和洋女子大学|学部・学科|国際学科|学科ブログ

旧 国際学科(英語文化コミュニケーション専攻・国際社会専攻)インフォメーション

名前: kokusai 作成日: 2014/02/03 13:42
和洋女子大学国際学類のブログです。 国際学類の最新ニュースや入試情報、学生・教員の動向などをリアルタイムでお伝えします。

投稿者: kokusai 投稿日: 2019/01/18 13:54
2019年3月29日、イギリスが「合意なき離脱」として、EU(ヨーロッパ連合)を抜けることで話題を呼んでいます。一体、この「合意なき離脱」とはどんな内容なのでしょうか。また、世界やヨーロッパの経済にどのような影響があるのでしょうか。国際学科 国際社会専攻の山下景秋教授と生徒の会話を通じて、貿易戦争や経済のことについて学んでみましょう。

【写真】イギリスのEU離脱を表現

(生徒)先生!イギリスがEU(欧州連合)から2019年3月29日をもって離脱するというニュースを最近見ました。なぜ離脱するんですか?

(先生)なぜかというと、EUというのはEU加盟国の間で人が自由に移動することが認められているため、イギリスの中に移民や難民が多く流入したからだと言われています。

(生徒)では、移民や難民が流入すると、どんなことが起こるんでしょうか? 離脱しようと考えたのはなぜですか?

(先生)まず、移民・難民がイギリス人労働者の仕事を奪っているとイギリスの一部の人たちが思っていることがあります。貧しい移民や難民はイギリス人労働者よりももっと安い賃金でも働こうとするので、雇用する側も低い人件費の人材を選びます。また、流入した移民・難民を政府が教育面や住宅の面で支援しなくてはならないことに対し、イギリスの人達が自分たちのことをなぜ優先しないのかと、不満に思っていることもあります。


【写真】貧困の様子を表現

(生徒)確かに不満がたまりそうですね。では、話題になっているイギリスやフランス・ドイツの移民はどこから来た移民なんですか?

(先生)イギリスやフランスには、元の植民地から歴史的に多くの人が移民してきています。たとえば、フランスの植民地だったアフリカの国からフランスへ移民することなどが、その例です。フランス語がわかるというのが、移民受け入れの理由の1つです。
ドイツは、人手不足の時に、トルコなどから多くの移民を受け入れました。このような移民は、EUの外からの移民です。

(生徒)EUの外からの移民なんですね。では、EUの中での移民というのはあるのですか?

(先生)
あります。ソ連が崩壊した後、ポーランド、チェコ、ハンガリーなどの東欧諸国がEUに加盟してから、EU加盟国間でのヒトの移動が自由なため、貧しい東欧諸国からイギリス・フランス・ドイツなどに多くの移民・出稼ぎとして移動しました。また、欧州の中ではいまだに貧しく若い人の失業者の多い、ギリシャ、イタリア、スペイン、ポルトガルという南欧諸国からの移民・出稼ぎも多いです。


【写真】世界地図とガラスの地球儀

(生徒)では、移民ではなく難民はどこからイギリスへ来たんですか?

(先生)シリアという国から来た難民が多いです。シリアでは深刻な内戦が続いており、多くの人たちが命を失う危険な状況にあるからです。

(生徒)そうなんですね。移民・難民の問題は、仕事などが絡む経済面だけの問題ですか?

(先生)それだけではありません。ヨーロッパの自国の伝統的な歴史・文化・宗教・慣習などが、外部から移動してきた人たちによって失われることに対する恐怖心が一部の人たちの中にあるように思われます。彼らは、仕事を奪われるという恐怖心も合わせて、移民や難民を排斥する運動を始めています。自国第一主義いわゆるナショナリズムが勢いを得ています。

(生徒)そうだったんですね。2019年3月29日、イギリスはEUから「合意なき離脱」となるのか気になりますね。

(先生)そうですね。そういえば、離脱しようと動く国もあれば、加盟してもらいたい国もあるのをご存知ですか? フランスとスペインの間にあるバスク地方は、スペインからの独立を求めて運動しており、EUに加盟したいらしいという話があるんですよ。


【写真】バスク地方

(生徒)加盟することによるメリットはなんなのでしょう?

(先生)独立したうえで、EU加盟により他の加盟国からも国として認めてほしいのでしょう。しかし、バスクのEU加盟は矛盾をはらんでいると思います。というのは、バスクの文化・歴史の独自性を発揮したいということで独立しようとしているのでしょうが、EUに加盟すると、他の国から移民や難民を含む人が自由に入ってくるようになるため、独自の文化・伝統が希薄化する可能性はありますよね。バスクの問題は、まさにEUの問題の本質を象徴していると思います。

(生徒)先生、本日はありがとうございました。また質問ができたらお願いします!

