投稿者: kokusai 投稿日:
2019/11/26 15:38
9月より国際学科の学生たちが「海外セミナー(中期・長期留学プログラム)」という科目を利用して、アメリカのポートランド州立大学へ語学留学に行っています。今回は、国際社会専攻2年生の岡村萌奈さんからのポートランドでの留学生活がリアルに伝わる素敵なレポートを紹介します。

【写真】最近、ポートランドに引っ越してしまった小さい頃からの友達(左)と嬉しい再会!

【写真左】クラスメイトたちと。一番左が岡村さん 【写真右】教室での授業の様子
■留学3カ月目、以前の自分と比較して語学力や考え方など自分に変化は出てきた?
留学生活も3カ月目に差し掛かりました。自分の語学力が進歩しているのか明確にはわかりませんが、言いたいことが徐々に英語で言えるようになってきているなと思う瞬間は増えました。例えば、友達に遊びに行く場所を提案する時、留学の最初の頃は何というかわからずに戸惑っていることが多くありました。でも最近は、授業で習った表現の“Shall we go to~?”や”Let’s go~?”を使用して、友達を積極的に誘えるようになりました。また、私には小さい頃に同じマンションに住んでいて、数年前にポートランドに引っ越してしまった友達がいます。先日のお休みに、その友達とポートランドで久しぶりに再会し、彼女のご両親も一緒に日本料理屋に行きました。数年ぶりに会った友達は素敵な女性に成長していて、とても驚きました。そして、そんな友達と話していて、もっともっと自分も頑張らなければ! と思いました。

【写真】クラスメイトたちとの食事の様子
また、留学前の自分と比べてみると、よりアクティブに活動的になってきていると感じます。最初の頃は、ホストファミリーがどこかに連れて行ってくれることを期待して家で待機。けれど、私のホストファミリーは高齢のためか、休日にあまり沢山の場所へ連れて行ってもらえず……。何も言えずにそのままずっと家にいる、ということが多かったです。でも、今は自分から友達を誘って外出することも増えて、学校近くのスーパーマーケットや本屋に気軽に行けるようになりました。

【写真左】世界一、大きいとされる本屋さん 【写真右】お気に入りスポットの図書館
■休日はどんな風に過ごしてる?今ハマっていることは?
私のホストファミリーは高齢の方で、なかなかアクティブに外へ連れていってもらえる機会がありません。最近は、同じホームステイ先に住んでいるサウジアラビアからの留学生の友達と遊びに行くことが多いです。この間は、彼と一緒にステッカー探しの旅に出かけました。ポートランド州立大学の学生たちは、自分の水筒の目印としていろいろなステッカーを水筒に貼っていることが多く、私もそれに憧れて、最近、いろいろな場所でポートランドのステッカーを集めています。この日も、いろいろなステッカーをゲットできました。

【写真左】よく一緒に出かけるサウジアラビア人の友達 【写真右】ハマっているステッカーコレクションの一部
■留学が終わる頃には、どんな自分になっていたい?
とにかく、留学が終わる頃には今よりもさらに語学力を上げたいです。私のホストファミリーは、私に対してはとても分かりやすい英語を使って話してくれるので、ちゃんと返答することができます。けれど、他の留学生とホストファミリーが会話していると、とても話すスピードが速く、聞き取るだけでもやっとということが多いです。なので、私の語学力の最終目標はホストファミリーと、他の留学生と同等のスピードで内容を理解しながら話すことができて、さらには自分の考えを伝えられるようになること!
また性格面では、自分自身がより積極的な人間になり、社会に出た時に自分の考えをちゃんと持てるようになりたいです。そのためには、まずはこの留学生活で、より様々な国の方々に出会い、様々な文化や体験を共有し、その中で自分の考えをしっかり持てるように成長したいと思っています。
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留学中は、毎月一人ずつ、現地での学びや生活の様子をレポートしてくれますので、どうぞ、お楽しみに!
海外留学・研修 経験者のインタビュー記事はこちらから
国際学科の学びについてはこちらから
※2020年4月、国際学科は国際学部として新たに開設されます
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投稿者: kokusai 投稿日:
2019/11/25 11:04

