和洋女子大学|大学院|人文科学研究科|英語文学専攻|授業科目・講義内容

授業科目・講義内容

カリキュラム

特殊講義

授業科目の名称 必修 選択 講義内容
英語・言語学特殊講義1「英語の歴史」   4 音を中心にして変化の実例を学ぶ。グリムの法則、大母音推移を概観し、音変化の諸要素を深く考察していく。また、音変化を起こす要因についても理解し、最後に日本語に見られる音変化も発見していく。文法を中心にして変化の実例を学ぶ。英語論文を読みながら、論の展開についても学び、引用を含めたまとめのレポートを提出することを目標とする。
高久田佳津子
英語・言語学特殊講義2「現代の英語」   4 Swales(1990)以降のジャンル論の観点から、英語のメタ・ディスコースの特徴と日本人英語学習者にとっての意義について、「体系・機能文法」の枠組みで考察する。EAP/ESPの観点から日本人英語学習者の英語作文力ならびに読解力の向上に役立つと思われる英語表現を整理し、談話文法的説明を試みるのがこの授業の目標である。Ken Hyland, Metadiscourse: Exploring Interaction (2005)を精読し、討議しながら、英語の談話標識(Discourse marker)、談話を構成するその他の要素との関連を検討していく。
三浦清進
英語・言語学特殊講義3「言語と文化」   4 主としてイギリスで児童や青少年のために書かれた有名作品、例えば、古典的なものでは『ホビット』、『赤毛のアン』、『ナルニア国物語』、『借り暮らしのアリエッティ』など、比較的最近のものとしては『ハウルの動く城』、『ハリーポッター』などを素材とし、テキストの正しい解釈を追究する過程を通じて、文化的・社会的な背景との関連を探る。毎回、テキストの一部の翻訳が宿題として課せられる。この課題分を含む、周辺の英語テキストを、映画、ラジオドラマなど他のメディアへの「翻訳」をも随時比較検討しながら、詳しく分析することによって、作品を成立させている文学的背景や伝統を研究すると同時に、イギリス社会や文化への理解を深める。
                                山本史郎
英語文学特殊講義1「英語圏の文学」   4 イギリス文学の伝統である風刺文学の系譜をたどりながら、その手法を学ぶ。H.フィールディングは『ジョセフ・アンドルーズ』の序文で、人間の「装い」を暴露することから滑稽さが生まれる、と言っている。フィールディングの『ジョセフ・アンドルーズ』から出発して、人間は理性的な生き物ではなく、本能によって生きる獣であるというスウィフトの『ガリバー旅行記』の第4章「馬の国への旅」を精読する。
佐藤義夫
英語文学特殊講義2「英国の文学」   4 W. シェイクスピア作品の現在に至る批評の概略を学びながら、『ハムレット』の原書を読む。現在、シェイクスピア作品は文芸批評や演劇批評の対象以外でも、映画、ミュージカル、マンガやアニメなどの現代的メディアで翻案されて、世界中の人々に受容されている。授業では『ハムレット』が英語圏ではない日本やアジアの国々でどのように受容されているかを分析し、作品に内包する現代的デーマについて検討する。
                                                                              服部久美子
英語文学特殊講義3「現代の英語文学」   4 本年度休講
英語文化特殊講義1「英語圏の文化(宗教)」   4 英語圏の文化の最も重要な要素の一つであるキリスト教が英語圏の文学作品にどのような影響を与えているか、また逆に文学作品がキリスト教解釈にどのような影響をあたえているかについての知識を身につけ、英語圏文学に対する理解を深める。英語圏の文化について考えるに際し、そのもっとも重要な要素の一つであるキリスト教の影響を英文学作品のなかに跡づけていく。新約聖書のなかで語られているさまざまな物語が、チョーサー、ミルトンなどの古典から、現代作品までのなかで、どのように解釈され、変貌を遂げているかを解説する。前期はイエスを、後期は聖母マリアとイスカリオテのユダをテーマにした作品を扱う。
門脇由紀子
英語文化特殊講義2「英語圏の文化(歴史)」   4 19世紀アメリカ小説にみられるオリエンタリズムの影響について考察する。19世紀のアメリカ人たちにとってオリエントとは何か。また、どれくらい知識があったのかについて、作品から解読していく。日本理解について、どのようなイメージでとらえていたかなども考察していきたい。エマソンの日記、著作、メルヴィルの著作、ホーソーンの著作からオリエンタリズムについて考察する。
佐久間みかよ
英語文化特殊講義3「英語圏の文化(芸術)」   4 本年度 休講

