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服飾造形学科

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投稿者: fukushoku
2016/12/01 15:58

今年の夏(8月27日~9月5日)に服飾造形学類が主催した、海外研修「パリ・サンディカ海外研修」。13名の学生と卒業生が参加し、パリのオートクチュール協会 服飾専門学校 Ecole de la Chambre Syndicale de la Couture Parisienne(サンディカ校)で5日間、授業を受けてきました。研修に参加した服飾造形学類2年生たちのインタビューをお届けします。


 【写真】左から、佐藤沙紀さん、赤池悠梨香さん、菅野弘美さん

■パリ滞在で印象に残っていること
佐藤:最も印象に残っていることは文化や習慣の違いです。入店時のあいさつや荷物チェック、建物の階数の数え方、時間の感覚、信号についての意識、椅子の高さ、トイレの使用料。何もかもが日本とは異なっていて、衝撃を受けました。大きなデパートで入ったトイレには受付があり、そこで使用料を払ってから入るシステムになっていましたが、その内装は原色を基調とした高級感あふれるデザインで、こんなところにまでおしゃれに出来ているのか! と感動しました。また、どこのトイレでも共通して日本よりも高さが高いことにも驚きました。
菅野:私は、今回の海外研修がはじめての海外だったので、全ての事が新しく印象的でしたが、強いて言うなら生活の違いが最も印象的でした。フランスの建物は全て、日本では見られない、お城の様な造りでできていて、まるで映画の中に入ったような気分でした。町を歩いていると本物の銃を持っている軍隊の人とすれ違ったり、美術館などの建物に入る前にセキュリティチェック(身体検査)があったりと、いい意味でも悪い意味でも日本との違いを肌で感じました。

■サンディカ校での授業から影響を受けたと思うことについて
赤池:元々、私は大学に入る前から服を作ってきたわけではないし、授業でまだドレーピングを習っていない状態だったので、サンディカ校できちんと自分の意見を言って、先生と通じ合えるかどうか、とても不安でした。授業での作品作りは時間との戦いだったので、必死に取り組みました。そしてたった5日間、しかもトワルに入ったのは3日目の午後だったので、本当に完成させることができるのか、まったく自信がありませんでした。けれど、先生や通訳の方がやさしく丁寧に教えてくださったり、ほめてくださったりして、ずっと支えてもらい、何とか仕上げることができました。作品を完成させられたことがとても嬉しかったし、「自分にもっと自信を持っていいんじゃないか」と思えたことが、私には大きかったです。
佐藤:日本とは全く異なるデザインの発想方法や作品を制作するうえで重要視する点の違いを学んだことで、帰国後の作品制作においても、今まで気にしていなかった点も意識するようになりました。例えば、デザイン発想においては今まではお気に入りの衣服やトレンドの衣服からインスピレーションを受けてデザインをしていましたが、サンディカ校では衣服だけでなくバッグなどの小物や絵画、さらに全く衣服とは結びつかないようなネジの写真や機械の写真、未来の車のイラストなどからインスピレーションを受けて発想につなげることを学びました。それを生かして、現在は既にある衣服だけでなく身近にある様々なものを衣服のデザインに取り入れるように意識することで誰ともかぶらない自分だけのデザインの発想につなげています。また、作品を制作するうえで重要視する点の違いについては、日本では完成した作品のデザインが評価されるのに対し、フランスでは完成品よりもそのデザインの発想の過程が重要視されていたのがとても印象的だったので、完成品だけでなくデザインの過程も含めて良いものが作れるように意識しています。

■その他、今回の研修で得たと思うことや感じたことについて
菅野:正直なところ、私はこの海外研修に参加する前は外国にまったく興味がなく「一生日本から出ることないだろう」と思っていました。しかし、今回の海外研修で日本とは違う建物の造り、食べ物や生活の違いなど驚きの連続で、色々なことがいい意味で覆されました。それはファッションの勉強でも同じで、日本とは違うデザインの考え方、ドレーピングではフランスで扱っているボディ(マネキン)と日本で扱っているボディでは体形が違う事がわかり、とても面白かったです。
赤池:研修先が海外であったことや、パリは最近テロもあった場所であることで、行く前には不安に思っていました。でも、行ってみると案外、平気でした! 常に細心の注意を払っていたので気は疲れましたが、わからないことを向こうの方に聞くと、親切に説明してくださって、無事に楽しく過ごすことができました。もちろん十人十色で、やさしい方もいれば親切ではない方もいました。海外をとても遠く感じていたので、私にとっては新たな発見でした。
佐藤:サンディカ校での研修以外で感じたことは、日本とは異なることばかりなので、道に出て建築物や歩いている人を見ているだけでも感じることや学ぶことがたくさんあったということです。たとえば建築物ですが、パリ市内の建物は景観を保つために、建築できる高さに制限があり、日本に比べて低い建物ばかりで、日本とは空の見え方が大きく異なった点などもとても面白いと感じました。

■来年度、参加する後輩たちへのメッセージ
菅野:「フランスの授業についていけるか不安」、「治安は大丈夫だろうか」、など参加する前は色々考える事があるかもしれませんが、実際に行ってみると「また行きたい!」と思えるほど有意義な時間になるはずです! もし少しでも興味があるなら是非参加してみてください。
赤池:このパリの研修ではいろいろな経験ができると思います。大変なことも多いと思いますが、皆さんにいい思い出がたくさんできることを願っています。私が個人的に大変だったのは洗濯物です。3人で相部屋だったので、干す場所に困りました。なので、物干しのロープなどを持っていくと便利かと思います(笑)。参考にしていただければ幸いです。
赤池・佐藤・菅野:素晴らしい体験ですので、ぜひ、皆さんも参加してくださいね!!

 

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