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投稿者:
nihonbungaku
2015/05/28 11:25
「近世文学演習」は俳諧の古今集と称される『猿蓑』を読み、蕉風俳諧の面白さを味わう授業です。前期の「近世文学演習A」では『猿蓑』の下巻に収められている四歌仙を、グループ・ワークを取り入れた演習方式で読み解いていきます。本学では、グループ・ワークに最適なアクティブラーニング教室(通称:わよら)を2013年4月より導入。「近世文学演習」の授業は、このわよらを使って行っています。可動式の机や椅子は、グループ人数に応じてレイアウトを変えながら学習に最適な場づくりを実現。ホワイトボードの使用は、お互いの意見を共有しやすくし、双方向型のグループ学習と主体的な学びの効果が期待されます。
5月20日の授業では、ホワイトボードに各々のグループの解釈をまとめるワークを行い、「俳諧性はどこにあるのか」を追求していきました。今後は、お互いの意見交換やグループ発表などを行い、プレゼンテーションやディスカッションのスキルを上げていく予定です。

従来の講義形式の授業とは異なり、教員も学生たちの中に入っていき、授業が展開されます

1グループ、4~5人に分かれてグループ・ワークを行います

机や椅子だけでなく、ホワイトボードも可動式です
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