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服飾造形学科

名前: fukushoku 作成日: 2014/02/07 14:22
服飾造形学類ブログ

投稿者: fukushoku 投稿日: 2016/12/27 11:31
服飾造形学類3年生の選択授業「きもの着装演習」。この授業は、長沼静きもの学院の本科カリキュラムに沿って着物の着装について学び、「きもの講師3級」の資格をめざすというもの。長着にとって大切な土台となる長じゅばんから実技をはじめ、普段着の着方と名古屋帯のお太鼓結びを習得します。途中着物を着るシーンでのTPOや装いの調和を学び、後半は浴衣についてと、小紋の着方、袋帯の結び方についても学びます。

 
【写真】「きもの3級講師」の免許状を手にした学生たち。
 
12月21日、この授業を受講し、「きもの講師3級」の資格を取得した19人の学生たちへ、担当教員の伊藤助教より資格認定証が授与されました。前期の授業で一通り学んだ学生たちは、学内で着付けの試験を行い、長着、帯の着方と調和などの項目を長沼静きもの学院によって審査されます。授業を受講している学生には、和服裁縫の実習などで着物制作を手掛けた学生も多く、「自分で作った着物を自分で着たかったので受講しました。着付けを誰かにお願いしなくても自分で着ることが出来れば、もっと着物を着る機会も増やせると思いました」というコメントも。

【写真左】授与の様子。講師資格認定証が伊藤助教より手渡されました。
【写真右】資格認定証を手に表情を綻ばせる学生たち。「履歴書にも書けます!」

伊藤先生からのコメント
実習により製作した着物を、自分で着装することで、着物に対しての相乗効果を期待します。
自国の伝統文化である着物のことを学びながら、他国の伝統文化を理解し、文化交流ができるようになりましょう。


 
服飾造形学類の学びについてはこちらから
投稿者: fukushoku 投稿日: 2016/12/26 10:57
和洋女子大学の家政学群では多くの学生が、家庭科教員をめざして学んでいます。今年度より、教員をめざす学生をサポートするための教職教育支援センターが開設。家政学群から現役で5名の家庭科教員を輩出することができました。そのうちの1人、富谷 沙樹さんのインタビュー記事を紹介します。

「本気で生徒に向き合える先生になりたい」

富谷 沙樹さん
家政学群 服飾造形学類 服飾造形学専修 4年
就職先:家庭科教諭(中学校)

■大学の学びで印象に残っていること
特に印象に残っているのは、立体構成です。それまで自分では全く服を作ったことなかったのに、授業で学びながらスカートやパンツ、ワンピース、ジャケット、コートを作ることが出来ました。この授業には、自分で一から作る大変さや面白さがあり、それらを現在 取り組んでいる卒業制作に活かすことができています。

■教員をめざしたい!そう思ったのは中学生の時
中学生の時、勉強を友達に教える機会が多くあり、教えているうちに友達から「わかりやすい」や、「ありがとう」といわれることが嬉しくて、将来は何かを教えることができる職業になろうと思ったことが、教員をめざしたきっかけです。また、中学生時は私自身も悩みが多く、それを解決してくださった人が担任の先生や部活の先生だったので、自分自身も子供達の悩みを少しでも助けたいと思い、教員をめざすようになりました。
今年から教職教育支援センターができたので、教員採用試験や学びのことなど、教職に関することを先生に相談しやすくなりました。私は外部では教採の勉強をしておらず、大学が行っていた夏期講習や冬期講習、平日に行われている講座に出席して、教員採用試験の勉強だけではなく、教師としての心構えなども教わることが出来たので、とてもためになりました。二次試験対策の調理や被服の実技対策講座も急遽開講して頂き、教職教育支援センターには大変お世話になりました。

■実際に教育実習を体験してみて
まず最初に、「先生って大変だな」と感じました。朝は早くからと、夜遅くまでの授業の準備、それに学校行事やクラスごとに必要な準備、生徒や保護者への対応、部活動など、たくさんの仕事を時間内にこなしていて、実際に目の当たりにすると、授業で知ってはいたもののやはり驚きました。実習中は学級活動や部活動にも参加させていただいたのですが、学級活動では伝えることの難しさを実感し、生徒とのコミュニケーションの大切さを学びました。また部活動では、自分がプレーするのと教えるのとでは全く異なるということを改めて実感しました。