演習

授業科目の名称 必修 選択 講義内容
英語・言語学演習1   4 本コースでは、心理言語学(あるいは言語心理学)の入門書を読みながら、心理言語学とはどのような学問なのかをまず概観する。次に心理言語学における幾つかの主要なテーマ-言語産出、言語理解、言語獲得、言語発達、言語喪失、言語と思考等-に関する英語文献を講読することによって、言語心理学に対する知識と理解を深めていく。
木下裕昭
英語・言語学演習2   4 本年度休講
           
英語文学演習1   4 アメリカ文学をアメリカン・ルネサンスの特徴を理解することによって読み説くことを目的とする。19 世紀中頃のアメリカン・ルネサンス期を特徴づけるアメリカン・ロマンティシズム、トランセンデンタリズムを代表する作家Herman Merville、Ralph Waldo Emerson、Henry David Thoreau の作品のなかから"Benito Cereno"(メルヴィル)、The Conduct of Life(エマソン)、Cape Cod(ソロー)などを読み、これらがのちのモダニズム/ ポストモダニズム文学とどのように関わるか研究していく。
佐久間みかよ
英語文学演習2   4 本年度休講
英語文化演習1   4 児童文学は大人によって書かれ、子どもに読まれるという点で、一般の文学とは異なった特徴を持っている。そのことが児童文学作品の『語り』にどのような影響を与えているか、さまざまなサブジャンルの作品と作家の発言を通して検証する。毎回異なった作家を取り上げ、複数の作品に関してそれぞれの「語り手」を同定し、「語り」の多様性と可能性を具体
的に跡づける。
                               門脇由紀子
英語文化演習2   4 G. オーウェルの『カタロニア讃歌』、『動物農場』、『一九八四年』を概観しながら、どのようにして反全体主義の文学が構築されていったのかを学ぶ。また、マルローの『希望』、ヘミングウェイの『誰がために鐘は鳴る』などの作品を通じてスペイン内戦が西欧の作家たちにどのような影響を及ぼしたのかを検証する。
                                佐藤義夫

特殊研究

授業科目の名称 必修 選択 講義内容
言語表現特殊研究   4 国際間の交流が密になるにつれ、日常的な英語使用が世界各地に広まった結果、英語は様々な変種が存在するようになった。それらのなかには、イギリスやアメリカにおける伝統的な「古い英語」(older Englishes)ばかりでなく、インド、アフリカ、東南アジア諸国で生まれた「新英語」(new Englishes)も含まれる。一方、たとえ地理的に同一の共同体を形成している社会においても、様々な-社会・経済的、民族的、文化的等-要因によっても言語変異は生じる。本コースでは、英語の諸変種間で観察される音韻、文法、意味、語彙、言語行為における変異状況を具体的に考察することによって、英語/ 言語の多様性について理解を深めていく。
木下裕昭
文献言語管理技術特殊研究   4 本年度休講
英語教育研究法特殊研究   4 第二言語習得研究におけるpriming method の適用可能性と課題について検討する。また、アクション・リサーチや質問紙法などの質的研究法との補完関係に注目しながら、量的研究法と質的研究法の両面から、応用言語学における研究目的、研究課題、研究方法を考察し、中学・高校の英語教員が行う教育活動や教育評価の立案・処理の手順を解説する。
三浦清進
欧米の言語特殊研究   4 The purpose of this course is to give the students some insight into the European culture with special emphasis on Great Britain. Dealing with various kinds of materials such as short stories. newspaper articles, texts from the internet,etc. the students are introduced to examples of the British way of life and thinking. Students will regularly prepare written contributions and presentations. Apart from individual tasks of comprehension and comment there is special focus on group work and discussion.
Annette Gruber
英語表現法特殊研究1「インテンシブ・ライティング」   2 英語表現法に関する実践活動をおもに、実際に小論文を作成してみる。最終目的は論文作成であるが、そこにいたる過程としてパワーポイントによる口頭発表の演習も行う。トピックを選定しその内容を文書としてまとめるための演習を行う(文献リストの作成、文献のダイジェスト作成、パワーポイント用のスライド作成、ハンドアウトの作成、等)。
                                田端敏幸 
英語表現法特殊研究2「メディア・イングリッシュ」   2 本年度休講

備考

  1. 修了要件は30単位以上を修得し、かつ必要な研究指導を受けた上、修士論文の審査及び試験に合格すること。
  2. 特殊講義については、言語・文学・文化の3分野のうち、異なった2分野を含む3科目12単位以上を選択必修。
  3. 演習については、指導教員の開設する授業科目を含む、2科目8単位以上を選択必修。
  4. 特殊研究は、英語表現法特殊研究1、2のいずれか1科目を含めて2科目8単位以上を選択必修。

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