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将来像~卒業生の活躍

和洋で学んで成長していった先輩たちの、社会で活躍する姿をご紹介します。

株式会社ジェイティービー 国内旅行担当

藤乗 千鶴さん

現 国際学科 国際社会専攻

2016年3月卒業



大学は自分のやりたいことをみつけて、実践するところ。和洋で充実したキャンパスライフを送ってください
出張や家族旅行、学生旅行やハネムーン、ウェディングなど、旅の目的はそれぞれ違います。お客様の要望を伺い、思い出に残る旅行を提供できるよう、一人ひとりに合ったプランをお客様と一緒に作りあげています。

和洋で貧困や紛争地域のことを学び、実際にそれらの国を旅したことで世界観が変わりました。世界の様々な人たちのために働くNPOやNGO団体がたくさん存在していること、紛争地域に命がけで出向き、少しでも世界を良くしていこうと働く人たちの姿に感動して、私も人のために役に立つ人間になりたいと思うようになりました。

将来は国内だけでなく、海外旅行業務や商品企画にも携わっていきたいです。

       

高麗大学大学院(韓国)に在籍中 

谷川 佳誉さん

心理・社会学類 国際社会システム専攻修

2015年3月卒業

日本と韓国、両国の友好に貢献できる、人材になりたい

 

2015年に和洋女子大学を卒業後、同年の秋より韓国の高麗大学大学院に進学。現在、中日語文学科で日本語学と日本語教育について学んでいます。在学中はソウル市立大学に1年間留学。もっと韓国で学びたいという気持ちと日本語や日本のことを伝える日本語教師になりたいという想いで、大学院への進学を決めました。

■大学院での勉強の内容について
韓国の学校は、日本とは異なり3月に新学期が始まり、6月中旬から長期休暇に入ります。そして後期は9月から開講し、12月中旬に終わります。現在、授業は1コマ3時間の科目を3つ、受講(「日本語の文法」「教育」「日本文化」に関する授業)し、その他に論文の書き方についての科目も受講しています。授業は15人前後の少人数で行われ、与えられたテーマに関連する論文を学生が準備し、その発表を聞いて学生たちが意見や質問をし、先生が補足や説明をしてくれます。その他に個人発表やグループ研究などがあります。大学までの授業とは異なり、先生からの講義を受けるというよりも主体的な発言や意見が求められるため、初めは戸惑うことも多かったのですが、いろいろな物事について根拠を持って考えるように心がけるようになりました。よく「授業は何語で受けているの?」という質問を受けるのですが、授業のほとんどは韓国語ではなく日本語です。韓国人の先生が流暢な日本語で授業をしてくれるため、学生の間では主に日本語が共通語となっています。

■現在の韓国での生活について
日頃、学校生活で忙しい時にはあまり感じないのですが、ふとした瞬間に「韓国で生活しているんだ、今、海外で生活してるんだ」と自分を客観的に見つめるとき、あぁ凄いことをしているんだなと自分自身に驚くことがあります。そのような時に、大学時代の韓国への留学では海外での生活に不安しかなかったことを思い出しながら、自分自身の成長を感じ、嬉しく思うことがあります。私が韓国で生活をしていてとても楽しみに思っていることの一つは、春休みや夏休みの長期休暇を利用して和洋女子大学の学生たちが「韓国・韓国語短期留学プログラム」(ソウル教育大学、国立公州大学)に参加をしてくれて、韓国に訪問してくれることです。現在、ソウル教育大学のプログラムコーディネーターを任されているため、訪問期間中は学生たちと同じ寄宿舎に滞在し、プログラムの運営・広報・生活などのサポートなどをすることがあります。後輩たちが一生懸命勉強している姿や、卒業しても先輩として接してくれ、悩み事を相談してくれたり、頼ってくれた時にやりがいを感じ、後輩たちの姿を見て、私自身も大学院生活を頑張ろうと力をもらっています。後輩たちに、大学に入ってから語学の勉強を始めても遅くないんだということ、海外で頑張っている先輩がいることを伝えてそれが海外へ目を向けるきっかけ、希望、やる気などに繋がればいいなと思っています。