■将来に向けて
生徒一人一人を理解して、生徒の良さを引き出し、生徒に寄り添って、生徒を支えることができる先生になりたいです。そのためには生徒と同じ目線に立って物事を考えることを心がけ、自分も教師として成長できるようになりたいと思います。自分が目標にしている先生のような、厳しい中にも優しさがあり、本気で生徒に向き合える先生になりたいです。 春から教壇に立つときのために、改めて教科書を振り返って、調理や家政に関する分野についても強化しておこうと思いますが、大学生としての残りの時間の中で、自分の見聞を広げるため、旅などをして経験を積んだりもしたいです。卒業制作は、布臺先生のもとでコンビネーションとスリーピースの制作を手掛けていますが、それ以外にも、謝恩会に向けて自分の服やアクセサリーを作りたいと思っています。

教職教育支援センターを開設した今年度の教員採用者数は、現役学生および既卒者を合わせて倍増以上の実績を上げることができました。教職教育支援センターについてはこちらから
 
投稿者: fukushoku 投稿日: 2016/12/20 14:46
12月10日、和洋女子大学にて、栄レース株式会社企画コンテストのコンペと入賞者発表・授賞式が行われました。見事、最優秀賞(グランプリ)に輝いたのは、服飾造形学類2年 加藤優季さん。作品のタイトルは「ミニドレスのランプ」。作品のコンセプトは、“癒し”“楽しみ”“ちょっとしたインテリア的な存在感”“温かみのある空間づくり”でした。紙粘土でのボディづくり、彫刻刀で彫った木製の頭部、ミニサイズの型紙作成、シーチングでの仮縫い・補正と授業で習った製作技術を応用し、一から総てを工夫して作ったそうです。レースを上手に使い、完成度の高い丁寧な作りが評価されました。
優秀賞は岡田由貴奈さん(2年)の男性にもレースの魅力を知ってもらいたいと考案された「レースのネクタイ」。現在、男性物のレースのネクタイは少なく、今後アパレルメーカーが狙ってくる商品を取り上げた着眼点のすばらしさとレース柄が映える配置が高く評価されました。入賞作品は「レースの羽トップス」の鈴木笙子さん(2年)、「シックな一輪挿し」の佐藤沙紀さん(2年)、「レースと星空の小物類」の古賀愛さん(2年)。合計5名が受賞しました。


 【写真】栄レースの方と一緒に表彰式後の記念撮影

このコンテストは今年で8回目を迎えるもので、栄レース(株)が扱っているリバーレースを使用するという条件での作品づくりで、その内容を競います。今までにも服飾造形学類の多くの学生たちがコンテストに作品を出品してきました。今年の応募総数は58点でした。最優秀賞の作品は、2017年2月の世界最高峰のテキスタイル見本市プルミエール・ビィジョン・パリの栄レース(株)のブースに飾られます。

 
【写真左右】コンペの様子。一人ひとり自分の作品のプレゼンテーションを行いました

   
【写真左右】11月29日には学内審査が行われました

 
【写真左】グランプリ作品「ミニドレスのランプ」  【写真右】優秀賞「レースのネクタイ」

      
【写真左から】入賞 「レースと星空の小物類」「レースの羽トップス」「シックな一輪挿し」

栄レース株式会社:
「世界のSAKAE」として、リバーレースの世界トップシェアのメーカーで、本学の服飾造形学類の卒業制作展・制作ショーをはじめ、様々な制作活動を支援していただいています。
投稿者: fukushoku 投稿日: 2016/12/19 10:35
学び紹介「素材造形演習」 その1はこちらから

「素材造形演習」は、服飾造形学類の2年生後期の選択科目。素材の特質を理解しつつ、立体作品を作るテクニックを習得する学びです。フェルトを中心に扱い、知識や技術を習得しつつデザインし、それらをコーディネートできる力を育みます。担当教員は織田奈緒子助教


【写真】これまでに先輩が制作した作品や雑誌を参考に、自分達が作る作品のデザインテーマを考える学生達。

前回までの授業で、習得したフェルトの加工技術を駆使して、各々のフェルトシートを完成させた学生達。11月15日、この日の授業ではグループごとに分かれ、最終的にフェルトを使った作品作りを行うために、ファッション雑誌などからトレンドをリサーチし、デザインテーマを決定する作業を行いました。1枚の白い台紙に、雑誌から切り抜いた写真を思い思いに乗せてコラージュを作り上げ、自分がどんな作品を作るのかイメージを固めて、作品のデザイン画を起こします。

【写真左】コラージュ作りの様子。雑誌の切り抜きを貼るだけでなく、ペンや色鉛筆などを使って書き込んだり、自由にイメージを膨らませます。
【写真右】ある学生グループのコラージュ。テーマは「PINK」。その名の通り、ピンク色のイメージ写真が盛り沢山!

