4年次には、4年間の集大成として、専門の教員から指導を受けながら、卒業論文・制作に取り組みます。ここでは卒業論文のテーマや、卒業制作の一部をご紹介します。
卒業論文タイトル例
令和元(2019)年度
- 『古事記』草薙剣論 ─草薙剣の武力の象徴性について─
- 「形代」としての浮舟 ―『源氏物語』宇治十帖論―
- 藤原頼長研究
- 『雨月物語』の女性たち
- 『三四郎』論 ―挑発から読み解く美禰子像
- 日常と怪奇の融合について ―芥川龍之介『奇怪な再会』を読んで―
- 上橋菜穂子『獣の奏者』論 ―原作小説と映像化作品との比較から―
- 有川浩『植物図鑑』における恋愛表現の分析
- 明治期の漢語のあり方 ―漢語のレベル差による層の調査―
奨励賞受賞題目一覧
令和元(2019)年度
- 『古事記』黄泉の国神話における呪的要素一考
- 『古事記』における少名毘古那神の存在 ―記紀や同時代文献を通しての考察―
- 『源氏物語』における藤壺像
- 蒼月海里作品における異世界ファンタジー分析
- 『人でなしの恋』~パラフィリアの世界~
- 『三四郎』論~挑発から読み解く美禰子像
- 映画『STAR WARS』における字幕翻訳の分析と考察
平成30(2018)年度
- 泉鏡花『茸の舞姫』論―杢若と実母の死―
- 有川浩『阪急電車』における原作と映像の表現方法の違い
- 『万葉集』の中の萩について
- 乱歩の描く人間の類似性―『屋根裏の散歩者』より
- 『獣の奏者』に於ける映像と原作の比較
- 同一作品が小説、アニメ、漫画、実写になった際の表現方法による印象の違いについて
- 『猿蓑』冬の発句部における時雨十三句についての一考察
- 「形代」としての浮舟―『源氏物語』宇治十帖論―
平成29(2017)年度
- 谷崎潤一郎と関西方言―『卍』改定の理由と成果―
- 日本文学と感情表現について―「鼻」を用いての自己の感情との対峙試案―
- 「イーハトーボ農学校の春」―あの四月の実習のはじめの日
- 寺山修司「田園に死す」論―<地獄>の表現と《母》の表象―
- 明治期の漢語のあり方―漢語のレベル差による層の調査―
- 近代日本の<脱亜入欧>に対する漱石の想い―『夢十夜』「第七夜」を中心に
- 『堤中納言物語』『貝あはせ』について
- 現代における擬音語・擬声語などについて