体験学習の機会が豊富
当初、障がいを持つ方々の就労支援を目的に、NPO団体と和洋女子大学が共同でスタートした農業体験プロジェクト。現在は「家政福祉実習」の授業として、多くの学生たちが農業体験に参加し、じゃがいも、みかん、茶などの栽培や収穫に取り組んでいます。農作物がどのように生産され、消費者に届けられているかを、実際の作業を通じて体系的に理解できるとともに、実習の成果をレポートにまとめる力やプレゼンテーションをする力も養います。また、家政福祉学科では、様々な企業や自治体・地域と協同して商品を生みだす産官学連携にも力を入れています。2016年には市川市が取り組んでいる「緑のカーテン推進事業」の一環で建物の壁面に緑のカーテンを作るためにゴーヤが多く使われていることから、夏に収穫されるたくさんの実をおいしく食べるためのレシピを考案して欲しいという依頼が市川市よりあり、ゴーヤレシピ開発プロジェクトも実現。2017年より、浦安市役所の食堂で販売されるお弁当やサンドイッチのレシピ考案のコラボ企画も行っています。