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将来像~卒業生の活躍

日本文学専攻で学んで成長し、卒業していった先輩たちの、社会で活躍する姿をご紹介します。

株式会社カナモト 関東甲信越地区営業

岡田 亜矢香さん

現 日本文学文化学科 日本文学専攻

2019年3月卒業



好きな作品を好きなだけ読んで、調べ、考えることができた卒業論文は本当に楽しかったです!
■様々な方々と関わりながら仕事をしています
私が勤務している「株式会社カナモト」は主に建機レンタル事業を行っている企業です。現在、私は「営業職」として事務所内でお客様の受注対応をしている他、建築現場への営業に向けての打ち合わせや担当予定現場の引き継ぎなどの仕事をしています。また、「株式会社カナモト」の地域交流イベントのサポートの仕事もあり、様々な方々と関わりながら仕事をする毎日です。

■和洋女子大学への進学を決めたのは、品格、知性、教養を身につけたかったから
和洋女子大学には、高校の担任の先生から、大学の雰囲気が私に合っているのでは? と勧められたことで関心をもちました。創立が明治30年という歴史ある女子大学ということで、そうした大学で品格、知性、教養を身につけたいと思って、和洋への進学を決めました。また、私の場合、自分の地元から離れた大学へ行くことで、まったく知らない場所やまったく知らない人々の中で生きていく挑戦をしてみたかったという気持ちもありました。

■大学時代の思い出は一言では言い尽くせません
1年生から4年生までの4年間、ずっと学生会の中の代議委員会に所属していました。3年次では委員長になり、人を動かす力を持つことと自分の意見を伝えることのむずかしさを実感するという貴重な経験をしました。2年次には里見祭(大学祭)のイベント「里見姫コンテスト」に出場して、光栄にも里見姫(里見姫コンテストに入賞した際の岡田さんの様子はこちらから)に選ばれました。里見姫としての活動は、学内だけでなく学外にも及び、J:COMチャンネル(市川市・浦安市)の「いちイチいちかわ」のMCを担当したり(2017年5月17日放送【いちイチいちかわ 勝手にPR①染谷トマト園】)、「就職の窓口」という就職活動応援サイトのイメージガールや、京成線の「文学浪漫巡り」の切符のポスターやリーフレットのモデルを務めさせていただいたり。様々な経験をすることで、視野が広がったと思います。好きな作品を好きなだけ読み、調べ、考えることができた卒業論文は、4年次の集大成として本当に楽しかったです。私は、岡本文子教授にご指導いただき、江戸川乱歩の作品についての研究をしました。大学のメディアセンターの「住人」と化したことも本当に良い思い出です。そして、大学時代の一番の思い出は何といっても「なにげない日常」。毎日、友人と会っておしゃべりできるということが、とても贅沢な時間でした。今でも友人と連絡をとったり会ったりすることはありますが、学生時代とは違って時間は限られます。学生時代の日常が本当にかけがえのないひとときだったことを社会へ出て実感しています。

■今後の目標は「信頼される営業」になること
営業職で入社しましたので、数値には貪欲に、お客様には丁重に接して、お客様から「信頼される営業」になりたいと思っています。まずは、新規の顧客を獲得できるように、先輩の社員の方の外回り営業の同行から自分なりの方法を考え、一人で出向いた時に実践してみる。そこで感じたことやうまくいかなかったことを次の営業で活かせるように反省し、再挑戦する。そんな風に地道に努力して成長し、社会で活躍していきたいと思っています。(写真は会社で扱っている建機に乗ってみている様子)

■後輩へのメッセージ
和洋女子大学というと、お嬢様学校の印象をもたれることがしばしばあります。それは多分、和洋の長い伝統とそこで培われた多くの学生や卒業生の皆さんの品性や気質によるものでしょう。和洋には人の気持ちを思いやることのできる、穏やかで優しい学生が多かったと思います。和洋女子大学という良い環境で学生生活を送っている後輩の皆さん! 友人と関わる時間、将来を考えて学ぶ時間、学生時代ならではの時間を大切にして、充実した日々を過ごされることを心より願っています。

       

