07
20
投稿者:
kodomo
2020/07/20 12:47
2年次前期に開講している専門科目『こどもと造形』では、こどもの感性と表現力や創造性を育む視点から、保育を展開していくために必要な理論と実践方法を学びます。2020年度は新型感染症の拡大に配慮し、遠隔授業と集合授業を組み合わせて授業を実施しています。
子どもが遊びの中で、かいたり、つくったりするものには、形や色にこだわらない素朴なものもあります。しかし、その子どもなりの思いや願いが込められており、保育者(保育士や教諭)は、子どもが何に心を動かし、何を表そうとしているのかを受け止めながら、子どもが表現する喜びを十分に味わえるようにすることか大切です。
7月7日の集合授業では、「子どもの絵の見方」について学びました。実際に子どもが描いた絵の事例をもとに、乳幼児の発達、気持ち(興味・関心を含む)、表現の技術、状況やプロセス等から多角的に考察しました。

【写真左右】集合授業の様子
学生たちは、子どもの造形表現 “絵” に対する“解釈の視点”と “表現の多様性”について理解を深めました。
<授業動画(一部)>
さらに、遠隔授業で作成した「変身カード」の作品展示会を開催しました。作品の展示会を通して、仲間の様々な作品に接することで、自身の感性に磨きをかけました。
開いてみると→ 
開いてみると→ 
<作品動画はこちら>
今回の授業を通して、「絵の見方」の理論的枠組みだけでなく、実際にお互いの作品を鑑賞し合うことで、一人一人の表現の違いや魅力について感じ、作品の見方や受け止め方について学びました。これからも、子どもとともに造形表現の魅力や面白さを感じられる感性豊かな保育者をめざして、さらに学びを深めていきましょう。
こども発達学科の学びについてはこちらから
Tags: