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旧 国際学科(英語文化コミュニケーション専攻・国際社会専攻)インフォメーション

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投稿者: kokusai
2018/01/19 13:25

国際学類 国際社会専修では、変化し続ける世界情勢を敏感にキャッチする感性や国際社会で活躍するためのスキル、知識を養う多彩な授業を展開しています。昨年11月より、高校生の皆さんが疑問に思っている世界情勢や政治・経済のことなどに教員がこたえる質問コーナーを設けました。どうぞ、お気軽に質問をお寄せください。

第3回目の質問は「ふるさと納税について教えてください」
 国際学類の山下景秋教授が回答します。

Q:「ふるさと納税」で、たとえば北海道に寄付をすると、北海道のホタテなどの特産物をもらえるって本当ですか?
A:本当ですよ。

Q:ふるさと納税という名前ですが、寄付をして特産物や商品が届くのに、なぜ納税なんですか?
A:千葉の住民であるあなたがふるさと納税で寄付をすると、千葉県の住民税を減らしてもらえます。その代わり北海道にお金を渡しているわけだから、あなたが本来、千葉に納める税金を北海道に納めたことになります。ですから、北海道に対しては実質的に納税したことになるというわけです。

Q:北海道という自治体が、北海道の農家や漁業者から特産物を買って渡すのだったら、北海道にとって何かメリットはあるのでしょうか?
A:自治体が特産物を買ってくれれば、北海道の農家や漁業者が生産と所得を増やすことができます。また、全国の人たちが、ふるさと納税を通じてこのような特産物の存在を知ってファンになってくれて、ふるさと納税を繰り返してくれれば、将来的に生産者は生産と所得を引き続いて増やすことができます。その結果として、北海道の生産者である住民が多くの税金を納めることになれば、北海道の自治体にとっては税収が増えるというわけです。

Q:わかりました。そうなると、北海道に対して本当に納税したことになりますよね。ところで、このふるさと納税は日本の国にとっては、どんなメリットがあるのですか?
A:全国の都道府県の財政状況にアンバランスがある状態は好ましいものではありません。その不均衡を軽減するために、日本政府は地方交付税交付金という名前で財政状況の悪い県には多くの財政資金を回しています。ところが、ご存知のように、現在の日本国の財政赤字は深刻で、できるだけ国は出費を抑えたいのです。ふるさと納税で、財政状況の悪い県などに実質的な納税で税収が増えると国の負担軽減にもつながり、国にとってもメリットがあるわけです。

Q:ふるさと納税によって地方の経済が活性化すると、日本全体が元気になるということですね。
A:その通りです。

 
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