【写真左】コラージュを作り終えたグループから、自分が作る作品のデザインを描き始めます。先程リサーチしたトレンドを意識しながら、どんなものを、どんな形で作るのかを決めて行きます。
【写真右】色味や質感、どんな加工を行ったら良いかを考えつつ、イメージをデザイン画にしていく作業。
 

 
 
服飾造形学類の学びはこちら
投稿者: fukushoku 投稿日: 2016/12/13 11:07
「デザイナー・パタンナー概論(履修時期:3年次 単位数:2単位)」では、1つのブランドを立ち上げる際に行う、企画提案の方法と実際に行う技法の双方をプロフェッショナルとしての考え方を探りながら学びます。デザイナー・パタンナーは様々な視点を持ち、デザイン発想の方法を考えながらアイディアを積み重ねていかなければなりません。この授業では、全15回を「市場リサーチ」「プレゼン用のボード作成」「デザイン画作成」「企画書作成・プレゼンテーション」の4つのセクションに分けて、学んでいきます。担当は布臺博(ふだい・ひろし)准教授です。



11月22日の授業は、テーマを決めて作成したプレゼンテーション用のボードを使って、自分の企画の発表を行いました。ボードを皆に見せながら「テーマ・コンセプト」「シーズン」「ターゲット層(性別・年代)」「カラーリング」「素材」「価格」を説明していきます。

  

布臺先生は、学生たち一人ひとりの発表に対して、もっとこうした方が良くなるといったアドバイスをはじめ、素材の価格を把握していない学生たちに対して素材の値段を考慮して販売価格を設定しなければならないという指導や、洋服を着る場面や場所によって映える色やデザインが異なること、テーマと素材やカラーリング設定の矛盾や曖昧さについての指摘などがあり、学生たちは指導に沿って、次回、改善案を提出することとなりました。

  

ボードを完成させた後は、それに沿ってデザイン画を描く作業に入ります。提出の目標は30体以上。その後、最終のプレゼンテーションに向けて、企画書の書き方や平面(ハンガーイラスト)の描き方も学びます。

<布臺先生よりのメッセージ>
アパレル企業では製品のイメージ統一を計る為にシーズンのイメージを作り、それに基づいて企画します。市場動向を探りながら半年から1年先の商品を製作し、色調、素材なども合わせて考えながら進めます。企業では売れる商品を生み出す事が仕事ですから、デザイナー、パタンナー、MD(マーチャンダイザー)などの企画としての総合力が問われます。
投稿者: fukushoku 投稿日: 2016/12/09 10:37
今年の夏(8月27日~9月5日)に服飾造形学類が主催した、海外研修「パリ・サンディカ海外研修」。13名の学生と卒業生が参加し、パリのオートクチュール協会 服飾専門学校 Ecole de la Chambre Syndicale de la Couture Parisienne(サンディカ校)で5日間、授業を受けてきました。研修に参加した服飾造形学類3年生のインタビューをお届けします。

■パリ滞在で最も印象に残っていること
パリ滞在で1番印象に残っているのは、やはりサンディカ校での授業です。今回のサンディカ校での授業では、デザイン発想の勉強がドレーピングの技術を学ぶ授業と同じくらいの時間、設けられ、初めてのやり方でデザイン発想を一から学ぶ事ができました。これまでの私のデザイン発想の方法は、コレクションの写真などを見ながら、好きなものを選び、自分が作りたいもの、自分が好きな形をデザインすることが多かったのですが、サンディカ校では、衣服に限らずに自分が好きな物を集めて、それらをコラージュし、1つ1つの画像を組み合わせて新たなイメージを作るという手法を学びました。ファッション雑誌だけでなく、書籍からもイメージの画像を持ってきて、そこから自分のデザインのイメージにあったストーリーを作ったりもしました。このやり方は、これからも活かせる事ができるので、とても印象に残っています。

【写真右】自分のイメージを集めて、コラージュしていくデザイン発想法

■サンディカ校での授業を受けて、自分自身が変わったと思うこと

作品を完成する事も大切ですが、作品を完成するまでの工程が大切だとサンディカ校の先生方は教えてくださいました。それまで自分は、作品を「完成させる」ことだけを頭に考えて制作する事が多かったのですが、今回の研修での先生から「工程の大切さ」を学び、作るまでの1つ1つの工程を大切にし、身についたことや気付いた事ことがたくさんありました。また、先生方は常に私たちの意見を聞き、説明や考え方を教えてくれました。そのことで気づいたのは、物事を学ぶ際には自分の意見を持ち、それをきちんと伝えることが大切だという事です。それを体感して理解できたことがとても大きかったと思います。
 
