投稿者: nihonbungaku 投稿日:
2019/09/27 12:13
今年で50回目の開催となる夏期公開講座(書道)が7月31日~8月10日にかけて実施されました。本講座は教育課程に則った現職教員の資質向上と、高等学校芸術科書道・中学校国語科教員免許状取得に必要な単位を修得するためのものです。また、生涯学習のための公開講座として位置付け、書道指導者、書道愛好家、一般社会人等の実力養成と実技認定も併せて実施しています。

【写真左右】井上清徳(清雅)教授の授業の様子
「先生との距離が近く、細かく指導して頂けた」という受講生の声が多くありました。

【写真】プロジェクターを用いて解説する湯澤聡教授の文字学の授業
講座では、筆を扱う実技科目だけではなく、講義科目も開講しています。毎年、千葉県内をはじめ各地から多くの方に参加していただき、本年度は12科目延べ222名の方が受講しました。そのうち17名が単位認定証を、71名が実技認定証を授与されました。「初めてでもわかりやすく書道を学ぶことができる」「経験者でも改めて自分の書を見直すことができる」といった感想もありました。



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投稿者: nihonbungaku 投稿日:
2019/09/27 10:36
和洋女子大学では、昭和45年に全国大学で唯一、文部科学省(当時文部省)より免許法認定公開講座としての認可を得て夏期公開講座(書道)がスタートしました。併せて、生涯学習のための実力養成講座としても位置付けられ、今年で開催50周年を迎えることができました。

【写真】記念講演会の様子
この夏期公開講座(書道)50周年を記念する企画として、この夏期講座が担ってきた書写・書道教育、書法・書学の各分野からパネリストをお招きし、パネルディスカッションを行いました。「”書文化”の未来」をテーマに各立場からの意見を発表していただき、パネリストから出された共通点、問題点やその打開策について参加者によるディスカッションを行いました。当日は、学生や書道関係者約150名が参加し、約3時間にわたる講演と討議に耳を傾けました。

【写真】パネルディスカッションの様子
◎パネリスト
東京学芸大学名誉教授 加藤 東陽 先生(書写書道教育の分野から)
静岡大学名誉教授 平形 精逸 先生(高等学校・大学書道教育の分野から)
埼玉大学名誉教授 大橋 修一 先生(日本文化としての視野から)
大東文化大学特任教授 土橋 靖子 先生(書家としての視野から)
◎ファシリテーター
和洋女子大学教授 湯澤 聡
また、記念講演会終了後は本学18階ラウンジにて記念祝賀会を開催しました。記念すべき50周年のお祝いと、50年の思い出を語らう有意義な懇親の場となりました。

【写真】記念祝賀会の様子
祝賀会では50周年を記念して、書道専攻教授・講師の先生方に特別な色紙を制作しました。この色紙は夏期公開講座に連続20年参加していただいた受講生6名に贈られました。受講生の青木美恵子さんは40年連続で夏期公開講座に参加されており、特別賞として書道専攻の井上清徳教授の執筆による色紙が贈られました。

【写真左】書道専攻教授・講師が制作した特別な色紙の授与の様子
【写真右】特別な色紙
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