■韓国に対する想い
私にとって韓国は、人生を変えてくれた国、生き方の方向性を示してくれた国。言い換えると、韓国と出会ったことで私の人生は変わり、これからも一生関わり続ける国だろうと思っています。
大学1年生の時に第二外国語として韓国語を履修し始めてから、1年間のソウル市立大学への認定留学※、日韓青年親善交流事業への参加、と韓国に関わる活動に積極的に参加してきました。大学を卒業してから、大学院に進学するタイミングで交際をしていた韓国人の男性との結婚もしました。ですから、現在は韓国の大学院で勉強をしていますが、卒業後も韓国で生活をすることになると思います。そう考えると、韓国という国は、もう私の第二の故郷ということにもなりますね。

■将来の夢
将来は、日本と韓国、両国の友好に貢献できる人材になることができればと思っています。具体的には、韓国の方々を対象にした日本語教育について、さらに大学院で勉強し、日本語を教える教師、教育者と成長していけるように励んでいきたいと思っています。

※認定留学とは?
和洋女子大学が認定する私費留学。留学中も在籍期間として認められるため、卒業要件単位を修得すれば、4年間で卒業できます。
※学科や選択している科目の内容によっては4年間で卒業できない場合もあります。

NGO団体 BRIDGE ASIA JAPAN 勤務 

寺澤 彩さん

人文学部 国際社会学科

2009年3月卒業

平和構築や国際協力に関わる仕事をしていきたい

 

短期大学を卒業後、観光旅行をきっかけにアメリカに関心を持ち、ロスアンゼルスに約1年半の語学留学をしました。米国滞在中に多様性社会や人々の貧富の格差を目の当たりにし、「国際社会について学びたい」という気持ちが強くなり、帰国後、和洋女子大学の国際社会学科(現 国際学科 国際社会専攻)に編入。和洋で、グローバリゼーションと貧困の関係性、また政治と国際紛争の関連性を学べたことで「国際社会を見る目」を養えたと思います。大学ではフェアトレードを推進するサークル(現FACILITATOR)を立ち上げたり、内閣府主催の国際青年討議セッションに参加して、様々な国の青年たちと交流しました。また、UNICEFやNGOのスタディーツアーに参加して、インドや東ティモールへ行ったり、NGOでインターンやボランティアを行うなど、まさに頭と体をフルに使って学んだ大学生活でした。

卒業後は日本の一般企業に勤めながら、自分で立ち上げたNGOでの活動も行っていました。その活動をきっかけに法律や人権に関心を持ち、国連平和大学に入学。2012年10月にアジアリーダーズプログラムの国際法と人権コースの修士学を修了。世界52カ国から集まったクラスメイトとの授業や生活を通じて、多様性の中で各々が意見を述べる時には「互いを尊重する姿勢が必要」ということも学びました。

そして、BRIDGE ASIA JAPANというNGOに勤務。2014年2月よりミャンマーのラカイン州シトウェ-という場所に赴任し、プロジェクトコーディネーターとして働いています。プロジェクトの受益者が「夢を持ち、自分の未来に希望を持って生きること」「本当に心から笑えるようになること」。それが、私がめざす国際協力・人道支援のビジョンです。そのビジョンを実現する為にはどうすればいいのか、これからも、それを常に追求していきたいと思っています。

千葉県警察本部 交通部 交通総務課 巡査

佐藤 美奈さん (旧姓 北村)

人文学部 国際社会学科

2011年3月卒業

人々の安全と安心、信頼を守る警察官をめざして

 

在学中に千葉県の警察官採用試験に合格。卒業後、念願の警察官になりました。現在、千葉県警察本部交通部交通総務課で勤務しています。主な仕事は県内の幼稚園・学校での交通安全教室や、年に4回行われる「交通安全運動」でのキャンペーンなどを通じた交通安全教育活動。各警察署で開催するイベントや、交通安全教室への応援派遣などの業務もあるため、係員として日々、県内を飛び回っています。
 
■現在の仕事の魅力とやりがい
子供が大好きなので、仕事を通じて子供たちと携わることができる“交通安全教育”は、自分にとって、とても魅力ある仕事です。交通安全教室で指導した子供たちが、きちんとルールやマナーを守って安全に通行している姿を見た時は、とても嬉しいですし、その子供たちから「ありがとう」と声を掛けてもらったり、「お姉さんみたいなおまわりさんになりたい」と言われた時には、この仕事をしていて良かったと改めて思います。子供たちの笑顔は、仕事の疲れや嫌なことを全て忘れさせてくれますし、元気もたくさんもらえます。街で「あの時のおまわりさん!」と声を掛けられる時も嬉しいですね。なによりも、仕事でたくさんの人に出会えることが楽しいです。仕事をする中で悩んだり苦労したりすることもたくさんありますが、その経験や出会った人たちからの助言で自分が「人として成長させてもらえること」も、今の仕事の魅力のひとつだと感じています。

