和洋女子大学|学部・学科|家政福祉学科|学科ブログ

学科インフォメーション

家政福祉学科

08 05

投稿者: kaseifukushi
2015/08/05 16:24

相談援助とは、身体的な障害や精神上の障害を持っていたり、高齢や貧困などで生活の課題を持っていたりする人々の相談に応じて、社会福祉の専門的な知識と技術をもって助言を行うことをいいます。また、現在課題を感じていない人々への相談に応じるための様々な専門的アプローチを行ったりもします。社会福祉士の重要な仕事のひとつです。

 
 
この「相談援助の基盤と専門職」は、社会福祉士を目指す人にとっては必須科目となります。授業は前期・後期の通年の授業で、前期では社会福祉士の役割や、現代社会において相談援助がなぜ必要であるのかについて学びます。前期で相談援助の概要を理解した後、後期では、現在の相談援助がどのような歴史的変遷を経て現在に至ったのかを学びます。諸外国の動向や日本の相談援助の歴史を学び、現在に至る相談援助を学ぶことで、総合的な相談援助の全体像が理解できるようになります。

授業の中で担当教員の庄司先生は、相談を受ける際の「責任」について言及し、友達から相談を持ち掛けられた場合を例に挙げて、自分だったらどんなふうに相談にのるのか?無責任にひたすら相槌を打ち、一方的に友達の味方になるだけでよいのか?といったことを投げかけ、ただ全面的に肯定するのではなく、「その人にとって何が最善であるのか」を考えなければならず、相談を受けるということは、そこに「責任」が伴うことを意識するべきとのことでした。


 
また、社会福祉士に相談として持ちかけられる内容は多岐に亘り、貧困・養育・介護などさまざまなケースがあります。相談を受け、自立のための支援計画を立てて援助したり、適切な関連施設や制度を紹介するためには、まず自分自身が専門的知識を身につけている必要があり、かつ法律や制度は常に改定されるため、アンテナを拡げ、自分の中の情報を更新していくことも求められます。

福祉分野の対象は、従来の児童や障害や高齢者などの分野だけでなく、司法、教育、産業などにも広がっています。7月6日の授業では、千葉保護観察所から外部講師として招聘した保護監察官の山井淳さんより、「更生保護~立ち直りを支えるしくみ~」と題して、罪を犯した人の社会復帰についてお話がありました。講義では、更生と福祉の関わりについてのほか、再犯防止に必要なこと、保護観察所の仕事の一環として、現在は被害者への情報提供や、相談などの支援制度があることなどを挙げて、出所者の立ち直りを「住む場所」・「就職」・「相談」などの点で支援することで、結果的に再犯を防止し地域の安全へとつながること、そのために地域での更生の見守りが大切であることが語られました。

 
招聘講師の山井 淳さん

 
更生保護の必要性について


家政福祉学類の詳細はこちら

Tags:

ブログ内検索

受験生の方へ

卒業生の方へ

一般・地域の方へ

企業・研究者の方へ

寄付のお願い

facebook

twitter

LINE

YouTube