■今回の研修で感じたこと
今回は、サンディカ校がメインでしたがパリの有名な観光地にもたくさん行けました。憧れの場所、パリの観光地や街の空気を肌で感じることができ、美しいものに触れることができて審美眼が養われたと思います。そして、日本では見られないパリの風習や文化や歴史を感じることもできました。また、添乗員の方に同行・説明をして頂いたことで、とても貴重な体験や経験ができ、パリをしっかり目に焼き付ける事ができました。


【写真】サンディカ校で実際に荒井さんが制作した作品

 
【写真左】袖のボリュームを出す方法として、袖の上部で前と後ろの双方からひだを取るやり方をアドバイスされたそうです 【写真右】襟ぐりの部分と袖をつなげて独特のラインを出しています

■来年度、参加する後輩たちへのメッセージ
この研修を参加することで、審美眼だけでなく、視野が広がり、新しい発想や思考が生まれると思います。また、一緒に参加する人たちとの協調性が生まれたり、自らパリの街に触れることで自立性も生まれます。サンディカ校での授業を受けることで、新しい技術や知識が得られるだけでなく、新しい出逢いも生まれます。もう、本当にたくさんのものが生まれるんです!! このパリの研修は、一生誇れる経験ができ、新しい自分を作り出せます。ぜひ、研修を楽しみながら頑張ってください。

服飾造形学類 3年 荒井夏雅里さん
投稿者: fukushoku 投稿日: 2016/12/06 17:06

「素材造形演習」は、服飾造形学類の2年生後期の選択科目。素材の特質を理解しつつ、立体作品を作るテクニックを習得する学びです。フェルトを中心に扱い、知識や技術を習得しつつデザインし、それらをコーディネートできる力を育みます。担当教員は織田奈緒子助教
 
 
【写真】授業に参加した学生の作品。原毛を加工してフェルト化させ、習得した技術で様々なパターンのデコレーションを作り、最終的に1つにまとめたもの。

この授業では、まずは羊毛の種類や特徴を学びます。羊毛は、水を含ませることで繊維がほどけ、せっけん水などのアルカリ性の液体を含ませると、ほどけていた繊維が互いに絡み合う性質を持っています。この絡み合った繊維を擦ったり、圧力をかけたりして更にしっかりと絡ませることで離れなくなり、フェルト化(縮絨・しゅくじゅう)が起こります。この性質を利用して、羊毛からフェルト制作を行い、装飾のための技法についても、実際の作業を通して習得します。
【写真左】昨年度の学生作品を手にとって説明する、担当教員の織田助教。

10月25日(木)に行われた授業では、これまでに授業で学んだ加工技術を使って、「しっぽ」や「玉」、「ロープ」といった形状のフェルトのオブジェクトを作る作業を行いました。学生たちは、羊毛と洗剤溶液を使ってまずは素材作りをしながら、色味がどんなふうに出るか試行錯誤しつつ、「透かし効果」や、立体的感を出す表現等を様々に試していました。
【写真右】羊毛をフェルト化する学生たち。手元のペットボトルに入っているのは、薄めの洗剤溶液です。これを使って、繊維同士を絡みつかせます。

【写真左】染色された羊毛と染めていない羊毛とを重ね、色を透かしたフェルトを作る学生。仕上がりを見ながらの作業となります。
【写真右】こちらは「ロープ」の形状のフェルトを制作中。麻紐を芯として、羊毛を巻きつけて作ります。

学生たちは、作成した様々な形状のフェルトのオブジェクトを繋げて1枚のシートに仕上げ、完成したものを提出しました。授業ではこの後、テーマを決めてデザインをおこし、フェルトを使った作品制作を行う予定です。

つづき 「素材造形演習」【2】 はこちらから
 

 

