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投稿者:
kaseifukushi
2020/01/15 12:58
「家政福祉実習(履修時期:2年次 選択科目)」は、私たちが生きていく上で必要な農作物がどのような作業を経て生産され、消費者に届けられているのか、年間を通した農作業等を体験しながら、農業や食について総合的に理解していくことを目標とした授業です。担当は岡本由希准教授です。
11月30 日、和洋女子大学内にて、茶に関連した農業実習のまとめも含め、消費者の立場の学び、「世界の茶利用」についての実習を行いました。講師には、ティーエキスパート協会副会長・中国茶芸技師の川村惠美子氏をお迎えしました。

【写真左】講師の川村惠美子氏 【写真右】実習の様子
今回の実習には、家政福祉学科2・3年生の21名の学生が参加しました。実習は、菊の花の茶を淹れるところからスタート。学生たちはティーポットに広がる美しい菊の花を目と舌で楽しみました。茶を味わいながら、次に「紅茶のオーソドックスな淹れ方」を実践。ダージリンの紅茶、続いてケニアの紅茶をグループごとに淹れて味わいました。

【写真左】菊の花の茶 【写真右】紅茶を入れる学生たちの様子
そして、いよいよチベットのバター茶が登場。チベットではヤク(チベットで家畜として多く生息する牛に似た哺乳類)のバターを使うのですが、今回は日本のバターを用いました。ミキサーを使って、茶にバターを混ぜていきました。岩塩が隠し味です。いろいろな茶の淹れ方を学び、味わいながら、アジアを中心とした茶の利用についても学ぶことができ、今回もとても有意義な実習となりました。
学生たちは、日本茶については「生活と日本茶(履修時期:2年次 専門科目)」などで広く学んできましたが、今回の実習で紅茶のオーソドックスな淹れ方なども学ぶことができて、積極的に実習に参加した成果も得られました。最後に、講師の川村さんが持ってきてくださった、民族衣装(チベット、インド、中国、タイ)を着て、記念写真も撮影しました。

【写真】民族衣装で記念撮影
<岡本由希准教授からのコメント>
オーソドックスな紅茶の淹れ方を学びながら、世界で飲まれている様々な茶を味わった今回の実習。日本茶を学んできた学生たちにとって、大変よい経験になりました。茶は私たちの生活に彩りを添えてくれるアイテムです。家政福祉学科での今後の学びや日常生活などに大いに活かしてほしいと願っています。
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