(先生)こちらこそ、ありがとうございました。

今回のインタビューコラムを書いてくださったのは国際学科の山下景秋教授です。

国際学科の学びについてはこちらから
投稿者: kokusai 投稿日: 2019/01/10 15:38
10月より国際学類※の学生3名が、「海外セミナー」という授業を利用してオーストラリアへ語学留学にいっています。今回は、英語文化コミュニケーション専修※の2年生である須黒 世梨さんが、オーストラリア現地より素敵なレポートを送ってくださいました。
(※2018年4月より、和洋女子大学は学群・学類から学部・学科に名称変更しました)

こんにちは。オーストラリアは夏真っ盛りです。こちらでの生活の半分が過ぎ、落ち着いてきたと同時にもう半分も過ぎてしまったなぁと月日の流れの速さを痛感しています。こちらに来てから全てが新鮮で新しく、毎日とても楽しいです。今は学校での試験も終わり3週間のホリデー期間に入っています。それでは、私のオーストラリアでのホリデーをお話しします。

まず、初めての「サマークリスマス」。ホストファミリーいわく「オーストラリアのクリスマスはプールで過ごすのよ」というくらい暑いです。オーストラリアではクリスマスは家族が集まる日。日本のお正月のような感覚で、各家庭が集まり団欒を楽しみます。街中のお店はもちろん、大型ショッピングセンターも閉まります。私もホストファミリーと自宅のプールで楽しみました。
クリスマスの食事のスタイルも違いました。私の家では、クリスマスランチを盛大につくり、晩ご飯や次の日までしばらくはその残り物などを食べます。日本でいうお節料理みたいな感覚です。残り物つまみにお酒を飲み、のんびりおしゃべりして過ごします。
盛大なクリスマスランチの際に、私を含むホストファミリーの子供たち4人それぞれが1品ずつ料理を作りました。私は「てまり寿司」を作りました。皆が美味しいと言ってくれたり、レシピを聞いてくれたりして、喜んでもらえたようで嬉しかったです。



【写真】みんなで準備したクリスマスランチの様子

NEW YEAR DAY、年越しはホストブラザーとハウスメイトと一緒にカウントダウンの花火を見にビーチへ行ってきました。2人は話すのがとても速いので、私は聞き取ることに精一杯なのですが、オーストラリアへ来た最初の頃に比べると、大分コミュニケーショーンが取れるようになってきたので嬉しいです。クリスマスと年末の期間は家族5人のイングリッシュスピーカーに囲まれて生活しました。自分の実力がまだまだだと痛感しましたが、英語しか使えないという状況が楽しかったです。


【写真】ホストブラザーとハウスメイト

【写真下】クラスメイト達とフォトスポットで記念写真

学校での留学生活についてですが、私のクラスは途中から日本人の女子が私だけになり、英語を学ぶには絶好のチャンスになりました。先生も生徒もアクティブで、とても陽気で明るいクラスです。クリスマスにはクラスメイトのブラジル人のお友達から誘って頂き、皆でクリスマスイルミネーションを見に行きました。このイルミネーションは遊園地などではなく、住宅街一帯で行われているコンペティションです。入場料等はかかりません。ブラスバンドが来ていたり、SNS用にフォトスポットが用意してあったりと、一般の住宅街で行われているのに本格的でとても盛り上がっていました。イルミネーションを楽しみながら英語で感想を言いあえて楽しかったです。

ホリデーの最後には、友達と世界遺産にもなっている「フレーザー島」へのツアーに参加しました。もちろん、ガイドは英語です。やはり苦戦はしましたが、新学期が始まる前の実力試しとしてはとてもいい機会でした。この島は電波が弱くスマホを使うことができませんでしたが、久しぶりにインターネットから解放されました。壮大な自然と美しい海に囲まれ、今まで見たことのない数の星を堪能し、とても貴重な体験をすることができました。一年の始まりに、良いスタートが切れたと思います。


【写真】年始に訪れた世界遺産にもなっているフレーザー島

このような感じで、オージーライフをとても満喫しています。楽しいことも多いですが、まだまだ英語は拙いですし、自分の実力に満足いかず落ち込み、負けそうなときもあります。しかし、出会うすべての人が優しく、人に恵まれ、そんな気持ちを忘れさせてくれます。全ての巡り合わせに感謝です。知らない事ばかりだった私がここに来て、たくさんのことを経験し、そして、これらのすべてが「これからの私」を作り上げているということをひしひしと感じています。まだ留学にきて半分ですが、本当に来てよかった! と感じています。クラスも一つ上のレベルに上がることができたので、まだまだ日々の状況に満足せず、私らしく残りの生活を楽しもうと思います。

須黒さんの成長意欲の高さにはいつも圧倒されます。このように、これから2月まで、毎月、現地の学生が現地レポートを送ってくれます。次回のレポートもお楽しみに!

■留学出発前の3名の学生の記事はこちらから
【在学生インタビュー】10月より国際学類3名の学生がオーストラリアへ半年間留学へ行ってきます!

■須黒さんの留学前の個別インタビューはこちらから
【在学生インタビュー】英語を見るのも嫌いだった私が、オーストラリア留学に行ってきます!

■国際学科の学びはこちらから

ブログ内検索

受験生の方へ

卒業生の方へ

一般・地域の方へ

企業・研究者の方へ

寄付のお願い

facebook

twitter

LINE

YouTube