徒が「書道って楽しい!」と言ってもらえるよう、日々精進していきたいと思っています。合格がゴールではなく、合格がスタートだと私は考えています。

 
教職教育支援センターを開設した今年度の教員採用者数は、現役学生および既卒者を合わせて倍増以上の実績を上げることができました。教職教育支援センターについてはこちらから

 

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