和洋女子大学|学部・学科|国際学科|学科ブログ

旧 国際学科(英語文化コミュニケーション専攻・国際社会専攻)インフォメーション

12 19

投稿者: kokusai
2015/12/19 9:27

金融経済が複雑になり分かりにくくなってしまっている一方で、社会の高齢化により、資産運用に対するアドバイスを行う「ファイナンシャル・プランナー」のニーズが高まっています。この授業では、ファイナンシャル・プランニング技能士(3級)の内容を勉強しながら、金融のしくみを理解していきます。ファイナンシャル・プランナーとは何かに始まり、各種社会保険や税金、生命保険や傷害保険など、社会人として生きていく中で必要となる基本的な制度やしくみのほか、投資信託や株式投資、不動産取引、相続など、資産運用について全15回で学びます。担当は、藤丸麻紀 准教授です。

 

11月30日の授業では、大和証券株式会社よりお迎えした講師による寄附講座が実施され、
31名の学生が受講し「投資信託」について学びました。
まず冒頭で、大和証券株式会社 日比谷支店の支店長 渡辺様よりご挨拶があり、日本では、ベースとなる教育が盛んではないため、株券や投資信託へ投資を行う人が少ないことが語られ、今回のような寄附講座は証券について学ぶ機会として、教育普及活動の一環として行われている旨が説明されました。

  講師:
大和証券株式会社
投資信託サポート部
椎名 恵 先生

講座が始まると、まず講師の椎名先生から学生たちに、「投資信託という言葉を聞いたことがある人、または買ったことがある人はいますか?」という質問が投げ掛けられました。聞いたことがある学生は数名いましたが、買ったことがある人は0人。椎名先生は、「証券会社って、お店がまず入りにくい雰囲気ですよね」、と笑顔で前置きし、本日のテーマである「投資信託」についての解説が始まりました。

講座ではひとりずつ資料が配布され、これを用いながら、「投資信託」のはじまりの歴史から、「基準価額」、「公募投信」と「私募投信」、「小口共同投資」と「分散投資」などの用語解説、銀行預金と投資信託との違い、メリットやリスクについてや、「目論見書」、「運用報告書」など、普段どのようなツールを仕事で使用しているかなどが説明されました。
「投資信託は、まず専門家が『投資することにより儲かりそうな会社』を見つけて来るところから始まるんです。」
資料には難しい金融用語が並んでいますが、椎名先生が丁寧に解説してくださいました。例えば、「公募投信」の契約型と会社型(投資法人)の違いについて、一般の人が多く利用しているのは、信託銀行で個人の資産運用の契約などを行う契約型であり、対して会社型とはつまり、ビルなどの不動産を投資家が共同で購入し、その運営で産まれる利回りを分配する不動産投資信託を指す、ということが分かりやすい言葉で説明され、受講していた学生たちも講師の言葉を書きとめながら、話の内容に引き込まれていました。
また、投資信託のしくみを俯瞰的に見るだけではなく、学生たちが「投資する立場」に立ったとき、どんな点に注目すべきか、投資しようとする商品の評価をどんなふうに考えたらよいか、株式市場との関係や、リスクとリターンのバランスなどについて、さまざまなファンドの種類と供に語られ、より実践的な内容での解説も行われました。

 
 
【写真左上】講座では、実際に使用している資料を見せて頂きました
【写真左下】配布されたレジュメ。投資信託の評価について
【写真右】学生たちは真剣な面持ちで講座に集中していました

講座の最後に講師の椎名先生より、ご自身は法学部法律学科の民法を専攻されていて、学生時代は証券とは無縁の生活だったこと、その頃ゼミの先輩から「大リーガーのヒット一本で株価が動く面白さ」を聞いて、この世界に興味を持ったことなど、先生がこの業界を志されたきっかけが語られました。
証券会社の現場で沢山の情報を様々な角度で扱う講師の、リアルな言葉が盛りこまれた今回の講座は、今後学生たちが社会へ出た後、学んだ知識を実生活に役立てるきっかけとなりました。

国際学類の学びはこちら

Tags:

ブログ内検索

受験生の方へ

卒業生の方へ

一般・地域の方へ

企業・研究者の方へ

寄付のお願い

facebook

twitter

LINE

YouTube