■大学の学びや大学生活で印象に残っていること、役立っていること
国際社会学科(現 国際学科 国際社会専攻)で諸外国の政治や経済、文化について深く学んだことで、日本国内だけでなく各国の治安情勢に幅広く目を向けることが身につきました。現在の仕事の業務と直接的に関係することではありませんが、「視野を広く持つこと」「各国の治安情勢を意識すること」は、警察官として大切なことであり、在学中に学んだことがとっても役立っています。
また、在学中はアルバイトなどを通じて、様々な年代の方と接する機会がありました。今の仕事は、幼児から高齢者まで幅広い世代の方と接するので、その際に自然と会話をすることができるのは、在学中のアルバイトを通じた経験のおかげだと思います。

■後輩たちへのメッセージ
大学に通っていた当時、女性や子供が被害者となる事件や事故が多く発生していました。そんな事件・事故が目立つ中、「子供や女性を守る仕事」ができないかを考えるようになり、その結果、警察官という職に就きたいと思うようになりました。「警察は男社会だから、あなたには向いていない」と言われたこともあります。ですが、「やってみなければ分からない!」と自分に言い聞かせ、「警察官になって、女性や子供を守る仕事がしたい!」という気持ちが強かったので、警察官になるための勉強を始めました。仕事に対する向き不向き、男女の差はない! と私は思っています。自分自身が「これがやりたい!」という強い思いがあれば、どんな仕事でもできると思います。特に、女性警察官が必要とされる場は今の社会にはたくさんあります。
警察官の仕事に少しでも興味があるなら、採用説明会や個別相談会も行っているので、ぜひ参加してみてください。住民の皆さんの期待に応え、「人々の安全と安心、信頼を守る警察官」を一緒にめざしましょう。

ANA成田エアポートサービス株式会社
飯島 由莉さん

心理・社会学類 国際社会システム専攻修
2014年3月卒業

体力と精神力が必要な仕事です

■ 現在の仕事内容について
ANA成田エアポートサービス株式会社でグランドスタッフとして、主に、旅客の搭乗手続き業務(チェックイン)、搭乗口(ゲート)での業務、到着業務などを担当しています。搭乗手続き業務では、すでに予約を持ったお客様の渡航条件等を確認しながらチェックインをし、手荷物をお預かりしています。搭乗口業務では、まず機内で旅客搭乗までの準備状況を客室乗務員や機内食搭載担当、清掃担当、メンテナンス担当など様々な係員と打ち合わせを行った後、搭乗口で搭乗準備を行なっています。到着業務では降機されたお客様の誘導や到着便の機内状況の引き継ぎ、手荷物の受け渡しや破損・未着手荷物等の対応を行っています。
また、ANA成田エアポートサービス株式会社では外資の航空会社の業務も受託していて、私は台湾の航空会社のエバー航空を担当しています。お客様の大半が台湾人で、優しいお客様が多く、あまりクレームなどには遭遇しませんが、英語が話せない方もいらっしゃるので、業務に必要な中国語を頑張って勉強もしています。入社して感じたことは、この仕事は華やかなイメージとは全く違う、体力と精神力が必要な仕事だということです。覚えることが山のようにあり、教育期間中は人生で一番勉強したと思います。テストもたくさんあり、寝る時間を削って、夜遅くまで勉強しました。そして、現場での実践教育が始まると、自分の行ったことへの責任感が同時に生まれ、初めの頃はお客様の前に立つことも恐くていつも心臓がバクバクしていました。空港中を走り回って汗だくになりながら仕事をして、仕事が終わるときにはいつもクタクタでした。1年経って、最近では以前より自信と余裕をもってお客様に接することができていると感じています。プラスで何かお客様にとって良いサービスができないか、同僚のヘルプができないかなど、周りに目を向けられるようになったと思います

