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投稿者:
kodomo
2019/09/17 13:56
9月5~6日の期間に亘って、こども発達学科の上村 明助教のゼミナールの4年生がゼミ合宿を行ないました。参加学生は4年生10名。9月5日は、教材研究を目的として、学生が幼児向けアクティビティを体験しました。アクティビティでは、「幼児向け準備体操ダンス(自作)」「走るとどうなる?フィンガーペインティング」「シャボン玉」「水風船」等を行いました。
学生は、『何がどう面白いのか?』、『どんな発見があるのか?』、『保育を展開する時の工夫すべき点はどこなのか?』等、体験を通して感じ考えました。

【写真】「走るとどうなる?フィンガーペインティング」の様子、学生たちが元気にポーズをとっています
活動の一つ「走るとどうなる?フィンガーペインティング」は、保育現場(造形表現領域)で馴染みのあるフィンガーペインティング※を運動あそびに応用することを試みたものです。足の裏に絵の具を塗って白い紙の上を走ったらどんな教材になるのか?という視点から学生たちが考え、実践することになりました。
(※フィンガーペインティングとは、自分の指や手を使い、絵の具の色を混ぜたり絵を描いたりする遊びです。)

【写真】足につける絵の具を準備する学生たち。4色から10色を作りました。

【写真】白い紙の上を走り抜ける学生
この教材は、こどもから大人まで楽しめることはもちろん、足の形や歩幅の大きさ、走り方の癖など、たくさんの発見や気付きに繋がるそうです。

【写真左】上村助教も学生たちと一緒に走る! 走る!
【写真右】足の形や歩幅を観察する様子
「10色つくる間に絵の具が固まりそうだから、水を入れて調整しないと!」など、意見を出し合って準備に取り組みました。また、ペインティング後は「赤い足跡はだぁれ?きれいな土踏まずで、良い足裏だね!」「オレンジの歩幅が大きい!」など、足の形や歩幅について、観察しお互いの気付きを伝え合っていました。
このアクティビティの後もシャボン玉や水風船を使用した活動を行いました。最終日は絵本の分析をするなど、充実したゼミ合宿となりました。
<上村助教からのコメント>
好奇心旺盛な学びに向かう学生の姿はいつもイキイキしています。
今回のゼミ合宿も学生が自ら企画し実施しました(冬に続き2回目!)。
この合宿では、日常の中で感じた素朴な疑問(やってみたいこと・気になっていること)が保育にどう結びつくのかを仲間と対話を重ね、体験を通して思考しました。合宿という一連のプロセスから得た『物事をどんな視点で捉えるか』、『どう思考するか』を将来に活かして欲しいと願っています。
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