国際学類 英語文化コミュニケーション専修4年※
(※2018年4月より、和洋女子大学は学群・学類から学部・学科に名称変更しました)
留学先:トロント大学(カナダ)
留学期間:2018年9月より4カ月間
宮田 梨奈さん
「認定留学」の制度でカナダ・トロントへ
大学3年生の4カ月間、カナダのトロント大学へ認定留学の制度を使用して留学しました。認定留学とは、協定大学及び、これに準ずる高等教育機関への半期又は1年の留学で、「認定留学願」を提出し、所属学科の会議と学部教授会で承認されると、休学しないで留学することができます。
認定留学に関して詳しくはこちらから

【写真】トロントのイメージ写真
到着してすぐ!空港で衝撃のロストバゲージ(荷物紛失)
カナダに到着してすぐに一番困惑したのが、ロストバゲージ!今、思い返してみると、たった4時間の紛失だったのですが、初めての海外渡航ということもあり、つたない英語で行なったロストバゲージカウンターでのやり取りは、とても緊張しました。どうやら経由地で荷物のみが置き去りになってしまっていたらしく、そのあとの便で私がいる空港まで送ってくれるということでした。カウンタースタッフの指示で、4時間ずっと空港で荷物を待ち続けた時間も、心細かったことを覚えています。しかし、留学の初めにその困難を乗り越えられたからこそ、トラブルで始まりましたが「今回の留学生活では、もうどこに行っても何があってもやっていける!」という自信を持つことができた事件でした。
学校の授業スケジュールや休日の過ごし方
留学中は、平日の月曜日から金曜日までは午前中に学校で授業があり、木曜日の午後のみConversation Cafeに参加していました。Conversation Cafeとは、トロント大学の留学生サポートを行っている学生サークルが主催で開催している交流会です。休みの日は観光や、ホームレスの方々向けの炊き出しの配膳ボランティア、無料の英会話イベントなどに積極的に足を運び、いろいろな人たちと触れあうようにしていました。

【写真左】授業中の様子
【写真右】気さくなクラスメイトたちと一緒に♪
特に楽しかった観光先は、夜行バスで朝までかけて向かったモントリオールでした。「カナダに来たからには、モントリオールに行ってみるといいよ」というホストファミリーのアドバイスもあり、思い立って4日間の一人旅を計画しました。滞在場所はホステルで、そこでもたくさんの方と出会い、仲良くすることができました。留学生活の締めくくりとしてこの旅行を企画したため、自分の英語力の向上を実感できた旅となりました。
余談ですが、日本人の友人はオタワに旅行に行った際、泊まったゲストハウスが元刑務所だったという建物で、「この部屋には昔窃盗犯が…」などというストーリー付きでとても面白かったと聞きました。
留学をして本当に良かったと思えた、たくさんの「出会い」
留学をして1番良かった点は、言語の壁を乗り越えて、「たくさんの人と出会えたこと」です。特にホストファミリーやホームメイト(同じ家に住む留学生仲間)、現地でできた友達にはたくさん支えられました。
私がお世話になったホストファミリーの家族構成は、夫婦と犬が2匹。息子が2人いますが、どちらも実家を出て一人暮らしをしていました。空いてるお部屋が3部屋あり、すべて留学生を受け入れるために貸しているため、常にホームメイトが入れ替わる状態。私がいた期間だけでも、6人のホームメイトと出会い、ゲストハウスのようで楽しかったです。
ホームメイトとの温かいエピソードもたくさんあります。ホームメイトと私のお互いの学校がテストシーズンになると、チョコレートなどをプレゼントしあって励ましあったり、また、私の部屋のドアが壊れて部屋に閉じ込められた時も、一生懸命助けようとしてくれたり(笑)。今でもSNSで定期的に連絡を取り合うくらい仲良しです。

