投稿者: nihonbungaku 投稿日:
2015/06/30 16:38
担当教員:小澤京子准教授(プロフィールはこちら)
先日、現代思想演習にて面白い試みを行ったので、その模様をご紹介します。
その試みとは、ベラスケスの名作といわれている「ラス・メニーナス(女官たち)」の再現です。
再現元の絵画画像がこちら。

鏡に映っている国王夫婦の視線に基づいて描かれた作品です。
左端に居る男性が、作者であるベラスケスです。
それではまず、準備風景からご紹介していきます。

記録用のカメラをセッティング。

立ち位置を、先生からの指示と元の画像を確認しながら決めていきます。
服装は、先生と私物と学生の私物を合わせてそれっぽくしています。
そして、再現した写真がこちらです。
教室の幅が足らなかったため、構図と同様の位置取りをすることは出来ませんでした。
ベラスケス役の学生は、キャンバス(仮)から大分離れてしまっていますね。
構図の完全な再現は出来ませんでしたが、参加した学生たちは、絵画の中の登場人物たちの視点を少し体験することが出来たのではないでしょうか。
おまけ
撮影中のバッグショットです。
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投稿者: nihonbungaku 投稿日:
2015/06/15 16:53
6月14日(日)、オープンキャンパスが開催されました。
日本文学文化学類では、4つに分かれている専修ごとの特徴や入試の仕組みなどについて説明会が行われました。
学類ブース内の展示コーナーでは、実際に授業で使用されている教科書や学生が製作した作品などを、各専修の特色が分かりやすいように展示しました。
また、各専修の教室や施設を学生スタッフと一緒にめぐる「にちぶんツアー」も行われました。多くの方に参加していただき、にぎやかなツアーとなりました。
次回のオープンキャンパスは7月18日(土)です。
たくさんのご来場お待ちしています。
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投稿者: nihonbungaku 投稿日:
2015/06/11 11:15
5月9日、台湾の中國文化大學で「2015年中國文化大學日本語文學系國際學術研討會―〈日本に関する教育と研究―言語と文学、そして文化その他〉―」が開催され、和洋女子大学 日本文学文化学類の岩下裕一教授、中村威久水教授、鳥羽田重直教授が参加し、研究発表を行いました。
当日は、日本、韓国、台湾からの参加者が100名を超す盛況ぶり。学会の冒頭に、香川大学の山下明昭教授(題目:応用認知言語学を用いた日本語発音指導の報告―中国語話者を事例として―)と韓国国立江原大学校の黄昭淵教授(題目:徳川時代の都市文化と井原西鶴)の2人の基調講演があり、その後、3つの会場に分かれて研究発表が行われました。各会場の発表は3グループずつ行われ(1グループ3名、発表者総数は27名)、各グループの発表後に設けられた質疑応答の時間には活発な意見交換が行われました。
三教授の発表題目は、《日本語の文章と画像》(岩下裕一)、《言語・文化の背景とマンガ表現》(中村威久水)、《季題考―雪月花―》(鳥羽田重直)。
研究発表後の記念撮影
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