積水ハウス株式会社 地域勤務職

山﨑 桂さん

現 日本文学文化学科 日本文学専攻

2014年3月卒業



「作品と向き合い1人の作家の生き方を追う」。卒業論文の執筆は私にとって貴重な時間でした
住宅展示場での接客業務や事務作業が主な仕事です。人の生涯の中でも大きな買物である「家づくり」を提案する仕事にやりがいを感じています。仕事を通じてインテリアへの関心が強くなり、将来はインテリアコーディネーターの資格を取得して、住まいづくりにより深く関わっていきたいと思っています。

卒業論文では樋口一葉の作品をテーマに、当時の女性の生き方について考えました。先生からアドバイスをいただき、単に作品を読むだけでなく、一葉が生活していた町や作品に出てくる場所を歩いてみたことも。

学生時代の4年間は、どう過ごすかで、それまでの自分やその後の人生を変えることもできる貴重な時間です。存分に楽しんで!

       
渋江 由里子さん(旧姓 山本)

千葉トヨタ株式会社
渋江 由里子さん(旧姓 山本)
人文学部 日本文学科
平成19年度卒業

クルマの持つ楽しさをたくさんの人に伝えたい!

和洋女子大学を卒業後、千葉トヨタ自動車株式会社に入社して営業職をしています。私の子供時代で一番楽しかった思い出は、家族みんなとクルマで出掛けた事です。父はクルマが大好きで、休みの日になると家族4人を連れてクルマでドライブに行ったり、ショールームに新しいクルマを見に行ったりする事がとても多かったことを今でも鮮明に覚えています。
私にとって、普段は仕事で忙しい父親といろいろな話をすることが出来る貴重な時間がドライブであって、その時間と車内の空間が家族みんなのコミュニケーションの場でもありました。
最近はクルマを単なる移動手段として使っている方が多いようです。だからこそ、私のように「クルマを家族のコミュニケーションの場、憩いの空間のように感じてもらえる人たちが増えて欲しい」「私にとって大切なクルマを通して、たくさんの人たちに喜びを感じて欲しい」と思い、将来は自動車業界に進もうと思っていました。

数ある自動車販売会社の中で、千葉トヨタ自動車(株)に入社したいと思うようになった一番のきっかけは、大学3年生の時のインターンシップです。私が体験入社した店舗のスタッフの皆さんは全員がイキイキとした表情で、日々たくさんのお客様に接しながら仕事をしていました。そんな現場を間近で見ているうちに、「私もこの様な環境で、クルマに携わる仕事をしてクルマの持つ楽しさをたくさんの人に伝えたい」と思うようになり、この会社で働きたい!と思いました。

朝出勤すると、まずショールームの清掃から始まります。展示車・試乗車をきれいにし、カタログの補充を行い、お客様を気持ちよくお迎えする為の準備から1日が始まります。
店頭当番の日や土・日・祝日のイベントの日は、基本的に店舗内での活動がメインとなります。私が担当するお客様は土・日休みの方が多いので、土・日は点検のご案内や調子伺いの電話をかけたり、点検や修理でご来店頂いたお客様の受付をしたり、新車をご検討されているお客様の接客などを行います。平日の活動は、前日に立てた活動予定表を基にお客様のご自宅を訪問し、点検のご案内や調子伺い、イベントの告知などを行います。平日は自宅にいらっしゃらないお客様が多いので、名刺やDMにメッセージ添えてポストに入れ、夕方、店舗に帰ってきてからご不在だったお客様へ、電話によるフォローを行います。ただ、活動するのではなく、日頃のコミュニケーションから情報を集め、お客様それぞれのライフスタイルを把握した上で活動する事が大切だと思っています。和洋で「言葉の表現、大切さ」について深く学んだおかげで、お客様から「女性らしい、綺麗で丁寧な言葉遣いをされているから話していて気持ちがいい」と言われます。大学時代の学びは仕事をする上で最も大切な、人と人とのコミュニケーション力を支えてくれていると思います。
今後の目標は、誰からも信頼される営業スタッフになることです。お客様からはもちろんのこと、会社内でも「渋江に任せれば大丈夫」と思われる営業スタッフになりたいと考えています。また、どんなに小さなことでもお客様に困ったことが起きたときに頼られる存在になりたいと思っています。これからも女性スタッフならではの笑顔や表情、気配りを心がけて、「どんな時でも明るく、元気に、笑顔で」をモットーに仕事に取組んで行きたいです。