【写真左】仲良しのホームメイトたち(ブラジル人・日本人)との食事の様子
【写真右】日本人留学生と韓国人留学生で、一緒に韓国料理を食べた日
留学を検討している後輩の皆さんへ一言!
正直、留学を終えた今でも英語力にさほど自信があるとは言えません。ですが、留学前とは違って、今の私には「どこでもやっていける」という自信があります。留学中の様々な出来事を乗り越えたという経験が、私の自信につながっています。皆さんも「留学をしたい」という気持ちがすこしでもあるなら、絶対にした方がいいです! 自信はあとからついてきます。とりあえず困ったときは、ぜひ周りの人に相談してみてください。和洋の先生でもいいし、職員の方でもいいし、留学経験のある先輩や友人に相談してもいいと思います。絶対にうまくいくので、まずは「動き出してください」。
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投稿者: kokusai 投稿日:
2019/11/25 10:24
11月22日、国際学科の「国際観光人材育成プログラム」主催で、航空業界への就職内定者(4年生)による活動報告ランチ会(国際学科1・2年生以上対象)を開催しました。

【写真】登壇した国際学類※ 国際社会専修4年の上田 佳奈さん(※2018年4月より、和洋女子大学は学群・学類から学部・学科に名称変更しました)
この日、参加した学生たちに体験談を話してくださったのは、国際学類 国際社会専修4年の上田 佳奈さん。和洋ではフットサルサークルや実行委員会に所属し、大学案内『Wayo Girl』(冊子)のモデルや各種広告などの広報活動にも協力。私費留学でスペインに滞在していたこともある行動力に溢れる学生です。株式会社JALスカイに内定が決まっています。
一見、意識が高く行動力に溢れた特別な学生に見えますが、実は入学当初はやりたいことが見つからず、何をしたらいいのかもわからず、日々をなんとなく過ごしていたことがありました。しかし、2年生になってからはいろいろなことに挑戦し始め、どんどん世界が広がっていったそうです。

【写真】活動報告ランチ会に参加した学生たちの様子
上田さんは、大学生活でのサークル活動や留学経験、資格取得に関して、就活での企業研究の重要さや具体的な就活の実体験を話してくれました。TOEIC® のスコアアップのための勉強に使ったアプリケーションの紹介や、リスニング力の向上には和洋のネイティヴスピーカー教員の授業が役に立ったことなど、1・2年生たちが今すぐに始められる情報も盛りだくさんでした。

【写真】積極的に質問する学生たち
参加した学生たちからは「面接時には、どのようなことを聞かれたか」「大学生活の中で特に就職活動に活きたこと」「どのような資格をもっているか、また所持している検定の級や得点は具体的にどのくらい高いのか」等々、具体的な質問も多く、同じく航空業界への就職をめざす学生同士の意識を高める、有意義な時間となりました。
上田さんのスペイン留学レポートはこちらから
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投稿者: kokusai 投稿日:
2019/11/08 10:53
11月4日の朝日新聞に国際学科の杉浦功一教授のコメントが掲載されました。記事は、1987年に作品が完結している、累計発行部数1500万部以上、商業的に最も成功した日本の小説といわれる、田中芳樹作「銀河英雄伝説」の内容と魅力を紹介するもの。今年の夏に「『銀河英雄伝説』に学ぶ政治学」(亜紀書房、2019年8月)を京都大学大学院文学研究科の大庭弘継研究員と共著で出版した杉浦教授。杉浦教授は「高校時代に銀英伝を読んだことが、民主主義を相対化し、政治学を志すきっかけになった」(朝日新聞記事より引用)とコメントを寄せています。

