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投稿者:
kodomo
2020/09/07 12:51
こども発達学科のカリキュラムは、4年間の学びを通して必要な単位を習得することで、幼稚園教諭1種免許状と保育士資格の両方の免許・資格を取得することができます。そして、実習については、4年間で幼稚園実習、保育所実習、施設実習の3種類の実習を5回、それぞれ2週間ずつ行います。
※実習の時期や配属方法など、詳しくはこちらの学科紹介動画をご覧ください(学科紹介動画、00:02:00~00:04:16頃)

※写真は2017年度および2018年度の幼稚園実習Ⅰの指導の様子です
今回は、新型感染症の影響を受けて、こども発達学科の実習がどのようになっているのか解説いたします。
Q. 新型コロナウイルス感染症の影響で教育実習に行けない可能性があると聞きましたが、免許や資格は取得できますか?また、保育者としての力は、きちんと身につきますか?
A. 免許・資格は、問題なく取得できます。保育者としての力もきちんと身につきます。その理由を少し詳しく説明します。
■免許・資格の取得について
●こども発達学科では、4年間で幼稚園教諭の免許を取得するための「教育実習」(幼稚園)と、保育士資格を取得するための「保育所実習」(保育所)・「施設実習」(児童福祉施設等)を行います。
●「教育実習」は文部科学省、「保育所実習」・「施設実習」は厚生労働省が管轄しています。現在、文部科学省と厚生労働省は、実習について大学側の柔軟な対応を認めています。新型感染症拡大の状況下でも、大学で学びを積み重ねることで、きちんと免許や資格が取得できますので安心してくださいね。
■万が一、実習ができなくなっても代わりの授業がある
●現在、こども発達学科では、感染症予防を徹底しつつ、学生一人一人が安心して実習できるよう、そして実習先の園の子どもや教職員の方も安心できるよう、大学と実習先が連携し準備を進めています。
●実習については、可能な限り実習先の確保に努めていますが、受け入れる園や施設の感染症対策等の状況も踏まえて、実習を行うことができなくなる場合もあります。実習ができない場合については、実習で学ぶはずの内容を学内またはオンラインでの授業に振り替えた対応をしてよいことになっています。
■実習の代わりの授業でも実習に負けない学びができる
こども発達学科は、理論と実践をバランスよく学べることが強みです。これまでの実践的な授業展開のノウハウと少人数制の特徴を活かして、実習の代わりの授業でも実習に負けない学びができます。実習担当の教員を中心に、学科の全教員がかかわりながら、さまざまな視点から保育実践について深く学べるよう工夫し配慮します。
<実習の代わりの授業の例>
●実習において園の先生や子どもとの関わりから学ぶ経験については、幼児教育・保育の現場経験が豊富な担当教員が、教員の現場経験、学生のこれまでの実習での事例、子どもの姿の動画教材等を活用し、教員と学生、学生と学生で討論し理解を深めていきます。
●実習において保育を計画して実践する経験については、指導案を作成し、模擬保育を行います。そして、優れた模擬保育を観察する、自分の模擬保育を振り返るといった内容により学びます。さらに、現職の保育者を招いてコメントやアドバイスを頂くなど、実習のように現場の先生から学ぶという経験もします。
■こども発達学科は、4年間で理論と実践力を身につける
●保育者としての専門性は、実習だけでなく、大学で学ぶ基礎的な科目、専門的な科目、実践的な科目などさまざまな授業で身につけていきます。さらに、授業以外の場面においても多様な専門分野の教員が、みなさんの学びたい気持ちに寄り添い、どのような保育・幼児教育の現場に行っても困ることがないよう、丁寧に指導を行います。
●大学での学びは4年間あります。1つ1つ確実に学びを積み重ねることで、免許・資格の取得はもちろん、保育者に必要な理論と実践力をしっかりと身につけることができます(もちろん、みなさんの努力も必要です)。
みなさんと一緒に学べる日を、心待ちにしています♪
ぜひ大学でお会いしましょう!

※写真は、2017年度および2018年度の幼稚園実習Ⅰの指導の様子です
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