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健康栄養学科

名前: kenkoueiyou 作成日: 2014/02/07 14:25
健康栄養学類ブログ

投稿者: kenkoueiyou 投稿日: 2016/02/02 11:12

健康栄養学類の2014年度卒業生、小林 安澄さん。卒業後は山崎製パン株式会社へ就職。小林さんが入社時の課題として会社へ提出した論文が、日刊工業新聞社主催の「第38回 フレッシャーズ産業論文コンクール」において優良賞を受賞しました。「フレッシャーズ産業論文コンクール」は、新入社員の文章力、考える力、情報感覚の養成等を目的として毎年開催されており、大企業向けのⅠ部、中堅・中小企業向けのⅡ部の二つの部門ごとに募集が行われます。論文のテーマは、「あすの企業を考える」。応募総数はⅠ部・Ⅱ部合わせて、804編にも上り、小林さんの論文「企業のあるべき姿」は、Ⅰ部に寄せられた586編の中から選ばれました。現在、山崎製パン株式会社で販売を担当されている小林さんに、課題となったテーマへの想いや、書き上げた感想などを伺いました。


【写真】卒業生の小林安澄さん。勤務先の直営店のパン屋で販売を担当しています。
 
【企業のあるべき姿】 便利・簡単、それは果たしてよいことなのか?
企業が消費者のニーズに応え、商品の利便性や簡素化を重視し追及し続けている一方で、そのことが間接的に消費者の身体機能の低下を加速させている可能性について考え、論文のテーマに取り上げました。人は便利さと引き換えに、日常動作の減少や、それによる生活習慣病のリスクの上昇を負っているのではないか。しかし、もし企業が手間や時間を要することに付加価値を付けることができれば、消費者が積極的にそういった商品を利用し、企業側には利益を、消費者側には健康の維持という双方向のメリットが生み出せるのではないかと考えました。こういったアプローチで書くことを決めたのは、在学中の管理栄養士養成課程の学びや、卒業論文制作の際、「健康日本21」について学んだことがあったからです。「健康日本21」とは、厚生労働省が中心となって進めている、21世紀の日本に住む一人ひとりの健康を実現するための、新しい考え方による国民健康づくり運動のことで、国や医師、管理栄養士など、様々な立場の人が、この「健康日本21」の目標達成に向けて努力しています。それにも関わらず、目標を達成できなかった項目が数多くあるという評価結果について、上で述べたような背景があるのではないか、と考えたことがきっかけでした。

 
【写真】2015年11月に行われた授賞式の様子。
 
【論文を書き終えて】 企業側の努力だけでなく、私たち消費者の意識も大切
論文を書く前はわたし自身、便利なものが発売される度に感動するばかりでした。しかし、今回の論文執筆を機に、商品の利点だけでなく欠点までも考えるようになり、同時に、「便利であること」の問題点を考えながらも、消費者の立場に立つと、やはり簡便さを追い求めてしまっている自分自身に気づきもしました。論文の中で、企業側にも消費者側にもメリットのある商品として、「30回以上噛むと旨みが増すお米」という例を挙げていますが、そういった創意工夫を企業側に求めるだけでなく、私たち消費者が意識を高めていく必要性や、意識を高めるための効果的な指導等の仕組みづくりも大切であると考えています。執筆を通し、食に携わる人間として価値ある経験を積むことができました。

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