服飾造形学類の学びはこちら

投稿者: fukushoku 投稿日: 2016/12/01 15:58
今年の夏(8月27日~9月5日)に服飾造形学類が主催した、海外研修「パリ・サンディカ海外研修」。13名の学生と卒業生が参加し、パリのオートクチュール協会 服飾専門学校 Ecole de la Chambre Syndicale de la Couture Parisienne(サンディカ校)で5日間、授業を受けてきました。研修に参加した服飾造形学類2年生たちのインタビューをお届けします。  【写真】左から、佐藤沙紀さん、赤池悠梨香さん、菅野弘美さん ■パリ滞在で印象に残っていること 佐藤: 最も印象に残っていることは文化や習慣の違いです。入店時のあいさつや荷物チェック、建物の階数の数え方、時間の感覚、信号についての意識、椅子の高さ、トイレの使用料。何もかもが日本とは異なっていて、衝撃を受けました。大きなデパートで入ったトイレには受付があり、そこで使用料を払ってから入るシステムになっていましたが、その内装は原色を基調とした高級感あふれるデザインで、こんなところにまでおしゃれに出来ているのか! と感動しました。また、どこのトイレでも共通して日本よりも高さが高いことにも驚きました。 菅野: 私は、今回の海外研修がはじめての海外だったので、全ての事が新しく印象的でしたが、強いて言うなら生活の違いが最も印象的でした。フランスの建物は全て、日本では見られない、お城の様な造りでできていて、まるで映画の中に入ったような気分でした。町を歩いていると本物の銃を持っている軍隊の人とすれ違ったり、美術館などの建物に入る前にセキュリティチェック(身体検査)があったりと、いい意味でも悪い意味でも日本との違いを肌で感じました。 ■サンディカ校での授業から影響を受けたと思うことについて 赤池: 元々、私は大学に入る前から服を作ってきたわけではないし、授業でまだドレーピングを習っていない状態だったので、サンディカ校できちんと自分の意見を言って、先生と通じ合えるかどうか、とても不安でした。授業での作品作りは時間との戦いだったので、必死に取り組みました。そしてたった5日間、しかもトワルに入ったのは3日目の午後だったので、本当に完成させることができるのか、まったく自信がありませんでした。けれど、先生や通訳の方がやさしく丁寧に教えてくださったり、ほめてくださったりして、ずっと支えてもらい、何とか仕上げることができました。作品を完成させられたことがとても嬉しかったし、「自分にもっと自信を持っていいんじゃないか」と思えたことが、私には大きかったです。 佐藤: 日本とは全く異なるデザインの発想方法や作品を制作するうえで重要視する点の違いを学んだことで、帰国後の作品制作においても、今まで気にしていなかった点も意識するようになりました。例えば、デザイン発想においては今まではお気に入りの衣服やトレンドの衣服からインスピレーションを受けてデザインをしていましたが、サンディカ校では衣服だけでなくバッグなどの小物や絵画、さらに全く衣服とは結びつかないようなネジの写真や機械の写真、未来の車のイラストなどからインスピレーションを受けて発想につなげることを学びました。それを生かして、現在は既にある衣服だけでなく身近にある様々なものを衣服のデザインに取り入れるように意識することで誰ともかぶらない自分だけのデザインの発想につなげています。また、作品を制作するうえで重要視する点の違いについては、日本では完成した作品のデザインが評価されるのに対し、フランスでは完成品よりもそのデザインの発想の過程が重要視されていたのがとても印象的だったので、完成品だけでなくデザインの過程も含めて良いものが作れるように意識しています。 ■その他、今回の研修で得たと思うことや感じたことについて 菅野: 正直なところ、私はこの海外研修に参加する前は外国にまったく興味がなく「一生日本から出ることないだろう」と思っていました。しかし、今回の海外研修で日本とは違う建物の造り、食べ物や生活の違いなど驚きの連続で、色々なことがいい意味で覆されました。それはファッションの勉強でも同じで、日本とは違うデザインの考え方、ドレーピングではフランスで扱っているボディ(マネキン)と日本で扱っているボディでは体形が違う事がわかり、とても面白かったです。 赤池: 研修先が海外であったことや、パリは最近テロもあった場所であることで、行く前には不安に思っていました。でも、行ってみると案外、平気でした! 常に細心の注意を払っていたので気は疲れましたが、わからないことを向こうの方に聞くと、親切に説明してくださって、無事に楽しく過ごすことができました。もちろん十人十色で、やさしい方もいれば親切ではない方もいました。海外をとても遠く感じていたので、私にとっては新たな発見でした。 佐藤:サンディカ校での研修以外で感じたことは、日本とは異なることばかりなので、道に出て建築物や歩いている人を見ているだけでも感じることや学ぶことがたくさんあったということです。たとえば建築物ですが、パリ市内の建物は景観を保つために、建築できる高さに制限があり、日本に比べて低い建物ばかりで、日本とは空の見え方が大きく異なった点などもとても面白いと感じました。 ■来年度、参加する後輩たちへのメッセージ 菅野: 「フランスの授業についていけるか不安」、「治安は大丈夫だろうか」、など参加する前は色々考える事があるかもしれませんが、実際に行ってみると「また行きたい!」と思えるほど有意義な時間になるはずです! もし少しでも興味があるなら是非参加してみてください。 赤池: このパリの研修ではいろいろな経験ができると思います。大変なことも多いと思いますが、皆さんにいい思い出がたくさんできることを願っています。私が個人的に大変だったのは洗濯物です。3人で相部 ... 詳細...

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