69 大学院 人文科学研究科（修士課程）、総合生活研究科（博士前期・後期課程）の2 科を有しています。学部卒業生だけでなく、社会人、留学生も高度で専門的な 研究をすることが可能です。一人の学生に対して多数の教員が対応する構成 のため、ニーズに合わせた指導ができ、各自が望む成果を上げることができます。 英語文学専攻 日本文学専攻 総合生活専攻 ・博士前期課程 ・博士後期課程 （男女共修） 大学院 人文科学研究科 総合生活研究科 詳しくはwebへ 英語文学専攻では、従来の英文学研究から大きく飛躍し、言語・文学・文化の 3分野を学びます。本専攻は人間存在の核である「ことば」を重視し、ことばの 観察を通じて人間を見ていくことを立脚点にしています。カリキュラムには言 語・文学・文化の特殊講義や演習、特殊研究などの科目が設置されています。 たとえば、英語で発信する力を養成する科目、英語教育の歴史を探求する科 目、世界の多様な英語に触れてみる科目、あるいは日英語の2つの世界を自由 に行き来しつつ、言語と文化の差異を媒介する翻訳論の科目などがあります。 ● 日本人が間違えやすい英語表現の分析 ● 日英色彩語の比較 ● Onenessの意識 ● A Study of Thomas Hardy-Tess in a Cosmic Journey ● Edgar Allan Poe の作品にみる女性像 「髪」と「眼」を中心に 修士論文テーマ例 ● 中学校教諭専修免許状（英語） ● 高等学校教諭専修免許状（英語） 取得できる免許 ■ 人文科学研究科 英語文学専攻 国際化が時代の要求でもある現代、日本の文学作品や言語・文化をしっかり 学び、自分で考え、発信できることは、ますます大きな意味をもっています。本 専攻では、文学作品は言葉を豊かに用いた先例であり、文化の精髄を表すも のだという認識のもと、上代から近現代に至る日本文学・日本語・日本文化に ついて広く深く学び、その特質を把握するとともに、課題に対して主体的に向き 合う姿勢をはぐくむための、教育課程を用意しています。過去に学びながら未 来を見通す力をつけた、日本のことをよく知る国際人の養成をめざします。 ● 「予母都志許売」考 ● 『源氏物語』「世づく」考 ● 夏目漱石研究――前期三部作の〈女性〉を中心に ● イメージする音楽と言葉 ――賢治作品の音楽に関する表現分析論 ● 近代語彙の日中比較――「自然」を中心に 修士論文テーマ例 ● 中学校教諭専修免許状（国語） ● 高等学校教諭専修免許状（国語） 取得できる免許 ■ 人文科学研究科 日本文学専攻 博士前期課程（修士課程）では、家政学を基本とし、生活全般に関わる諸問 題に対して、柔軟で創造的な視点で研究を行える基本的な能力の養成を目的 としています。生活に関わる衣・食・住の学問領域に加え、福祉・児童も組み込 んだ「生活科学」における高度な専門知識の習得と、これらの分野での研究を、 様々な専門領域を持つ教員陣の指導によって行うことができます。家庭科の 専修免許状取得に向けたより実践的な学びも可能です。管理栄養士の資格 を活かした臨床研究もでき、栄養学・医学・薬学・衛生学等の観点を加えた、 高度な栄養管理技能の獲得をめざすことができます。 ● 葉酸摂取に関連する妊娠高血圧症候群発症因子 ● 海藻摂取による食後血糖抑制作用とGLP-1 分泌促進作用について ● 衣料用素材の気化熱特性評価の確立と応用 修士論文テーマ例 ● 中学校教諭専修免許状（家庭） ● 高等学校教諭専修免許状（家庭） 取得できる免許 ■ 総合生活研究科 総合生活専攻 博士前期課程 博士後期課程では、家政学および広範な周辺領域に関わる諸問題に対して、 総合的視野と学際的視野を持つことで幅広い専門分野の連携を実現し社会 に還元できる成果を得ることを目的としています。大学や研究機関等での研 究者の育成のため、高度な実践的総合的な専門知識を獲得し、研究者として の能力を身につけた人材に、博士（家政学）もしくは博士（学術）の学位を授 与します。自ら研究テーマを立案し、研究を遂行した上で、研究成果の学会発 表や学会誌への学術論文の掲載が課せられています。提出された博士論文 は、和洋女子大学学術リポジトリを通じて公開されています。 ● 運動習慣と食事条件による脂肪肝予防メカニズムの検討 ● 保育所における乳幼児の手づかみ食べの発達過程およびその関連因子の分析 ● 食の質を決定する背景因子－－社会経済的要因・主観的健康感との関連構造－－ ● 居宅療養高齢者の摂食機能に適応する食物形態区分を用いた栄養指導法 博士論文テーマ例 ■ 総合生活研究科 総合生活専攻 博士後期課程 共 通 総合 科 目 で 開 講 専 門 科 目 で 開講
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