「銀河英雄伝説」は30年以上を経た現在も、再アニメ化、漫画化、舞台化が進行中の「民主主義の教科書」とも評されている作品です。
朝日新聞の記事詳細はこちらから
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投稿者: kokusai 投稿日:
2019/11/05 16:14
10月より、国際学科の学生たちが「海外セミナー(中期・長期留学プログラム)」という科目を利用して、オーストラリアのクイーンズランド州ゴールドコーストにあるボンド大学へ語学留学に行っています。今回は、国際学科 英語文化コミュニケーション専攻2年生の齋藤彩楽さんからのオーストラリアでの留学生活がリアルに伝わる素敵なレポートを紹介します。

【写真】バーベキューパーティーの様子
■初めての長期留学! オーストラリアの印象は?
10月の台風の影響により予定より5日遅れて日本を立ち、約8時間のフライトを経てオーストラリアのブリスベン空港につきました。空港を出て、まず一番に思ったことはとても「暑い!」ということです。日本がこれから秋、冬に向かっていくのとは違い、私の通うボンド大学があるゴールドコーストは、これから夏に向かいます。毎日、半袖でも困らないくらいちょうど良い気温で、雨も稀に1~2時間、降る程度です。温暖気候だからか、日本では見たことの無い自然―木や植物、動物が多いです。驚いたのは通学路で、野生のオウムやコウモリ、黒い白鳥(ブラック・スワン)を見かけたことです。私は大学への通学路が何通りかあるので、カフェに行きたい日、湖沿いに歩きたい日など気分に合わせて変えています。
ゴールドコーストに着いた最初の週末は、ホストファザーのチームのクリケットを見に連れて行ってもらいました。日本ではマイナーなスポーツですが、オーストラリアではポピュラーなスポーツで、競技人口はサッカーに次いで世界第2位と言われているくらい有名なのだそうです。

【写真左】湖沿いを歩く通学路の風景 【写真右】通学路にある、お気に入りのカフェ
■ボンド大学の学内はどんな感じですか? お気に入りの場所は?
私が通っているボンド大学の敷地は、とても広く中心には湖があります。施設としては、ジム、プール、食べ物から生活用品まで揃っているショップ、レストラン、図書館があります。もちろん、私たち留学生も無料で使えます。その中でも、私のお気に入りの場所はジムです。授業が終わった後、昼食を食べ、ジムに行くのが日課です。かなり本格的なジムマシンが多くあり、 他にもヨガ教室、ボクシング、ピラティスなども利用できます。図書館がある建物の一階には小さいカフェがあるので、コーヒーや甘いものを摂取したいときに利用しています。
【写真】ジムに通うのが日課です!
■授業の様子
授業は朝8:30〜13:00まで。10:30で1限目が終了するとcoffee timeという休憩を30分挟み、授業再開。授業は2時間ずつです。私のクラスは基本的に「文法」を中心に勉強します。 文法を勉強しながら、先生とクラスメイトみんなで会話をします。もちろん使う言葉は英語です。現在、火曜の1限はパソコンを使って、先週、勉強した範囲と次に勉強する範囲をひたすら解いています。水曜日は午後14:30〜15:30に「speaking」と「pronunciation」の授業があり、どちらかの授業を選択します。私はクラスの先生に英語を話すにあたって「発音はとても重要」だと言われたので、pronunciationの授業を選択しました。発音に自信が持てなくて、つい声が小さくなってしまうので自信をつけるためにも頑張っています。ちなみにspeakingとpronunciationのクラスは5week毎に、また選択することができます。
【写真】先生とクラスメイトと一緒に
先日、行われたハロウィンパーティーでは、ボンド大学の学生と交流する機会があり、ダンスに誘っていただきました。日本ではダンスをする機会がなく初めての体験でしたが、とても楽しかったです。仮装する人が多くとても楽しい1日でした。オーストラリアに着いて、まだ2週間ですが、とても充実した毎日を過ごしています。
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留学中は、毎月一人ずつ、現地での学びや生活の様子をレポートしてくれますので、どうぞ、お楽しみに!
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※2020年4月、国際学科は国際学部として新たに開設されます
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