■ 大学時代の思い出
私はゼミの時間が大好きでした。ゼミのメンバーも好きでしたし、山下教授の幅広い知識で、いつも私たちの質問や関心に応えてくださるのが、とても面白かったです。卒論のテーマは「移民政策について」について。先生のオフィスで1対1の講義で作成しました。そのおかげで、内容の細かなことまで先生と議論し、わからないことや自分の考えを話す時間がたくさんあったので、卒論の方向性や補わなくてはならないことが講義を受ける度に明確になっていることが多かったように思います。基本的に、先生はいつも私たちの考えを重視してくださるので、それもとてもやりやすかったように思います。
授業についてですが、私は1年の時から山下先生の授業に興味を持ったため、先生の授業を積極的に履修していました。他にも様々な分野の先生方がいらっしゃいますが、自分の気に入った先生の授業を積極的にとることができる、和洋のカリキュラム構成が、とてもよかったなと思っています

■ 今後の目標
もっと安定したスキルを身につけたいと思っています。不安要素をなくして確実なハンドリングをし、通常業務からイレギュラーまで苦手分野を克服していきたいです。また、アナウンス力を身につけ、お客様にとって聞き取りやすいアナウンスでご案内できる係員になりたいと思っています。

岩間 素子さん

岩間 素子さん
心理・社会学類 国際社会システム専修
2013年3月卒業

日本のサービスの良さを伝えたい

父の仕事の関係で、小学校4年生から高校卒業までの約8年間を上海で過ごしました。
日本に戻ってからの大学選びでは、グローバル社会をより深く理解するために、一つの専攻の中で政治・経済・法律・社会学など、多くの学問を専門的に学ぶことができる和洋女子大学の国際社会システム専攻(※平成26年度より、国際学科に改組)を迷わず選択。
大学では世界各国の政治や文化・歴史に触れる事で視野が広がり、考え方に柔軟性を持つことができるようになったと思います。

就職活動をする際、日本と中国、どちらで就職するかを悩み、まずは中国で働いてみよう! とインターンシップで上海に行くことを決めました。
インターンシップ先のホテルでは、今まで感じたことのない刺激でいっぱいでした。
言葉が全く通じない異国の地へ来られたお客様に日本人スタッフの存在を喜んで頂いたり、日本のサービスで中国人の方に感謝されたりした経験から「私の仕事で、日本のサービスの良さを知って欲しい」「お客様に積極的に話しかけられる長所を活かして、最高のホスピタリティマインドを身につけたい」と思うようになり、中国のホテルへの就職を真剣に考え始めるようになりました。
「本当にやる気があってゼロから始めることを恐れないのであれば、中国で働いてみれば良い」と父からのアドバイスもあり、帰国後、中国での就職をめざして活動を開始。中国のマイナビのようなサイト「51job」に登録したり、インターンシップ先のマネージャーにコンタクトを取ったりして、情報を収集しました。

現在、7月にプレオープン予定のホテルでの就職試験を控えて、上海で生活しています。ホテルの仕事のことや面接に必要な中国語と英語を勉強する日々です。
周りが中国人ばかりという環境の中で、学んだことを生かして頑張っていきたいと思っています。

― そして2014年12月現在。

岩間さんは上海のアコーホテルズグループのプルマンホテルに就職し、宿泊部門の一員として働いています。岩間さんに私たちからの質問に答えていただきました!

■現在の仕事に就いた経緯(就職活動について)
A:住んでいる場所から、それほど遠くない場所に新しく5つ星のホテルがオープンするという話を友人から聞き、履歴書をまず人事部の方に送りました。人事部のトレーニングマネージャー、フロントオフィスマネージャー(部門マネージャー)、支配人の計3名の方との面接にクリアし、内定を頂きました。その後、ホテルがプレオープニングするまでの間、その他のスタッフとともに研修に参加し、プレオープンした後も現場で少しずつ学びながら、仕事を身に付けました。

■現在の仕事内容
A:フロントオフィス部門のゲスト・リレーションシップ・オフィサーとして勤務。 主にVIPのお客様の滞在期間中のすべてのお世話をしています。具体的には、VIPのお客様がホテルにご来店される前に、ウェルカムフルーツ、ウェルカムレター、レジストレーションカード(宿泊登録カード)、ルームキーなどを事前に準備し、お客様がご利用になるお部屋の設備とルームキーに問題がないかどうかをチェックします。お客様が実際にホテルにご来店されてからは、チェックインからチェックアウトまでの間の全般のお世話と、VIP以外のお客様のインフォメーションや、その他の業務にも手の空いている時には就きます。

