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家政福祉学科

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投稿者: kaseifukushi
2018/10/05 10:06

8月29日~9月2日にイタリアのヴァレーゼ(Varese)で開催された、UCI(国際自転車競技連合)グランフォンドワールドチャンピオンシップ(UCI 2018 Gran Fondo World Championships in Varese)の距離130kmレースに出場し、完走した、家政福祉学科の岡本秀明准教授
帰国後、岡本准教授に自転車競技の魅力や今回の大会の感想などを伺いましたので、ご紹介します。


【写真】グランフォンドワールドチャンピオンシップのレース当日の様子
 
■自転車競技を始められたのはいつ頃からでしょうか?
本格的に自転車競技を始めたのは中学2年生の冬頃からでしょうか。小学生の頃からサイクリングが大好きでした。まだ行ったことのない道、峠、湖、川、海をめざして走っていくうちに、80km、100kmと走行距離が徐々に長くなり、一緒に遠くまで走れる身近な仲間がすこしずつ減っていきました。仲間を求めて自転車店のクラブに入ったところ、周りが自転車競技をしている人ばかりだったので、自然と自分も競技を始めることになりました。また、私が子どもの頃は世界最大の自転車レース、ツール・ド・フランス(Tour de France)の総集編を毎年、テレビ放映していました。3週間くらいかけてフランス一周を基本とする壮大で世界最高峰のレースなのですが、その番組を毎年たまたま観ていたこともあり、サイクリングから自転車競技に移行しやすかったのだと思います。

■自転車競技の魅力についてお話ください
風を切って走ること、自転車という機材を使うこと、天候、風向き、大会のコースによって登り・下り・カーブ・路面状況などがさまざまで、状況が刻一刻と変わっていくこと、風の抵抗があるために自然と集団を形成してレースが進むことを基本とするので、集団の大きさ、その数、その動きなど、その瞬間ごとに状況が変わり、複雑なこと、そして、なんといっても競技終了後のご飯がとっても美味しいこと、といったところでしょうか。

■今回のイタリアでの大会の感想を教えてください
◎ 競技について
JAPANジャージを着用すると、身の引き締まる思いがしました。しかも、世界大会ということで緊張感がとても高かったですね。スタートからゆるやかな登り坂基調で、そのまま1つ目の峠道の九十九折り登坂となるコースのため、スタートしてから1時間くらいはずっと息切れ状態でとても苦しかったです。湖水地方だったので、峠を下ると青空と美しい湖が見えてきて、「安全に下って無事にここまで来られた」という気持ちとも相まって、心が震えるような感動が自然とわいてきて、涙が出そうになって。イタリアに着いてから、ずっと雨天だったので、その青空がより一層きれいに感じられて。格別でした。2つ目か3つ目の峠越えの後、下ってどこかの小さな町に近づくと、教会の美しい鐘の音が鳴り続けていて、それが遠くから聴こえてくるわけですよ。これにも心底、感動しました。日本ではない経験ですし、「ここまでトラブルなしで走って来れた、生き残っているぞ」という想いもあって。無事に、かつ速くゴールにたどり着かなくっちゃ、と改めて思いましたね。100位以内をめざしていましたが、世界各地の予選大会を通過してきた選手ばかりの世界選手権ということもあり、真ん中くらいの順位に終わりました。アマチュアの大会といっても、この年齢カテゴリーになると、現在はアマチュアですよ、ということにすぎなくて、出場選手には本場ヨーロッパの元プロ選手や若い頃にプロをめざしていたような選手がゴロゴロいるという話も聞きます。世界選手権は、やはり厳しい大会でした。

◎ 競技以外について
以前からパスタやイタリア料理が好きだったので、いつか本場のイタリアで食べてみたいと思っていました。今回の大会がたまたまイタリア開催だったので、夢が実現することになりました(笑)。細長いもの、スパゲッティも食べたかったのですが、出てくるのはペンネのようなものばかりで、なかなか食べられなくて。無理かなと思っていたら、帰りのミラノの空港のレストランで、やっとスパゲッティを食べることができました。
イタリア到着後は雨天続きで自転車に乗れなかったこともあり、ミニツアーでマッジョーレ湖畔にあるボッロメオ城(ROCCA BORROMEO)とその中にある人形・おもちゃ博物館に行きました。おびただしい数の人形が展示されていて、それはもう圧倒されました。日本人形もあったらしいのですが、見逃してしまいました。これが唯一の観光でした。

 
【写真左】マッジョーレ湖畔にあるボッロメオ城(ROCCA BORROMEO) 【写真右】城内の人形・おもちゃ博物館

■次回の大会出場予定と意気込みについて教えてください
出場予定の大会はいくつかありますが、すべての大会でベストを尽くす、どんなに苦しくても先頭集団についていく、順位をあげる、表彰台をめざして頑張って走る、ということでしょうか。大会の種類によっては、例えば若者たちや上級者と一緒に競う大会ですと、全力の限りを尽くして走り続けても息も絶え絶えになって先頭集団についていけず、完走すらできるかどうか(周回遅れなどにより走行中止にさせられるため)という場合もありますが……。そのような結果になっても学ぶことはいろいろとありますね。年齢カテゴリー別にクラス分けされた大会の場合は、「体力的に若者にはかなわない」ということが通用しないので、特に力を入れたいという思いがあります。

■学生たちへのメッセージをお願いします
皆さんの人生のなかで、なにかとても好きなもの、熱中できるものがある・見つけられるとよいのではないでしょうか。私の場合は、それが、たまたまスポーツのなかの自転車競技だったわけです。なにか本当に好きなものがあって、それによって皆さんの人生・生活がより充実したらいいな、と。そうなるように心から願っています。

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