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服飾造形学科

02 24

投稿者: fukushoku
2017/02/24 15:47

服飾造形学類の学生達が主要キャストの衣装制作で協力をした映画『千年の糸姫』(ふるいち やすし監督作品)が、2月1日開催のアジア国際映画祭で、正式招待作品に選ばれ、2月2日、憲政記念館大ホールで上映されました。
2月1日、オープニングセレモニーに先立ち、映画関係者、企業、各国大使館員などが登場するレッドカーペットに『千年の糸姫』からは、ふるいちやすし監督、主要キャストとともに、服飾造形学類の教員も参加。赤い絨毯の上を歩き、映画祭関係者と挨拶を行い、アジア国際映画祭の会場に入りました。
【写真左】2月1日に行われたアジア国際映画祭での様子

ふるいちやすし監督作品の衣装制作を担当したことのある服飾造形学類の織田奈緒子助教に、映画の衣装制作の依頼があり、先生から、監督へ学生参加の提案がされ、服飾造形学類の学生達が衣装制作に取り組むことになりました。監督から作品についてのプレゼンテーションを受けた学生達が、授業とは別に集まり、2015年7月から衣装制作のプロジェクトは始まりました。

【写真右】プロジェクト開始当初の様子。集まった学生達がデザインについてミーティング中。
学生達は、映画シナリオの読み込みからスタート。監督の希望する仕上がりイメージと、学生のデザインイメージの誤差をすりあわせる幾度もの修正等を通して、表現の意味を考えた衣装デザイン決定まで、監督と学生の意見が、繰り返しぶつかり合いました。キャストとのフィッティング、衣装完成を撮影開始の10月までに間に合わせるといった厳しいスケジュールの下、夏休みを利用し、映画作品に協力しました。立体構成研究室(塚本教授、織田助教)、和服構成研究室(伊藤助教)の教員からのアドバイス、研究室の助手たちの支援を受けた学生達が、今まで学んだ、自分達の持てる力を出して、撮影日までに完成させた衣装が、撮影現場に届けられ無事に撮影が行われました。
ふるいち監督からは、「シナリオの読み込みからスタートし、デザインを最初から作り上げ、衣装制作するケースは映画ではとても珍しく、衣装の果たす役割が大きな作品」とコメントを頂きました。


衣装制作に参加した学生からのメッセージ

服飾造形学類3年 本橋日葵
(制作時2年 千葉県立千葉女子高等学校出身)
~源吾役:藤原シンユウさんの衣装を制作~


「映画『千年の糸姫』衣装制作に携わりました」

高校生の頃から衣装に興味がありましたので、映画衣装制作の話を伺い、実際に芸術の世界で働く方とお仕事ができるまたとない機会だと思い参加を希望しました。ふるいちやすし監督がこの作品に求めた世界観や理想像を、衣装という形で体現させ表現していくのは難しいことでしたが、今思えば一番のやりがいだったように思います。衣装制作中に、監督や役者さんに会える時は、役作りや稽古について伺いながら制作することを心がけました。学内では婦人服の制作が主となるので、男性の衣装を制作できたのも貴重な経験です。自分の手掛けた衣装がようやく映画の一部となり、完成時は試行錯誤して取り組んだ甲斐あったと感じたのを覚えています。今回アジア、ロンドンでの国際映画祭で上映されたということで、「和」の印象が強い作品となりましたが、海外の方には是非和服の概念にとらわれない素材使いや組み合わせの衣装にも注目していただきたいです。今後は集大成として卒業制作・論文に取り組みます。この制作中に学んだ技法など生かしてみたいことは多くあるので、沢山挑戦して私らしい集大成になればと思ってます。(2017年2月23日)

【写真】衣装制作の様子。フィッティングでは、実際に映画で衣装を身に着ける役者の方に袖を通してもらい、調整を行いました。

『千年の糸姫』は、2月11日からロンドンで開催のロンドン・フィルムメーカー国際映画祭 2017(International Filmmaker Festival of World Cinema LONDON 2017)長編外国語映画部門に入選、ロンドンで上映され、最優秀監督賞(長編外国語映画部門)を受賞しました。

衣装制作の様子はこちらからご覧ください。



服飾造形学類の学びはこちらから

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