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投稿者:
kokusai01
2021/02/10 11:06
国際学科には、世界の各地域の社会と文化を学ぶ、地域研究系の専門科目があります。現在、コロナ禍により対面授業が難しくなっていますが、その中でも先生方の様々な工夫により、授業が進められています。ここでは、後期に開講された、Zoomを使ったリアルタイムのオンライン授業「ヨーロッパの社会と文化II」※を紹介します。担当は秦泉寺友紀教授です。(※この科目は、来年度以降、授業方法が変わる可能性があります。)
授業の内容は、秦泉寺教授からのメッセージで紹介していきます。

【写真】Zoomでの授業の様子。最上段、左から2番目が秦泉寺教授
食文化やファッション、宗教といったイタリアの社会や文化に関わるさまざまなトピックを取り上げ、多様な角度からイタリアの社会や文化について検討するこの授業は、今年度はzoomで実施しています。講義資料は前日には学内の学習管理システム「mamaba course」にアップしているので、その資料を事前に印刷し、メモを取りながら参加している受講生も多いようです。全体セッションでの質疑応答や、ブレークアウトセッションで少人数のグループに分かれてのディスカッションなど、オンラインならではの長所を活かしつつ、和やかに進んでいます。たとえば食文化について取り上げた授業では「イタリアの食はどのように世界に広がっていったのか」、「他のイタリア料理もあるなかで、なぜパスタやピザが世界展開したのか」、「なぜ多数の人々が外国に移民したのか、移民先での暮らしは?」など、多くの質問が寄せられ、受講生の積極的な取り組みがうかがえます。3年生以上が履修する科目であることから、1・2年次での学びをベースに、たとえば寿司などの和食のグローバルな展開へと視野が広がる学生もいて、日本とイタリアの比較や、文化のグローバル化などにも議論は展開し、専門性の高い内容になっています。(秦泉寺友紀先生)

【写真】授業で使用した資料

【写真】授業で使用した資料
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