投稿者: kango 投稿日:
2020/08/05 9:29
保護者各位
看護学部
学部長:刀根洋子
2020年度.新型コロナウイルス感染症禍における臨地実習に関する看護学部の対応策について
学生はじめ保護者の皆様には、新型コロナウイルス感染症の終息の目途も立たない中、日々入ってくるコロナウイルスの情報に不安を感じながら、自粛の毎日をお過ごしかと存じます。大学の授業はオンラインを中心に一部対面授業を始めております。特に看護学科の学生は、臨地実習というコロナ以外にも日々感染症と闘う保健医療福祉施設での実習をおこなって参ります。感染症は“うつる“ ”危険“ “怖い”ではありますが、医療はその「治療法・ケア、治療薬・ワクチンの開発」とウイルスをはじめ微生物との戦いの歴史でした。
学生の皆さんには、コロナ禍の中で実習を受け入れていただく施設において、「感染症に対して医療施設と医療従事者がどのように配慮し行動しているのか」を身近で感じ、医療者としてのチームスピリットを学ぶ機会にして欲しいと考えております。
そこで、医療者としては未熟な学生達が自分自身と患者様、利用者様の健康と安全を守り、実習をおこなうために大学は下記のように最善の準備を致します。保護者の皆様にはご理解の上ご協力いただきたいと存じます。
1.臨地実習に向けて学生自身が実施する感染予防策
① 実習前後2週間、実習中の健康チェック(チェック表に基づき実施し毎朝、教員に報告する)
*チェック表は大学指定のものを使用、備考欄に生活行動記録をメモしておく
*各自「体温計」を購入し、必ず実習に持参するようにする
*実習中止とする大学としての発熱の基準値は37.5℃(または個人の平熱よりも1℃程度の上昇の場合)だが、
その実習施設の基準値に従う
② 発熱等の症状があれば実習を休み、速やかに受診し、担当教員に報告する
③ 実習施設までの通学中のマスク着用
④ 実習施設での実習中のマスク着用(病院または大学より提供されたものを使用する)
⑤ 手指消毒剤の常時携帯と適切な使用
(1本目は大学が配布、2本目からは各自で指定の消毒薬を和洋サービスにて購入する)
⑥ 実習前後、実習中の適切な手洗い、うがいの励行
⑦ 昼食時、休憩時、更衣室でのマスクを外しての会話は最小限にする
⑧ 実習前後、実習期間中のアルバイトはしない
⑨ 実習前後、実習期間中の学生同士または、その他の会食はしない
⑩ 実習ユニフォームは、こまめに洗濯し常に清潔なものを着用する
⑪ 睡眠、食事等に気を配り規則正しい生活を心がける
⑫ 濃厚接触者となった場合は、直ちに実習担当教員および学生課に報告する
*明らかに実習以外での感染、濃厚接触が疑われる場合は、保健センターに報告する
2.看護学部および教員の対応策
① 担当教員は、実習担当学生の健康チェック表を確認し学生の健康状態を把握する
② 実習担当教員自身も健康チェックを行い、自己管理する
③ 実習施設、病棟、病院に新型コロナウイルス感染症患者が発生した場合は、当該施設、病院のマニュアルに
従って対応する(施設の指示に従い実習中止や継続を決定する)
④ 実習中に学生、教員の感染が発生した場合は、当該施設の実習をすべて中止する
⑤ 学生、教員が患者の濃厚接触者であることが明らかになった場合は、大学の対応マニュアルに従い個々の
事例によって判断する
⑥ 実習病院からPCR検査結果の提出を求められた場合:学生は、大学が指定した施設で指定した期間に検査を
受け、結果を教員に報告する(検査費用は大学負担)
⑦ 感染または濃厚接触による治療、検査にかかる費用は、学生保険「Will」で補償する
以上
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