■仕事で大変なこと・楽しいこと・やりがい
A:日本のように仕事の「決まり」がきちんと決まっている訳でもなく、決まっていたとしても常に変化したり、情報がスタッフ全員に伝わっていなかったりする時などは、業務上だということは理解していても、日本人にとっては難しい部分がありました。ホテルのインターンシップには参加したことはありますが、専門知識を持っていた訳でもないので、初めのうちは何もかもが難しくて大変でしたが、少しずつ慣れてきて仕事が身についたと実感できた時、スタッフ同士で協力し合って一つの仕事を成し遂げた時、お客様におもてなしを喜んでいたいただけた時は、とても嬉しく、やりがいも感じます。

■上海での暮らしの様子
A:シフト制のため、毎週、土日が休みではありませんが、休みが合えば友人と食事に行ったりしています。上海蟹の季節には、友人に陽澄湖まで連れて行ってもらいました。休みが土日以外の場合は、一日は家でゆっくり休んだり家事をして、もう一日はスーパーに買い物に行ったり、カフェでのんびりすることが多いです。

■将来の夢
A:ホテル業もとても魅力的ですが、機会があればその他の業界でもチャレンジをしてみたいと思っています。私の夢は「自分のサービス・仕事を通して同僚やお客様に日本・日本人はいいなと思ってもらい、民間の日中の架け橋のお手伝いをすること」。これは、上海のホテルに就職する以前から思っていることで、変わりません。今の仕事の経験は、他の国・都市や日本でも生かせることがたくさんあると思いますし、今後、私により多くの選択肢を与えてくれるはずですので、しっかりと働いて、キャリアを築いていきたいと思っています。

ようせん(Yao Xuan)さん
人文学部 国際社会学科
平成18年度卒業

カタールから、こんにちは!

3ヵ月ほど前に長年住み慣れた日本を離れ、ここカタールのドーハ――たぶん大半の人は聞いたことのない国にやってきました。カタール航空のキャビンクルーとして就職したからです。
ここには、約4000人のcabin crewが働いており、その中の80%ほどは若い女の子たちです。私たちは、世界中の約90カ国と地域から、様々の夢と目的を持ってここに集まってきました。ここは何もない砂漠(desert)と一般的に思われているようですが、私たちにとっては、美味しいデザート(dessert)の存在と言えます!

客室乗務員になるのは私の唯一の夢でした。大学3年生の時から航空会社に絞って就職活動をし、エントリーシートを出したのもANAとJAL系列のみでした。
夢は実現するもの、夢のままでは終わらないと信じていました。でも、あと一歩のところで飛べるはずだった夢は消え、それから2年が経った今、カタール航空のキャビンクルーになることができたのです。

カタール航空のフライトスケジュールは大変きついもので、7日続けて飛ばされることもあります。曜日という感覚が自然になくなってしまいました。
それでも私はここでの暮らしをエンジョイしています。ショッピングモールに出かければ、黒と白の2色しか存在しないことにびっくり。女性はAbayaという黒い民族衣装を頭から被っていて、目以外(顔全部カバーする人もいる)すべて隠しています。このような光景に慣れるまで少々時間がかかりました。今はそのすべてが中東の素晴らしい文化の一部だと思っています。
もちろん、どうしても受け入れられないものもあります。食文化は素晴らしいと思いながらも、なかなか食べたいと思わないものが多いです。ここでは中華や和食が非常に人気で、お寿司が特に大人気。寿司バーが存在しているくらいです。カタールは中東の国の中でもあまり知られてない存在ではあるものの、近い将来には世界を驚かしてしまうような存在に変わるに違いありません。不況の中、カタール航空のみ世界中から週ごとに、20人ほどの新人が入ってきています。それでも、足りないというのです。 夢に満ちたQatar Airways! そこに、今この時を精一杯エンジョイしているわたしがいます。

中国に「不見風雨、怎見彩虹」というコトワザがあります。文字通り、
If you do not try to experience storm first, how come you can enjoy beautiful days later!
みなさんも夢を諦めないで頑張ってください。

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