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家政福祉学科

09 10

投稿者: kaseifukushi
2019/09/10 11:12

昭和28年から埼玉県で始まった歴史ある大会「第67回 秩父宮杯埼玉県自転車道路競走大会」が9月8日に秩父市で開催され、家政福祉学科の岡本秀明准教授が「マスターズの部(45歳以上の部)」で準優勝しました(エントリー78名、完走37名)。


【写真】「マスターズの部」の表彰式の様子(大田小・中学校の太田中学校体育館内にて)

以下は岡本秀明准教授による、レースのレポートです。

秩父市内の公道レースコースは1周10.8㎞。レースではこのコースを3周します。スタート後、しばらくの道は平坦基調ですが、ゴール前4kmあたりから距離1kmほどの急坂登坂があり、頂上を通過後、深いカーブが連続する急な下り坂となります。下った後は、すぐに距離300mほどのゆるやかな登りがあり、それを下って1km弱、走ってゴールとなります。レースでは、3回登ることになる距離1kmほどのきつい急坂登坂で先頭グループについて行けるかどうかが大きなポイントとなります。

昨年は、急坂登坂で苦しみながら10位となり、入賞圏内の6位の選手とはわずか2秒差という残念な思いをしました。今年は、この伝統的な秩父宮杯ロードレースでなんとか6位入賞には入りたいものだと思いながら、日々、登坂練習にも取り組んできました。


【写真】快晴の青空の下、「マスターズの部」スタート前の様子

レース当日はとても暑く日差しが強い晴れの日となり、スタートは朝9時過ぎ。出場した「マスターズの部」のエントリー者は70名ほど。同時スタートとなった「高校生初級の部」の60名ほどと入り混じり、形成された大集団で進みます。落車が起きないように、そして落車に巻き込まれないように注意をしながら走り、大集団の前方へ少しずつあがっていきます。

1周目の急坂登坂に入り、先頭集団から遅れないよう頑張って登坂し、頂上手前では苦しくなって位置を下げるものの、先頭集団で通過します。その後の急な下り坂では、急カーブが連続するつづら折となるため、集団が一列棒状となり、下りが苦手な選手のところでところどころ中切れ(=前の選手との距離が数メートル以上あいてしまう状態)が発生してしまいます。そうすると、追いつくために脚を使って疲労してしまい、下手をすると追いつけない場合もあります。
2周目の急坂登坂もしっかり登り、きつくなってくるとダンシング(立ちこぎ)をしたり、座ってペダルを踏み込むときにサドルの先端に座って効率よく体重もかけられるようにしたりと、位置を下げながらも工夫してなんとか頂上を通過します。息を切らしながらも、昨年の急坂登坂よりは少しは余裕を持てるようになったのではないかと感じました。暑さのため、3周目には、自転車についている700mlボトルの水を飲み干し、すでに空になるほどでした。


【写真】レース中の様子。右から二人目、赤のユニフォームが岡本准教授(写真は「いとけん」氏より提供)

最後となる3周目の急坂登坂は勝負どころなので、登りに入る前から緊張感が高まります。「これから、大きな分かれ目となる3分間が始まる」、と。強い選手たちがアタック(=ダッシュして先に行こうとすること)をかけるかもしれません。そうでなくても、ふるい落としのスピード上昇があることは想像できます。ギアを少し重めにして、気合を入れながら先頭グループについて行き、強い選手がスピードをあげると、それについて行って様子を見たり、つらいながらも頑張って登ります。頂上手前ではさすがにきつくなり、位置を下げながらも、集団の10番手あたりで頂上通過。

順調に急坂登坂を終えられたと思ったところ、その後の急な下り坂で、前の別の部に出場している高校生の下りがそれほど速くなく、急カーブごとにその前のグループと少しずつ離れていってしまいます。危険をおかして前の選手を抜くことは困難です。 下り切った後のゆるやかな登りで、まわりの数名の選手と、間があいてしまった数十メートル先の先頭グループを必死で追走しますが、まわりの数名も疲れてしまって追走スピードが落ちてきてしまいました。後ろを見ると、これまでの高速走行で、選手は遠く離れている様子。前に追いつけないと入賞は困難になってしまう! という切羽詰まった状況を理解し、ひとりで渾身の力で追走を開始して走り続け、ゆるやかな登りとその後の下りでなんとか追いつくことができました!

追いついた先頭グループをみると、自分を含めて計6名(「マスターズの部」5名、「高校生初級の部」1名)でした。追いつくと、風の抵抗が少なくなって多少楽になりますが、こちらも疲れているので最後尾で走るのがやっとです。数十秒間、呼吸を整え、体の回復に努めます。

ゴール前400mほどのY字路交差点を右折すると、ロングゴールスプリント合戦(=ゴール前の最後のダッシュのこと)となります。ゴール前は、強めの向かい風が吹いており、最後尾から前へ他の選手をまくっていこうとペダルを踏み込みます。この向かい風や疲労のためか、先頭の選手以外はそれほど速度があがらず、前へ前へと追い抜いて出ていくことができました。2位の位置まであがって、向かい風が吹く中、まだかまだかとゴールゲートまで全力疾走をし、1位の選手には追いつけませんでしたが、後ろからは抜かれずに2位でゴールし、表彰台に乗ることができました。


【写真左】第67回目となった伝統的な秩父宮杯ロードレースのゴール地点
【写真中央・右】地元のいくつかの高等学校の生徒による手づくりの食品や地元の名産品が販売されている「にぎわい出展ブース」の様子

1位と2位となった自分自身とのタイム差は、およそ0.6秒、自分と3位との間はこれもおよそ0.6秒で、自転車レースでは少し間隔があいているほうでした。 表彰式で、1位の選手が50歳代ということがわかり、自分よりいくつか年上でそれでも優勝してしまう強さには大変、驚きました。

このように、昨年の10位から、今年こそは入賞を! と思って臨んだ秩父宮杯ロードレース。優勝こそはできませんでしたが、自分にとってはまさかの準優勝で表彰台を達成することができました。

<岡本秀明准教授の過去のレースの結果はこちらから>
第13回「TOUR de ECOPA(ツール・ド・エコパ)」にて、家政福祉学科の岡本由希准教授と岡本秀明准教授のペアチームが優勝しました
ロードレース「ツール・ド・はなわ」にて、家政福祉学科の岡本秀明准教授が優勝しました
家政福祉学科の岡本秀明准教授がグランフォンドワールドチャンピオンシップに出場し、完走しました!

家政福祉学科の学びについてはこちらから

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