投稿者: kenkoueiyou 投稿日:
2019/08/08 13:43
8月7日、市川市にある市川コモンビレッジ真間にて、中高年男性向け料理教室「まま食堂:男性の作って食べるランチ」の第1回目が開催されました。これは市川市在住の光井浄司氏の、リタイヤした男性の居場所作りとしての一企画。家政学部長の柳澤幸江教授監修のもと、健康栄養学類※4年生で柳澤ゼミに所属する学生 坂本遥花さんと塩川佳奈子さんが簡単料理レシピ「ハサミdeおじさんごはん」を考案、当日も先生となり、参加者の皆さんと共に「しそ納豆そば」「温泉卵」「きゅうりのたたき」の3品を作りました。
(※2018年4月より、和洋女子大学は学群・学類から学部・学科に名称変更しました)

【写真】参加した全員で記念撮影
今回のレシピの最大のポイントは、火と包丁を使わないで、電子レンジで簡単につくれるところ。一人暮らしの高齢男性のインタビューを基に、学生が考案したレシピはどれも5~10分で調理可能で栄養バランスも良いため、「普段全然料理をしない」と話す参加者の皆さんにも「ハサミやジップロックを使用して洗い物も減るし、簡単で作りやすい」と好評でした。教室でも、分担せず一人ひとりが全調理を行い、30分位で完成させました。

【写真左】レシピを考案し、当日は先生を務めた坂本遥花さんと塩川佳奈子さん。皆さんにお配りしたレシピカードは、「ハサミdeおじさんごはん」のオリジナルロゴ入りの素敵なカードになっています
【写真右】食事前に参加者の皆さんに料理や栄養などの説明をする学生たちと柳澤幸江教授

【写真左右】ご自身でつくった料理をいただく参加者の皆さん
「ササっとできて晩酌にも良いよね」との声も!「今回は試験的に行なわれた第1回の企画でしたが、定期的に継続していけたらと思う」と、企画担当者の光井氏がコメントしました。
健康栄養学科の学びについてはこちらから
|
投稿者: kenkoueiyou 投稿日:
2019/08/07 12:19
令和元年8月3日、和洋女子大学南館の調理実習室において、「親子みそ手作り体験教室」を開催しました(午前・午後の2回開催)。近隣の小学校に通う小学生を中心に、106名(親子46組)の参加がありました。
今回の体験教室には、創業300年以上の歴史を誇る糀屋雨風の十五代当主である豊田実氏を講師としてお招きしました。和洋女子大学からは、健康栄養学科の鈴木敏和教授のゼミから15名の学生と2名の教員がスタッフとして参加しました。
はじめに、実習講義室にて、豊田氏による味噌についての座学と味噌の仕込み方のデモンストレーションを見学しました。

【写真】豊田氏による講義とデモンストレーションの様子
その後、場所を調理学実習室に移動して、味噌づくりが始まりました。参加者は、お気に入りのエプロンを着用して、ビニール袋に入れた糀をもみほぐすことからスタートしました。

次に、ゆで大豆をペースト状になるまで手ですり潰します。講師の豊田氏より、「おいしいお味噌になるように気持ちを込めてすり潰してください」などのアドバイスを受けながら、皆、一生懸命にゆで大豆をすり潰しました。

ペースト状になったゆで大豆に、塩でもんだ糀を入れてしっかりと混ぜ合わせ、空気を抜くようにしながらみそ玉にします。

容器にみそ玉を隙間なく詰め込んで、空気が入り込まないように拳でみそ玉を潰していきます。容器の縁付近にカビ止めのふり塩をして、味噌に空気が触れないよう表面をラッピングし、蓋をしめて作業は完了しました。

今回仕込んだ味噌は、約1カ月間、風通しのよい場所に保管して完成します。

参加者の皆さんは、講師のアドバイスや学生たちのサポートを受けながら、最後まで一生懸命、味噌づくりに取り組んでいました。夏休みがあけたら美味しくできた味噌を味わいながら、親子で今日の体験のことを思い出し、また、味噌づくりに挑戦してくれると嬉しいです。
健康栄養学科の鈴木敏和ゼミでは、2019年4月より糀屋雨風との共同研究を行っております。
健康栄養学科の学びはこちらから
糀屋雨風のホームページはこちらから
|