川崎 キヌ子 名誉教授

川崎 キヌ子 名誉教授
和洋女子大学短期大学部国文科
昭和31年度卒業

素晴らしい恩師と友人との出会い

川崎教授は和洋女子大学短期大学部国文科卒業後、國學院大學に編入学。和洋女子大学文家政学部国文学科講師を経て、人文学部日本文学科教授として長年に渡って勤務されました。平成18年3月に本学を退職。教授に和洋での学生時代の思い出を語っていただきました。

川崎教授は、昭和29年、和洋女子大学短期大学部国文科1期生として入学。山形の親元を離れ、飯田橋の学寮で学生生活を送りました。8畳ほどの6人部屋、夜は小さな座り机を隅に押しやって布団を敷いていたそうです。夕食後は、お堀でボート遊びをしたり、神楽坂であんみつを食べたり、舎監の先生に隠れて青春を謳歌。「今思うと授業はかなり高度な内容で、先生方は学生一人ひとりと向き合い、手を差しのべて指導してくださった。今井福治郎先生や鈴木正彦先生のご自宅には、よくお邪魔しました。先生と学生の親密なふれあい。これが和洋の良さですね」と語る。当時の同級生は30人足らずで、年齢はバラバラで結婚している人もいたとのこと。

授業以外では、現在のサークルにあたる文学班(今井先生が顧問)に所属し活躍。鴨川の古泉千樫の生家を実地調査した時はテレビで取材され、何と長靴姿で写っていた教授! 理由は「だって、台風の後だったのよ」。その頃、一緒に活動した仲間とは、今でも連絡を取り合っている。卒業後は、大学に助手として残り、國學院大學へ編入学。卒論は万葉集についてでしたが、後に今井先生からの指導もあり、近代短歌の研究へ進みました。「先生からは亡くなった後も、なお多くのことを教えていただきました」。和洋の図書館に寄贈された今井先生の蔵書には多くの書き込みがあり、それを読んで勉強を続けたそうです。

当時は、広い研究室で、学科の教員は皆、同室。何をするのもいつも一緒で、勉強も遊びも社会人としての礼節も教わることができ、充実した楽しい時期を過ごされた。教員として、恩師同様に、学生とのふれあいを大切にしてきた川崎教授。「不思議なことに、年賀状に書かれた文字を見ると、学生の顔が当時のまま目に浮かびます」と語ってくれました。

大明 悦子さん
人文学部 日本文学科
平成20年度卒業

感謝の心

和洋女子大学を卒業して2年が過ぎようとしています。大学を離れましたが、里見祭では、ホームカミングデーなどに参加させていただいたり、今でも大学と交流があることを嬉しく思っております。
今回は、(1)現在の仕事について(2)仕事を通して得たもの(3)和洋で学んだこと、の3点についてお話させていただきます。

(1) では、現在市川市内の中学校の特別支援学級に勤務しております。市内に1つという情緒学級において子どもたちの学習面や生活面のサポートをしています。

(2) では、この経験を通して謙虚であることの大切さを学んでいます。子どもを育てることは、教師1人の力ではなく、多くの方々が支えてくださることで成り立つのだと学校生活を通して感じるからです。たとえば、体育や理科の先生が空き時間に学級の子どもたちと一緒に体を動かしたり、実験をしてくださったりします。とてもありがたく思います。

(3) については、女性らしくのびのびしていること、何かしてもらった時にきちんと感謝を伝えること、こうしたことを和洋で学びました。特に意識していませんが「すてきですね」と同性の先生から声をかけていただくことがあります。また手助けをしてくださった先生方に感謝の気持ちを手紙に書いてお渡しすると、とても喜んでくださいます。私にとって当たり前のことですが、喜んでくださることはとても嬉しいことです。

大学を卒業しても、和洋で学んだことはしっかり私の中で根づいているのだと日々感じております。これからも自分らしさを大切にしながらすすんでいきたいと思います。

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